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地元を知る

おはようございます。
本日までの3連休で
鹿児島を賑やかにしているのは
5年に1度の
全国和牛能力共進会の第12回大会が
開催されているためです。
鹿児島県は5年前に総合1位を獲得し、
チャンピオンとして臨む
今年は地元開催ということもあり
とても気合が入っていたようです。

大会2日目の昨日は
種牛の部と肉牛の部の最終審査があり
6部門でトップの評価をいただいたようです。
今日まで大会が行われ総合順位が決まります。

鹿児島は
特産品が
他県に比べても
非常に多くある県です。

その背景には
農家の人たちや
生産者の方々の
日々の努力や苦労があることを
県民全員が誇りに感じ、
鹿児島県を
盛り上げなければならないと
感じました。

高知に出張に行った際にも感じましたが、
地元の特産品がどこに行けば手に入るのか、
どこに行けば生産者に会えるのか?
実は鹿児島県では
このような情報が意外とありません。

枕崎の鰹、
大隅のカンパチ、
桜島の桜島大根や桜島子みかん、
福山の黒酢、
薩摩揚げにお茶、薩摩切子や大島紬。
黒牛、黒豚、薩摩鶏・・・
あげればキリがないほどの特産品が鹿児島にはあります。

そのほとんどが
県外の方々に愛されています。

しかし、
地元の人々はいかがでしょうか。
首都圏の流行に飲み込まれ、
輸入やコンビニ商品に染まり、
鹿児島県民が
鹿児島特産品に
触れる機会はあまり多くありません。

これだけ多くの特産品がある県はとても珍しいのです。
私たちは外に向けてアピールできる
本物の商品をたくさん持っているのです。

地元を知り、
地元の特産を知り、
地元県民性を深く理解し、
生産者の思いをしっかりと
地元に浸透させること。

私たちスーパーは
まずこのことから始めなければなりません。
自信を持ってアピールできる地元食材が
いくつもあることに
誇りとプライドを持ちましょう。
そして
県民全体で日本全国、世界に誇る
特産品都市として発信していきましょう。

商品を知り、
お客様を知り、
地元を知り、
世の中を知る。

物語を
多くのお客様に知ってもらうためには
深い知識と広い視野が必要です。

部門に固執し、
素材の提供に
こだわっていては
その物語の根底にある
思いには辿り着けません。

部門を超え、
製造しお客様の食卓に並ぶまでの
プロセスをしっかりとサポートできる
売り場展開を押し進めていきましょう!

今日も1日よろしくお願いします!

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