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\心をガッチリつかむ魔法のテクニック/#113


「この人の言うことだったら信用できそうだ」
「ぜひやってみたい」

と、相手が感じる伝え方ができたらいいと思いませんか?
でも実際は自分の言ったことが伝わらない。
自分の言葉を相手の心に届けるのって、本当に難しいですよね。

今日はあなたの言葉が相手の心に届いて、
この人の言うことは信頼できそうだ。と思わせるテクニック、両面提示のお話です。




①両面提示とは


両面提示とは、物事の良い面と悪い面の両方を伝えることです。
良い面ばかりではなく、悪い面も伝えることで話に信憑性、信頼性が生まれます。

例えば、すごくおいしいマグロがあったとしましょう。片面だけ伝えるとこんな感じです。

「このマグロおいしいんです。口に乗せた瞬間トローッととろけます。そして甘みがある深い味わい。」

これだけでも魅力的ですが、両面提示だとこうなります。

「実はこのマグロ、解凍にかなり時間がかかります。食べられるようになるまで常温で12時間置いてください。
その代わり、ゆっくりと解凍に時間をかけたマグロは、舌に乗せた瞬間とろけます。そして甘みのある深い味わいがゆっくり舌の上で広がります。
焦らずにゆっくり解凍すればするほど、ドリップが出ないおいしいマグロが食べられるんです。」

②両面提示の効果


ただ「おいしい」だけでなく、「解凍に時間がかかる」と一回落として、「その分よりおいしいマグロが食べられますよ」と持ち上げます。

感情のアップダウンができることと、「この人は物事のいい面ばかりではなく、デメリットもちゃんと伝えてくれる」という信頼感が生まれます。

これが両面提示の効果なんです。


③信用されるコツ


相手に信用される話し方のコツとして、わざとネガティブな情報を最初に伝える方法があります。

人にオススメするとき、良いところだけを言うと相手は何となく逃げ腰になります。そこにネガティブな要素を含めることで、人の心ってグラッと動くんです。

株式会社ネクサーが行った調査では、お客様がお店を探すときに良い口コミと悪い口コミが両方あるお店の方が信用できると答えた人がなんと88%。
悪い口コミもある方が、真実味を帯びて信頼できるんです。


④両面提示を日常に取り入れる


このテクニックは、普段の生活にも使えます。

例えば部下が辞めたいと相談されたとき、
「確かに厳しい仕事だよね。でも、20年後もAIには奪われない仕事だから頑張る価値があるよ。厳しいからこそやり続けられる人が少ない。ここが君の頑張りどころだよ。一緒に頑張ろう」と伝えます。

こうして両面提示を使うことで、相手のやる気を引き出しやすくなります。

だから、ぜひ皆さんも商品を売るときはもちろん、日頃の生活で相手を説得したり心を動かしたりするときに、両面提示の魔法を使ってみてください。


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