大谷隼一

(株)クオトミー代表取締役。 外科系医師・病院経営者のための手術症例一括管理ソリューシ…

大谷隼一

(株)クオトミー代表取締役。 外科系医師・病院経営者のための手術症例一括管理ソリューション「OpeOne」、手術室でも医局でもない外科系医師に開かれた研鑽場所「OPENOVA」を運営しています。秋葉原に外科系医師向けのコワーキング/イベントスペースOPENOVA Akiba。

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  • OPENOVA Akiba

    手術室でも医局でもない、外科系医師に開かれた研鑽場所。 OPENOVA Akiba https://www.quotomy.co.jp/openova_akiba

記事一覧

医療機関でのデジタル化について(あえて医療DXとは言わない)

株式会社クオトミー代表取締役の大谷(オオヤ)です。 バックグラウンドは整形外科医で、医療者の課題を解決することで医療を支えたいとの想いで起業しています。 主に都内…

大谷隼一
4週間前
25

メスを置いて1年、中堅外科系医師起業家がとった行動。

株式会社クオトミー代表取締役の大谷(オオヤ)です。 バックグラウンドは整形外科医で、医療者の課題を解決することで医療を支えたいとの想いで起業しています。 主に都内…

大谷隼一
3か月前
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OPENOVA Akiba開設のお知らせ

株式会社クオトミー代表取締役の大谷隼一です。 外科系医師向けのコワーキングスペース「OPENOVA Akiba」を開設します! 場所は名前の通り、東京の秋葉原にできます。 「…

大谷隼一
7か月前
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臨床知見の偏りを解消する医師の「研鑽」を取り巻く業界課題を考える

こんにちは。株式会社クオトミー代表の大谷隼一です。 今回は医師免許も持つ私が、病院の勤務医として働いた経験などで感じていた課題をまとめてみようと思います。 臨床…

大谷隼一
1年前
7

念願のファイナル進出でも惨敗したピッチコンテストから創業期のベンチャーが手繰り寄せた縁とは

クオトミー創業から2年と少しが過ぎた頃、私は勤務医と週末起業を並行する生活から、少しでも事業だけに集中できる方向に進めるような機会や自信を得たくてガムシャラにな…

大谷隼一
1年前
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安定志向からスタートアップ経営へ。デジタル業界でのプロダクトグロースを経てクオトミーにCTOとして参画した理由

クオトミーは6月に資金調達を実施しました。 成長過程にあるスタートアップ企業では、一体どんな人が働いているのでしょうか?今回は経営陣、CTOの田崎に聞いてみました。…

大谷隼一
1年前
7

旗を立てて仲間を集める。資金調達を経たクオトミーのこれからの挑戦

クオトミーは6月に資金調達の実施について発表しました。 代表の大谷は、今後新プロダクト「Eventomy(イベントミー)」の構築やマーケティング活動をさらに積極的に進めな…

大谷隼一
1年前
9

ボクたちがQuotomyを創ったワケ

こんにちは、大谷隼一(おおやじゅんいち)です。 Quotomy(クオトミー)という、医師と医学知見との新しい出会いを提供するサイトを運営しています。 最近あまり珍しくも…

大谷隼一
3年前
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医療機関でのデジタル化について(あえて医療DXとは言わない)

医療機関でのデジタル化について(あえて医療DXとは言わない)

株式会社クオトミー代表取締役の大谷(オオヤ)です。
バックグラウンドは整形外科医で、医療者の課題を解決することで医療を支えたいとの想いで起業しています。
主に都内の急性期病院で手術を執刀するなど中堅の臨床医をしていましたが、2023年3月末をもってメスを置き、2017年12月より創業していたスタートアップ事業にフルコミットし、医療機関(主に病院)向けのプロダクトを開発・提供しております。
UCSF

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メスを置いて1年、中堅外科系医師起業家がとった行動。

メスを置いて1年、中堅外科系医師起業家がとった行動。

株式会社クオトミー代表取締役の大谷(オオヤ)です。
バックグラウンドは整形外科医で、医療者の課題を解決することで医療を支えたいとの想いで起業しています。
主に都内の急性期病院で手術を執刀するなど中堅の臨床医をしていましたが、2023年3月末をもってメスを置き、2017年12月より創業していたスタートアップ事業にフルコミットしプロダクト作りに集中しています。
執刀しなくなってから間もなく1年。今回は

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OPENOVA Akiba開設のお知らせ

OPENOVA Akiba開設のお知らせ

株式会社クオトミー代表取締役の大谷隼一です。
外科系医師向けのコワーキングスペース「OPENOVA Akiba」を開設します!
場所は名前の通り、東京の秋葉原にできます。

「外科系医師 x コワーキングスペース」

この組み合わせ、どうですか?
イメージ湧かないという方は、本noteに開設の背景を書いたので、ぜひ読み進めてください。

OPENOVA Akibaの詳細についてはこちら

開設の背

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臨床知見の偏りを解消する医師の「研鑽」を取り巻く業界課題を考える

臨床知見の偏りを解消する医師の「研鑽」を取り巻く業界課題を考える

こんにちは。株式会社クオトミー代表の大谷隼一です。
今回は医師免許も持つ私が、病院の勤務医として働いた経験などで感じていた課題をまとめてみようと思います。

臨床知見の偏りを解消する医師の「研鑽」医療技術の進歩に伴い、医師の専門性や病院の役割は高度化・細分化され、医師や病院の持っている臨床知見には偏りが生じています。例えば、「ある症例」がたくさん集まる病院では多くの臨床知見が集約されますが、外部の

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念願のファイナル進出でも惨敗したピッチコンテストから創業期のベンチャーが手繰り寄せた縁とは

念願のファイナル進出でも惨敗したピッチコンテストから創業期のベンチャーが手繰り寄せた縁とは

クオトミー創業から2年と少しが過ぎた頃、私は勤務医と週末起業を並行する生活から、少しでも事業だけに集中できる方向に進めるような機会や自信を得たくてガムシャラになっていたことをよく覚えています。そんな転換期において、事業や経営に自信を持つきっかけの一つになったのが2020年に開催されたHealthtech/SUM 2020のピッチコンテスト「Healthcare Startup Pitch Comp

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安定志向からスタートアップ経営へ。デジタル業界でのプロダクトグロースを経てクオトミーにCTOとして参画した理由

安定志向からスタートアップ経営へ。デジタル業界でのプロダクトグロースを経てクオトミーにCTOとして参画した理由

クオトミーは6月に資金調達を実施しました。

成長過程にあるスタートアップ企業では、一体どんな人が働いているのでしょうか?今回は経営陣、CTOの田崎に聞いてみました。

社会課題にアプローチする事業に携わりたい– まずはこれまでのご経歴を教えてください。

新卒でミクシィにエンジニアとして入社しました。当時はSNSサービスとしてのmixiが普及しきった頃で、会社としては積極的に新規事業をしかけてい

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旗を立てて仲間を集める。資金調達を経たクオトミーのこれからの挑戦

旗を立てて仲間を集める。資金調達を経たクオトミーのこれからの挑戦

クオトミーは6月に資金調達の実施について発表しました。
代表の大谷は、今後新プロダクト「Eventomy(イベントミー)」の構築やマーケティング活動をさらに積極的に進めながら、仲間集めにも力を入れたい、と語ります。

そこで資金調達を経た今後の展望を大谷に聞いてみました。

仲間集めのための資金調達

– 資金調達を決意したきっかけを教えてください。

今回の資金調達は、なによりも仲間集めを目的に

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ボクたちがQuotomyを創ったワケ

ボクたちがQuotomyを創ったワケ

こんにちは、大谷隼一(おおやじゅんいち)です。
Quotomy(クオトミー)という、医師と医学知見との新しい出会いを提供するサイトを運営しています。

最近あまり珍しくもない医師起業家ですが、医師15年目でそんなことやってる人はなかなかいないので、どうしてQuotomyを創ろうと考えたのか書いてみようと思います。

医療現場の課題を感じていて悶々としている方や、ヘルスケアスタートアップに興味のある

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