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寛容さの重要性『日本人特有の特徴』非言語的コミュニケーション①

はじめに

寛容さの重要性を視点を4つのテーマ3つ目『日本人特有の特徴』についての続き

外国人就労者を採用について、最も心がけることのポイントの
2つ
のうち『寛容さの重要性』について、続けて書いています。

今日は、寛容さの重要性を視点を
4つのテーマに絞り込んだ内の
3つ目『日本人特有の特徴』についての途中から、非言語的コミュニケーションの続きを
書きたいと思います。



オープンなコミュニケーション

3.日本人特有の特徴と寛容さ

日本人特有の特徴は、長い歴史と伝統、そして独自の価値観や慣習を持っています。これらの文化や慣習は、アジア諸国からの外国人就労者にとっては新しく、時には理解しにくいものとなることがあります。しかし、日本人の「寛容さ」は、これらの文化的な障壁を乗り越え、多文化的な職場環境での円滑なコミュニケーションを実現するための鍵となります。

日本人特有の特徴に対して、アジア諸国からの外国人就労者が適合できない場合に、日本人がどのように寛容に受け止め、働きかけるべきかについて書いていきたいと思います。

【1】内向性

【2】遠慮と謙虚

【3】非言語的コミュニケーション

日本人は、言葉で直接的に意見や感情を表現するよりも、非言語的な方法でコミュニケーションを取ることが多いです。これは日本文化の深層に根ざした特性であり、日常生活からビジネスの場まで多くの場面で見られます。

この特性は、日本人同士では高度な理解があるものの、外国人にとっては非常に理解しづらい側面があります。

非言語的コミュニケーションの具体的な側面

日本人が、非言語的コミュニケーションを用いる場面は多岐にわたります。これには、目の動き、顔の表情、体の姿勢、声のトーン、間(ま)と呼ばれる沈黙や一定の時間を置くこと、さらには文脈や状況に応じた行動などが含まれます。これは良い悪いではなくて、日本人の特徴として、どんな状況でどんな様子かを書き出していきます。


目の動きと顔の表情

日本人はしばしば目で合意を示します。例えば、目で「はい」という意味を伝えることがあります。また、微笑は同意、または、理解を示す場合があります。


体の姿勢

敬意を示すために、相手よりも低い位置に身体を置くことがあります。これは、特に、上司や年長者に対してよく見られます。私も、立って直立しているときに、身体、背中と丸めて、相手より顔を低くして接していることをやっています。


声のトーンと間(ま)

日本人は、声のトーンを変えることで、同意や不同意、疑問などを表現します。また、沈黙も重要なコミュニケーション手段であり、その沈黙には「考えている」「同意している」「不同意であるが言い出せない」など、多くの意味が込められています。


文脈や状況に応じた行動

日本人は、言葉ではなく状況や文脈から相手の意図を読み取ることが多いです。例えば、上司がコーヒーのカップを持ち上げた瞬間に、部下が、気遣いで、すぐに新しいコーヒーを入れるなど、言葉を交わさずとも、意の通った行動が取られます。

⑤空気を読む

日本の非言語的コミュニケーションにおいて「空気を読む」という概念はとても重要です。この「空気を読む」とは、言葉にされていないが、周囲の人々が何を考え、何を期待しているのか?を感じ取る能力を指します。

◎会議での沈黙

日本のビジネス会議で、上司やリーダーが何かを提案した後に沈黙が続く場合、その沈黙は「空気を読む」タイミングとされます。この時に、部下やチームメンバーは上司の提案に対する周囲の反応を感じ取り、それに応じて自分の意見を言うかどうかを決定します。重要な厳しい局面での会議や目上の立場の方々が多い緊張した会議では、私もかなり、周囲の反応を、敏感に感じ取ろうとしていますね。

◎食事や飲み会

社外での食事や飲み会でも、誰が何を飲みたいのか、誰がどのタイミングで帰りたいのかなど、多くの非言語的なサインが飛び交います。例えば、グラスが空になった瞬間にすぐに注ぐ、とか、すぐに上司の新しいおかわりを代わりに注文するといった行動は「空気を読む」一例ですね。

◎プライベートな場面

友達や家族との関係でも、「空気を読む」は重要です。例えば、誰かが悲しい表情をしている場合、その人が何も言わなくても、その感情に対応するために、周囲は適切な行動を取ります。ただ、考えてみましたが、これは、海外映画やドラマでもよく観られるシーンもあります。外国の国でも、同じ行動、反応をすると思いますから、日本人特有の特徴とはならないかもしれないですね。

この「空気を読む」文化は、日本人にとっては、とても自然なものですが、それが外国人にとっては、とても難解であり、ストレスを感じる原因ともなります。

次回は、その非言語的コミュニケーションの事例を見て対応策を考えていきたいと思います。


日本は、将来の日本の社会のために、
より良いしくみを構築できるはずです。

お読みいただき、本当にありがとうございます。


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