見出し画像

インドネシア HARI CINTA PUSPA DAN PAHLAWAN NASIONAL 国家的なお花と動物への愛情の日


はじめに

日本と同じように、インドネシアでも、様々な国家的な日、国民の祝日があります。

文化の日をはじめ、宗教の日、学生の日などの国家的な日が、たくさんあります。そのひとつは、HARI CINTA PUSPA DAN PAHLAWAN NASIONAL (国家的なお花と動物への愛情の日)という日があります。
 
インドネシアでは、様々な動物は、もちろん、植物やお花も、たくさんあります。そのインドネシアや地球上の生きる生命の恩恵に、感謝するように、インドネシア国家は、お花と動物の為の日を伝統的に定めてくださったといいます。

今日は、実は、昨日が、インドネシアの国家的なお花と動物への感情の日であり、このことについて、書いていきたいと思います。
 

1. 歴史

環境保護や生物多様性を促進するために、特定の日を、生物多様性や自然保護に関連するテーマで祝うこととして、定められました。11月5日は、国家的なお花と動物への愛情の日となりました。

この制定は、インドネシアの第2代目の大統領、スハルト(Suharto)大統領により、署名されました。

1993年の第4番目のインドネシアの大統領の決断と呼ばれているそうです。

※インドネシアの2代目の大統領はスハルト(Suharto)です。彼は1967年に大統領に就任し、1998年に辞任するまで、約31年間にわたってインドネシアを統治しました。

President Suharto, (Wikimedia Commons)


インドネシアでは、様々な動物をはじめ、植物やお花が、絶滅危惧種もあったり、大切にするために、国民が、このことに意識するように、国家的なお花と動物への愛情の日が、定められました。

インドネシア政府の公告によると、2018年第92番の政府法制により、保護されている植物や動物は、919あったり、いたり、しています。

人々が、自己勝手に、動物や植物を狩ったり、採ったり、しないように、この法制を整備しました。
 

2.目的


①国民が、動物や植物に愛情や思いやりを持つ
よう、インドネシアが、豊な国であることにも、感謝するように。

②動物や植物の保全や保護や頭数等を増加させるように、動物や植物についての研究も、増大するような願いがこめらています。

環境保護や生物多様性を促進する目的となっています。

3.保護されている動物や植物

保護されている動物の中で、空を飛ぶ動物、水中を泳ぐ動物、地域の土地に住む動物のような代表的な動物がいます。その代表的な動物を、調べてみました。

① 地域の土地に住む動物

KOMODO(コモドドラゴン)、コモドドラゴンも、国家的な動物に、指定されました。インドネシアにしかいない動物、NUSA TENGGARA TIMUR(ヌサ・トゥンガラ・ティムル)島のPULAU KOMODO(プラウ・コモド)から来た動物です。それに加えて、コモドドラゴンの逞しさと強さは、インドネシアの代表的な性格だと思われます。

② 水中を泳ぐ動物

IKAN SILUK MERAH(赤アロワナ)は、国の魅力的な動物に決定されました。この魚はインドネシアの川を泳いでいて、主に、KAPUAS川(カプアス)です。綺麗な茜色の魚として、とても魅力的があり、ひげの形も他の魚とは、違います。

赤アロワナは、世界中で、販売され、インドネシアで、大人のようなものなら、値段は、 IDR 6.800.000(日本円で約65.000円位)です。

③ 空を飛ぶの代表的な動物

空を飛ぶの代表的な動物(絶滅危惧種の動物とすること)
ジャワクマタカは、全滅しそうな動物になります。

ジャワクマタカの特徴は、頭には、12センチの冠のような鶏冠があることです。翼の長さは約110~130センチもあるので、飛んでいる時に勇ましく見えます。ジャワクマタカは、GARUDA(ガルダ)というインドネシアの象徴に似ているので、インドネシアのマスコットに決定されました。

 

国家的なお花も3つあり、次ようになります。


① 国民の代表的なお花

特徴あるいい香りがするBUNGA MELATI(ジャスミン)は、1990年に、インドネシア国民のお花に、指定されました。

ジャスミンについても、深い哲学があり、綺麗な白さは、国の聖なる象徴と考えられて、まっすぐで、素直な、インドネシア人の性格を象徴する代表的なお花でもあります。

そして、また、遥か、昔から、ジャスミンは、結婚式とお葬式にはなくてはならないものになっています。

 
花嫁の飾りの部分になるジャスミン。。。

棺桶の飾りになるジャスミン。。。

② 国の魅力的なお花の代表

ANGGREK BULAN(ムーンオーキッド)といお花は、1993年において、第2代目のSOEHARTO大統領(スハルト)の奥様、※ファティマ・シティ・ハルティナ(Fatimah Siti Hartinah)夫人に、お国の魅力的なお花として、指定されました。

※ファティマ・シティ・ハルティナ(Fatimah Siti Hartinah)は、インドネシアのスハルト元大統領の妻であり、インドネシアのファーストレディとして長年にわたり国内外で活動しました。彼女は一般に「イブ・ティエン」として知られており、これは敬称で「母ティエン」という意味です。

イブ・ティエンは1923年に生まれ、1996年に亡くなるまで、スハルト大統領とともにインドネシアの政治の第一線で活動しました。彼女は公共の福祉活動に積極的で、特に女性や子どもの福祉向上に貢献しました。また、多くの社会福祉団体に関わり、慈善活動を行っていました。

イブ・ティエンは、夫のスハルトがインドネシアを統治していた新秩序(Orde Baru)時代の間、国内の政治的なイベントや社会的な行事においても重要な役割を果たしていました。彼女はまた、スハルト大統領の政治的なパートナーとしても見なされ、夫の政治的なキャリアを支える中で、インドネシアの女性の地位向上にも影響を与えました。

イブ・ティエンの死後、彼女の名前は多くの場所や機関に、名付けられ、彼女の社会への貢献を、記念しています。

ムーンオーキッドは、5枚の花びらがあり、インドネシアの5つの象徴(PANCASILA)と同じ数があるので、とても崇高で勇敢で美しい魅力があります。

そして、このお花も、よく、※BATIK(バティック)の柄にされます。

※バティック(Batik)は、インドネシアの伝統的な布染め技法の一つで、特に、ジャワ島で発展しました。この技法は、布にワックス(ろう)を使用して染料が、浸透するのを防ぎながら、複雑な模様やデザインを、描くことによって、特徴づけられます。バティックは、インドネシアの文化的アイデンティティの一部として、とても重要であり、2009年には、ユネスコの無形文化遺産リストにも登録されました。


③レアなお花

スマトラ島に発見されたBUNGA RAKSASA(ギガントのお花)・REFLESIA ARNOLDI(ラフレシア・アルノルディー)は、インドネシアレアなお花です。

なんと、長さは、約5メートル、ダイヤメートル、お花の中の円周を測定値は、約1.5メートルであるからこそ、ギガントのお花と呼ばれます。

1993年。ムーンオーキッドと、同時に、国家的なレアなお花に指定されました。

他のお花と違い、この花は、咲いている際には、腐るお肉のような匂いがします。なので、インドネシア人はこのお花のことを、BUNGA BANGKAIと、呼んでいます。

BUNGAはお花という意味で、BANGKAIは死体という意味なので、死体のお花のことになります。。。



 国家的なお花と動物への愛情の日の当日には、インドネシア人のみなさんは、よく、自分の写真や好きな動物や植物を、(国家的なお花と動物への愛情の日、絵柄)を使いながら、楽しみます。愛情が深まるように。。。

昨日、2023年11月5日、今年の絵柄は、次のような可愛いデザインです。


インドネシアを身近に感じて頂けると嬉しいです。

最後まで、お読みいただいて、本当にありがとうございます。


#インドネシア #ジャスミン #ムーンオーキッド #ラフレシア・アルノルディー #スキしてみて #最近の学び #少数民族 #共生社会 #アイアジア #Aasia #毎日note #外国人就労者 #海外労働 #技能実習生度見直し #特定技能 #技能実習 #安全 #安心 #感動 #北海道

この記事が参加している募集

スキしてみて

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?