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【中学受験国語】どうして塾の国語の授業だけで成績が伸びない?

東京・大阪・名古屋の中学受験国語専門塾

パワー読解新宿・大阪国語

https://osaka-sokudoku.jp/jukenkokugo/

今津です。

大阪・十三で書いています。

【そもそも塾の授業って、どんな進め方をしているの?】

わからないことは塾の先生に聞けばよい。

そうお思いの方が多いかもしれません。

実は、あまりそうでもないのです。

一般的な塾、つまり「集団指導」の塾において、わからないことを一つひとつクリアできるような環境って、実はありません。

なぜならば、塾の国語の授業って、次のような感じで進んでいくからです。

まず解かせる

  ↓

丸付け・正解を前に板書

  ↓

どのくらい正解したかを挙手などさせて確認

  ↓

次の問題を解かせる

どうでしょうか?

何かお気づきにならないですか?

そうです。解説がありません。

丁寧なセンセーならば、解説がいくらか入ってきます。

でも、解説なんてジャンジャン入れたら、あらかじめ予定されている内容が消化できません。

大手塾の場合、入試日をゴールとして逆算してカリキュラムを作成しています。

そのカリキュラムは結構タイトに作られています。

すき間がないのです。

だから、目の前の生徒がメチャクチャな出来だったとしたら、フワッと見捨てて次の問題へ進みます。

ある程度できるお子さまならば、「なんで間違ったんだろう?」と自問自答して自己解決していきます。

ところが、国語が苦手なお子さまの場合はそんなことしません。

正解を見て、何となくできたつもりでいます。

なぜそんな答えが出てくるのか、ぼんやりとわかったつもりになっているだけで、何の力もついていません。

一方、講師としては、目の前のお子さまが理解できていないのを見なかったことにして次の問題へ進んでいきます。

ここで次の問題に進まずに、ねっちょりと問題の解説を行うセンセーもいなくもないです。

ただ、そんなことをしていたら、とにかくカリキュラムに遅れが出ますから、そのセンセーは上長(教室長や教科トップ)から小言を言われるのがオチです。

だから、どんどん前に進んでいくのです。

【国語がキライなお子さまに未来はあるのか?】

そのような状態だということをお知りになった上で、冷静に考えてみてください。

あなたのお子さま、塾の授業で国語が伸びるでしょうか?

しっかり読めて、あとは解き方だったりとか数をこなせばいい状態ならば、実はこの授業形態って意外に伸びたりするんです。

しかし、そもそも読めていない、読解力のないお子さまの場合は悲惨そのものではないでしょうか。

この場合、早急に読解力を身につけていただく必要があります。

読解力がないと、読めません。

だからといって、読まないで問題を解くとかは言語道断です。

目隠しをして自動車を運転するようなものです。

このまま何もせずにいると、入試当日もこのままです。

受かりますでしょうか?

公開模試も同様です。

延ばせそうですか?

授業の様子を知ったら、伸びる感じがしないのではないでしょうか。

きちんと対処をすべきです。

ちなみに、お通いの塾に相談に行ったとしても、おそらくたいした解決策を目の前に出してきません。

系列の個別指導教室を紹介されるのが関の山です。

どうすれば読解力を伸ばすことができるのか、その明確な解決策を持っていないからです。

【特定の病気に特化した病院】

たとえば、体調がすぐれなかったとします。

近くのいつもお世話になっているクリニックの先生にまずは診てもらいますよね。

すると、気がかりなことを発見したクリニックの先生は、紹介状を書いてより大きな病院に行くようおっしゃったとします。

大きな病院に行ったところ、そこの先生も難しそうな顔をしている。

聞くと、あまり症例のない特殊な病気にかかっている可能性が高いとのこと。

このとき、どうなさいますか?

この目の前の先生ですらあまり知らない病気に自分がかかっているんです。

このまま、この先生に自分の体を託しますか?

託すのもアリですが、なかには「この病気を専門に扱う先生がいるはずだ」とわずかな望みを持って必死に探す方もいることでしょう。

そして、本当に専門の先生がみつかったとします。

恐る恐る診察室に踏み入れて、先生に聞いてみます。

すると、先生はこともなげに

「ああ、私にとってあなたのご病気は毎日毎日みている病気ですから、どうってことありません。」

なんて言われれば、本当に救われた気持ちになりますよね。

さらに「絶対とは言い切れませんが、かなりの確率で回復なさっていますよ。」と言われたら、いかがでしょうか?

もう、本当に救われた気持ちというか、うれしさでいっぱいになりますよね。

さて、病院と病気の話にたとえましたが、これを塾と読解力に置き換えてください。

ワタクシのやっていることは、まさにそのようなことです。

毎月毎月ひっきりなしに国語でお困りの方がおみえになって、大変な思いをなさっていることをワタクシに伝えてこられます。

一方、ワタクシにとってそれらの方々は日々日常的にお相手している方々で、いずれも成績を上げていただいています。

誤解を恐れずに申しますと、ワタクシにとって国語のキライなお子さまの読解力をグイっと伸ばすことは、ホントにチョチョイのチョイです。

※この記事をYouTube動画でも配信しています。みなさまラジオのようにお聴きになっていらっしゃいます。よろしければどうぞ。

https://www.youtube.com/channel/UCXjRog4hrGgalEXcpjU4azg

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