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\最近の若い人が、本当に求めてるものってナニ?/
最近企業の方とお話をするたびに、何十回何百回と聞く声がこれです。
・新入社員の採用に困っている
・会社説明会をしてもなかなか興味を持ってくれない
私なりの答えをお伝えしますね。
大切なことが、すっぽり抜け落ちているかもしれません。
①企業の伝えたいことを伝えている
採用チームで働いている講座生さんから、こんなメッセージを頂きました。
「新卒採用に悩みを抱えています。学んだことを上司にシェアしていますが、トップダウンの社風に合わないからと却下されてしまいます。
でも今回は、『今まで起承転結で会社説明会をしていたけれど、順番を組み立て直してプレップ法でやってみよう』と良い反応をもらえました!」
講座をスタートして1ケ月で仕事に生かしてくださるなんて、最高に嬉しいです。
嬉しくて何度もこのメッセージを読んでいたら、トップダウンの会社、起承転結の説明と何となくこの背景が透けて見えました。
それは、企業が伝えたいことを伝えたいように話しているということです。
②自分の伝えたい事=相手の知りたい事とは限らない
みなさん企業説明会をイメージしてみてください。
「当社は創業何年で、創業者が誰々で、現在はその息子である誰々が継いでいます…」
悪くないですよ。
でも私は話し方の先生なので、企業説明会に限らずいつもこれを意識しているんですね。
自分が就職しようと思う会社の一番知りたいことは、創業者の名前かしら?
つまり、自分が話したいことと、相手が聞きたいことがズレているっていうことです。
企業が説明したいことではなく、説明会の参加者が気にしていることを伝えないとダメなんです。
③聞きたい人の目線になって聴く
私たち年上の上司や経営者の方々がお伝えしたいことと、若い人たちが知りたいことってすごくズレています。
「最近の若い人たちって何考えてるの?」
って思うのであれば、まずその若い人たちが思っていることをヒアリングする。
自分の会社にいる最年少の方たちと同じ目線になって、どういうものなら見たい?聞きたい?ってこまめに拾っていく必要がありますよね。
結局、人事も採用も全部コミュニケーション。
言いたいことと聞きたいことがズレていれば、それは採用も上手くいきません。
今日は話し方から話が少しそれてしまいました。
でも新卒採用に限った話ではありません。
人間関係に悩んでいる方は、自分の意見を通すばかりでなく相手の話を否定せずにまずは聴く。そしてそれに合わせてこちらも何か提案をしてみて下さいね。
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