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「面白い仕事の条件とは(後編)」2500人と面談した採用担当が思う、就職活動⑤

■面白い仕事とは
前回は面白い仕事とは何か、特に"面白い"ということに焦点を当ててお話ししてきました。
今回はその流れでお話ししていきます。
まず、面白いと思える条件について振り返ってみましょう。

面白いと思ってしまう3条件
・自分で考えたことを
・自分で実行して
・結果を受け止めなければいけない時

これができる会社に入れると、ベンチャー企業であっても大企業であっても、仕事は面白くなります。
こう書くと、要は裁量権のあるところに入ればいいんじゃないの?って思われがちですが、裁量権って貰うものでしょうか。
裁量権というのは仕事で結果を出して徐々に得るものです。
では、そもそも自分で考えたことを、自分で実行して、結果を受け止める(仕事で評価されるためには良い結果を出す)ために必要なことって何でしょうか?僕はそれを"仕事力"と呼んでいます。

仕事力を掘り下げてみます。僕が思う仕事力とは次のとおりです。

仕事力とは、
1 専門知識(全体の2割)

2 戦略・戦術・実行(全体の8割)

1 専門知識
仕事をするうえで知識は欠かせません。
ただし、全体の2割程度のものだと思っています。スポーツでいうルールみたいなもので、ルールを知っていれば結果を出せる訳では無いですよね。もちろん、"知っていること"は前提として大事なので、まずは"勉強"しましょう。
では、なぜ2割なのかです。例えば、仕事をしていると人事異動があります。知識がなければ仕事が出来ないのだとするの、人事異動の度に仕事が全くできなくなってしまいます。
でも、仕事ができる人って、どこにいっても不思議と仕事ができるんですよね。それは、知識が凄いからだけではなく、戦略・戦術・実行ができるからです。もっとも、異動して間もないころ(仕事を始めて間もない時)は、最低限のことを知る(例えば会話のレベルについていく、その分野の言葉が分かる)ために、勉強しないといけません。ただ、3カ月しっかり勉強すれば専門家レベルはとても無理ですが、何となく分かるようになります。

2 戦略・戦術・実行
これが、仕事ではとにかく大事だと思います。
これをブレイクダウンしてみます。

・戦略=白紙に絵を描く力
・戦術=絵を具体的に形にするプランニング力
・実行=歯を食いしばってやり抜く力

自分で考えて、自分でやるためにとにかく大事なのは、この3つです。そうやって結果が伴い始めれば、勝手に仕事は面白くなっていきます。
そうなると、もはや仕事は病みつきになっていきます。笑
仕事が面白い→結果がでる→さらに面白くしたくなる→さらに仕事をする
といった感じですね。笑
次回以降は、この3つの力について書いてみたいと思います。

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