高円寺とか、夢とか

20231121

私はこの街が好きだ

高円寺が好きだ

でも、私は、この街を出た

だから、高円寺は、かつて、私が住んだ街

みんな、この街が好きで

高円寺が好きで

高円寺で服買って、
高円寺で髪切って、
高円寺で食べて、
高円寺で呑んで、
高円寺で働いて
そして、高円寺に住んで

店に行けば、誰かしら知り合いがいて、一緒に呑んだりして

そして、また、そこの店の人や、そこで呑んだ人が、自分の働いている店に呑みに来たりして

高円寺で稼いで、高円寺で使って、高円寺というコミュニティの中で、金が回る

奢って奢られて、その繰り返し

そんな人間関係は楽しくもあるけれど、
同時に、
その軋轢による閉塞感を生む

気を使わなきゃいけない
ヤンチャができない
自由さを削られる

人間関係の固定化の
長所でもあり、
短所でもある

私は、やっぱり、自由を、求めてしまうから

定住はしない

いろんな街に住んで、
いろんな街の人と仲良くなって

いろんな街を、私が知りたくて
いろんな街に、私を知って欲しくて

街は人だから、
人が街を作るし、また、その街が人を作る
人が人を作る

高円寺に住んでたら、高円寺人間になる
吉祥寺に住んでたら、吉祥寺人間になる
三茶に住んでたら、三茶人間になる

私は、そのすべてを掛け合わせた、ミックスジュースみたいに何入っているのかよくわからない人間でいたい

次は、どの街が、私を呼ぶんだろうか
私は気の向くまま、呼ばれる街の住人になる

最大で、2年が街の期限だ

家の契約は、更新しない

街が合わなきゃ、2年も待たずに引越す

趣味は引越し
それが、私の生き方

住まないと、その街のことが、本当の意味で、わからないから

それが、世界一周の答え
早く、世界に、引越ししたい
世界に、住みたい
そして、それが、私の新たな夢

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