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ベトナムの多様性と統一性について-66-タグラク省⑥エデ族①


1.ベトナムに生きる、エデ人の美しい神秘的な文化
はじめに

ベトナム南部経済第一位の
大都市ホーチミンから
北東へ車で約7時間半。
ダクラク省がある。

省都はバンメトート市。
省名のダクラクは
エデ語で「湖水」という意味。

ベトナムの中部と南部の
真ん中、中部高原地帯に
位置する。

北はザライ省に
東はフーイエン省と
カインホア省に
南はラムドン省と
ダクノン省に
西はカンボジア(モンドルキリ州)
に接している。

私たちの職場の仲間たちのひとりの
出身地でもある。

台風被害や豪雨で
住む家も流されてなくなり
絶望の生活を送ってきた歴史を
明るく話してくれる職場の
仲間たちに感謝したい。

彼女はキン族(ベトナム人)であるが
少数民族のエデ族について
話しを聴く機会がありました。


ダクラク省は、王朝時代から
フランス植民地時代を通じて

キン族の土地というよりは、
エデ等の山岳民族の首長によって
治められた地であった。

近年のキン族の入植に
対する反感もあり
民族問題が比較的少ない
ベトナムにおいて
時折騒乱事件が起きる地
でもある。

エデ族は、伝統的にベトナム中部と
カンボジア北東部に住んでいた
民族グループです。

ベトナムでは、
エデの人々はベトナムの
54の民族グループの
の中で認められていて、
2019年のエデの
総人口は402,100人。

主にベトナムとカンボジアなどに
に住んでいると聴きました。


エデ人はオーストロネシア人種グループ
に属しています。

エデ族には、
カンボジア、
ベトナム、タイ、
米国、カナダ、
フランス、
フィンランド、
スウェーデなど、
世界中の国々に住む
約490万人が
含まれていると
言われています。

特に、ベトナムの
中央高地であるダクラク省は、
エデ族の長年の先住民族の故郷です。

これは、インドシナに
長い間存在していた
太平洋諸島のマレー語を
話す民族グループの
子孫である民族グループです。

エデ族のダクラク省の
先住民族の伝統は、
マレー系ポリネシア語を話す
民族グループの島の痕跡を示す
家父長制のままです。



古い統計で、2009年の人口の
国勢調査によると
ベトナムのエデの人々の人口は
331,194人で
59の省と都市のうち63に
居住しています。

エデの人々は以下の省に集中して
住んでいます。

  • ダクラク省
    (298,534人、ベトナムの省人口の17.2%、
    エデの総人口の90.1%を占める)、

  • フーイェン省  (20,905人)、

  • ダクノン省  (5,271人)、

  • カインホア省 (3,396人)。

  • その他、カンボジア、米国、カナダ、北欧諸国などの他のいくつかの国にも少数のエデ人が住んでいますが、公式の数字は入手できません。


エデの人々が
主な農民であり、
特にピンイングループは
古代の方法で働き
土地を耕して鍬で
くわえる代わりに
水牛を使って土地を
踏み開拓していきました。





農業に加えて、
畜産業、
狩猟、採集、
釣り、編み物、
製織を営んできました。


畑では、主な作物が
米であることに加えて、
トウモロコシ、ジャガイモ、
ひょうたん、たばこ、
かぼちゃ、たまねぎ、
ピーマン、綿があります。


エデ人の特徴は輪作
すなわち耕作地の他に
肥沃度を回復するための
休耕地もあります。


エデの人々は
工業作物の
農産物の生産と
自分自身を家族の
生活のために
自給自足します。


コーヒー、ゴム、
コショウ、ココアなど

農業には、水牛、赤牛、
象の飼育が含まれます。

ダクラク省の人々は
自身の枝編み細工品、銅のボウル、
木工品、宝石類、陶器を作ります。


〜 次回に続きます 〜


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