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安定志向からスタートアップ経営へ。デジタル業界でのプロダクトグロースを経てクオトミーにCTOとして参画した理由

クオトミーは6月に資金調達を実施しました。

成長過程にあるスタートアップ企業では、一体どんな人が働いているのでしょうか?今回は経営陣、CTOの田崎に聞いてみました。

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社会課題にアプローチする事業に携わりたい

– まずはこれまでのご経歴を教えてください。

新卒でミクシィにエンジニアとして入社しました。当時はSNSサービスとしてのmixiが普及しきった頃で、会社としては積極的に新規事業をしかけていました。「モンスターストライク」が猛スピードでユーザーを獲得していったタイミングで、目まぐるしいサービスグロースの過程を経験できる環境はとても刺激的でした。私はこうした環境で、アイスタイル、ブレインパッドと転職し、サービス開発およびデータ分析・活用、さらにプロジェクトマネジメントなどの業務を経験し、デジタルやマーケティング領域での知見をプロダクト目線から得てきたというバックグラウンドです。今振り返ればここでの経験が大きな財産となっています。

それからは、培ったスキルをデジタルの分野で発揮するべくスタートアップ企業へジョインし、ありがたいことにさまざまな経験が積める環境に身を置いてきました。ただ、より社会課題に起結するサービスや自分自身の生活に身近な体験を提供する事業などでスキルを発揮したいと考えるようになりました。

代表の大谷とはそんなとき、大学時代の後輩だった医師から紹介されて出会いました。最初の大谷の印象は、医者向けの難しそうなサービスを提供したい人なんだなといったところでした。医療の領域にはアンテナを張ってこなかったので、漠然とそう思い込んでしまったのかもしれません。医師が利用するWebでサービスをつくりたいと話していたので、まずは副業で手伝い始めることにしました。

それから一緒にサービス開発をしていく中で、医療、特に医師向けのサービスにおいてはUXやデータ活用は普及していないと感じるようになりました。それなら、これから私がクオトミーに参画し事業を拡大していけば、医療業界がさらに発展し、ひいては私自身も長生きできたり、病気が治りやすくなったりするような、社会的にも自分自身の生活にも意義のある仕事に携われるのではないかと考えるようになりました。サービスへの愛着も徐々に大きくなったこともあり、結果としてCTOとして経営参画する運びになりました。

安定志向からスタートアップ経営参画をも実現させた心境の変化

-CTOとして経営参画するのは少し勇気が必要だったのではないでしょうか?

もともと私自身、大谷と出会う前には転職のほか起業も視野に入れていました。そのため、創業期から会社やサービスを立ち上げてみたいと兼ねてから考えていましたし、前職でのプロジェクトが一区切りしたタイミングで大谷も医師業務をやめたという状況も後押しして、一念発起で一緒の船に乗ることにしました。副業からスタートした関係だったので、CTOとしてオファーを受けられたのは信頼を得られたという確信を持てて嬉しかったです。本当に信頼できる、誠実な人とスタートを切れたのはよかったと思います。

とはいえ、実は学生時代は安定志向で、公務員や大手企業などへ就職することを考えていました。ですがひょんなことから入社した会社でデジタルや仕事の面白さを知り、サービスやものづくりを追求するようになった形です。激動の社会人前半を送ったことで大谷との巡り合わせがあったのだと思います。

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-田崎さんからみてクオトミーはどんな会社ですか?

クオトミーにはプレイングマネージャーくらいのレイヤーで活躍してきた優秀な人材が集まっています。1人1人がプロであり、そんな環境で業務を行えるのはとてもやりがいを感じます。

この環境が実現できているのは、医療業界へのアプローチが社会的に意義が高く、興味を持つ人が多いことが大きいと思います。特に最近は持続可能性や社会課題の解決といった考えから、こうした思考の人が若い世代にも増えてきたように感じる場面がたびたびありますね。

あとは手前味噌ですが、集まるメンバーの人柄のよさと、これから成長が見込める事業とフェーズであることでしょうか。私自身も技術的にものづくりをするやりがいや楽しさを感じますし、サービス全体をどのようにグロースしていくか考えられるのは面白いですね。


多様性が担保できる組織の実現を目指して

-最後に、未来の仲間へのメッセージをお願いします。

責任感のある方が参画してくれたら嬉しいです。学ぶ姿勢があれば、スキルはあとからでも培えるものだと考えているので、仕事をやり遂げる意識などが強い方に参画していただけたらと思っています。

あと、個人的には多様性が担保できる組織をつくりたいと考えているので、相手をリスペクトしコミュニケーションが取れる方だといいなと思います。物腰が柔らかい方というところでしょうか。

プロダクト開発の領域でいうと、私のバックグラウンドでもあるデータ活用や画像処理などの技術を用いた開発も想定しています。まだまだ新しいことも多い領域で、自分の技術スキルを試してみたい方にはぜひ仲間になってもらえると嬉しいです。

採用情報

未来の医療をよりよくするためのサービスを一緒に作り上げる仲間を募集しています。ぜひ気軽にご連絡ください。


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