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【中学受験】なぜ帝塚山学院中は関西最多受験者数を誇るのか?

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今津です。

大阪・十三で書いています。

実は今日、帝塚山学院中(大阪)の塾説に行ってまいりました。

そこで得た情報とともに、なぜ2024年度中学入試において関西の女子私立中学校の中で受験者数ナンバーワンに輝いたのか、その人気の秘密に迫ってみたいと思います。

【2024年入試・関西女子中で受験者数ナンバーワン】

ここ10年ほど、グイグイと帝塚山学院の人気が急上昇しています。

2024年度入試において、受験者数が1881名(のべ数)になりました。

関西において、女子校の人気はかなり低くなってしまっています。

詳細をここで言えませんが、「いよいよウチも共学にすべきだろうか…」とボヤいている女子校幹部を見かけたことがありますw

帝塚山学院中は大阪市住吉区にある、1926年創立の歴史ある女子校です。

関西にはよく似た名称で「帝塚山中」があります。これは奈良市にある共学の私立校で、両校には関係性がありません。

大阪の帝塚山という地名がありますが、奈良にも帝塚山があり、両校とも校名はそれぞれの地名からついています。

関西人でも時折混乱することがあります。

なお、帝塚山学院は幼稚園から大学まである総合学園です。帝塚山学院中・高の姉妹校として帝塚山学院泉ヶ丘中・高があり、こちらは共学です。

【どうして人気が出始めたのか】

いくつか要因があります。

まず、大阪の帝塚山という閑静な高級住宅街の中にある点が挙げられます。

いわゆるお嬢様学校として古くから定評があり、生徒一人ひとりが上品な雰囲気に包まれているイメージがあります。

すべてにおいて丁寧さを感じられるのが帝塚山学院の特徴ともいえます。

一度入試説明会に足をお運びになられれば、ワタクシの言っていることを理解いただけるでしょう。

高校になると、音楽コースや美術コースがあり、これも上品な学校のイメージを醸し出す理由の一つかもしれません。

ですが、なんといってもこの学校、「関学コース」を設置したことが超人気校となった一番の理由でしょう。

帝塚山学院大学を有しているのですが、関西(かんせい)学院大学へ事実上進学を保証されているコースができてから、急に受験生が増えました。

合わせて、レベルもグイッと上がりました。

ワタクシ、以前に住吉区でフツーの個人塾をしていましたので、関学コースができる前の帝塚山を知っていますし、住吉区時代に中学受験で何名かお世話したこともあります。

その頃と比べると学校の雰囲気こそ同じですが、合格していく層が1ランクも2ランクも上の子なんです。

それでいて、実はオトクな学校です。

五ツ木駸々堂模試の偏差値で言うと、上のコースであるヴェルジュ・エトワールコースで入試解禁日の午前(つまり一番受かりやすい日程)では50となっています。

人気の関学コースで同様に53です。

おいしくないですか?

浜や日能研の数字ではないですから。駸々堂の数字ですから。

たった53で帝塚山学院の上質な校舎・品のいい雰囲気・丁寧な指導を受けられる上に、関西学院大への進学が事実上約束されているんですから。

関関同立系の学校、という目線で53という数値は、もはやあり得ません。

それは人気が出て当然です。というより、狙ってる感すら感じますw

初日午前以外の日程で、それぞれ偏差値がプラス3ですから、そのお得感を狙って、難関校の併願校として受験する子が殺到しています。

具体的な校名を出すと、清風南海・四天王寺・大阪桐蔭あたりの受験生が併願校として多数受けにきています。

また、関関同立系の付属校の併願校としてもジャンジャン受けに来ています。

人気があるのも十分納得できます。

また、ここ数年連続して医学部医学科への合格者も輩出していますから、関学以外への進学指導もバッチリです。

【部活動で全国優勝の有名チームも】

この学校、以前よりダンス部が全国レベルです。

2024年の日本中学ダンス部選手権の全国大会で優勝しています。

また高校においても2024年の高校のダンス部選手権の全国大会で優勝しています。

この部に入りたくて入学してくる生徒も一定数いるはずです。

【狙っているならばプレテを受けるべし】

この学校、プレテストを実施しています。

2024年では10月5日土曜と11月30日土曜にあります。詳しくは学校ホームページでご確認ください。

また、10月5日のプレテストについては、10月19日土曜にプレテスト分析会・個別アドバイス会が実施されます。

さらに、E入試というのがあります。1日目の夕方の入試なのですが、このE入試の過去問題は赤本には掲載されていません。

この赤本に掲載されていないE入試の実際に出題されたものを使って、演習と解説を行う合格対策講座も行われます。これは2024年11月2日土曜です。

ぜひお運びください。

※この記事をYouTube動画でも配信しています。みなさまラジオのようにお聴きになっていらっしゃいます。よろしければどうぞ。

https://www.youtube.com/channel/UCXjRog4hrGgalEXcpjU4azg

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