リアルな結婚生活

2024年6月1日 05:52

20240509

ボヤけていた過去の記憶に輪郭を与えていくような
自分の体内にある、ふわふわとした気持ちに、形を与えていくような
塗り絵が彩られていくような
自分が言語化できていなかったことが、言語化されることによって、琴線が揺れる

また、自分が言語化できていたこと、
自分の結婚生活とその破綻
自分の結婚生活との共通点
自分の結婚生活での異分子
などを懐かしみ、そして、共感する

まるで、
自分の人生の一部を振り返っているような感覚で、
読むのが止まらずに、徹夜してしまう有様で、

女目線での結婚生活とか、
女が結婚生活に求めていることとか、
女にとってのセックスとか、夫婦のセックスレスとか

正しさとかなくて、違いがあるだけの世界
どちらも正しくて、どちらも間違っているから、どちらが折れて合わせて、それとも歩み寄って
結局、他人という家族は、どこまでいっても他人でしかなく

好き嫌いだけじゃ生活できなくて
金だけじゃ生活できなくて

結婚は簡単だけど、結婚生活は困難で
リアルすぎる結婚の正体のような

※

自由とは、得てして孤独と表裏一体のものだ。それでも、できることなら、「かなり自由でありながらあまり孤独ではない」というあたりを、バランスよく渡っていけたらいい。

人間に言葉というものがある以上、相手に思いを伝えるための努力はしなくてはいけない。しかし同時に、人間にはお互いにどうしても分かり合えない時もある。

今はどうでも、人の心はいつ、何がきっかけで変わるかわからない。

たぶん、相手が誰だろうと同じことのくり返しだろうと思うんだ。

もしかすると自分は、誰と深く付き合っても最後には別れてしまう人間なのかもしれない。

一番大切なことって、いつも取り返しがつかなくなってからわかるんだよな。

幸福とは呼べない幸せもあるのかもしれない。

あるはずと信じて追い求め過ぎると、一生満たされないまま不幸に終わる。

自由であることはさびしい。人が人として生きる限り、おそらくはさびしい。

この記事が参加している募集

#とは

57,832件

#スキしてみて

527,181件

あなたの琴線に触れる文字を綴りたい。