『A4サイズのセンチメンタル Review』 ココロの処方箋⑶
一時期、予備校バブルと呼ばれた時代がありました。世間から少し遅れて、1990年代後半から、2000年代初頭くらい。ごく短い期間でしたが、予備校講師の多くが、高級外車を乗り回し、毎夜、酒池肉林の贅沢三昧。僕も例外ではなく、当時は飲食費だけで、日に10万円以上ということもザラでした。そんな時代が長く続くはずもなく、急激な少子化の影響で、大半の予備校が雇用人員(講師)を削減。単価(概ね時間給です)も右肩下がりで、多くの予備校講師が緊縮財政を余儀なくされました。中には、当時の感覚が