大来と喜楽
2022/2/21
家族に聞いた。
どこが1番好きか？
「 ディズニーだ 」と言った。
なるほど
私は、ディズニーが好きではない。
そんなことは、家族も知っている。
そして、私は、私が好きではないことはしない。
だから、ディズニーには行かない。
ロサンゼルスに行っても、ディズニーには行かない。
私は、家族の同意を得ないで、私は、私の好きなことをする。
私の自由は誰にも侵害されない。
家族の自由、例えばディズニーへ行くことは、尊重されない。
私は、自分の行きたくないところへは行かない。
私は、私の行きたい所へしか行かない。
しばらくして、
「 ディズニーよりも富士急がもっと好きだ 」と言った。
なるほど
私はジェットコースターが苦手だ。
何なら体調悪くなる。
だから、当然、富士急へも行かない。
好きじゃない所へは行かない。
私は、家族が行きたい所へ一緒に行くことはできない。
そして、そのことに対して、申し訳ない気持ちもない。
私は、そういう人だとわかっていて、家族として存在しているのだから。
私は、私の行きたい場所へは行く。
そこに、家族の意思はない。
「 私は行きたいのだが、あなたは行きたいのか？」と聞くことはない。
あなたの意思に関わらず、私の行きたい場所へは行くのだから。
それは、自己中とも言えるし、決断力があるとも言う。わがままとも言うし、引っ張ってくれるとも言う。
私は「 私の行きたい所に行くし、生きたいように生きるけれど、それでも良ければ、どうぞ 」というスタンスである。
私が「 ディズニーと富士急か〜 」と言うと、
家族は「 もっと行きたい所がある 」と言った。
「 ラーメン屋だ 」と言った。
ラーメン屋！
なるほど
ラーメン屋？
ではない
ラーメン屋！
なるほどである。
家族はラーメンが大好きなのだ。
ラーメン屋、それも「 大来 」か「 喜楽 」と言った。
■野毛の大来の味噌タンメン
■渋谷の喜楽のもやしラーメン
それは、もう、世界一美味しい味噌ラーメンだし、世界一美味しい醤油ラーメンである。
ディズニーより、富士急より、ラーメンと言う家族は、やはり、私と同じくらい、変人なのだろう。なんせ、私と一緒にいるくらいなのだから。
美味しいラーメンを食べれる幸せ
美味しいラーメンを食べることは、実は極上の幸福の在り方である。
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あなたの琴線に触れる文字を綴りたい。