「私の夢はスイスで安楽死」を読んだ
安楽死に興味を持ったきっかけ私は5歳のとき、祖父と慕う男性を亡くした。
父の父がわりをつとめてくれていた人だ。
その人のお葬式には、子どもは参列できないから。と、行けず、仏間でしみじみと泣いた。
私が「死」を意識した一番最初の記憶だ。
それが、連綿と続いて、看護師になり、寺嫁になった。点と点はつながっていく。
「安楽死」に興味を持ったのは、10年以上のブランクを経て復帰した病院での勤務がきっかけだ。
「障害者病棟、にいってほしいんですが…大丈夫ですか?」
と、実におそるおそ