突然の子宮全摘から1年

生き延びたどー!!!

いや、単に流産からの大出血で全摘なんで、がんでもないし、健康なんですけれど、そんでも、濃厚赤血球6単位輸血してるので、気にはしてました。

体調の変化

  • 冷え性になった。レッグウォーマーと腹巻きはマスト。いちばんしんどいときは、腰と下腹部に一個ずつカイロくっつけてあっためました。あと、電気毛布・布団乾燥機は仏。そこ「単なる加齢でしょ」とかいわない。

  • 傷痕はフラット。伸縮しないテープはまだ貼ってます。買い貯めたのなくなるまで貼ります。産婦人科のドクターがしつこく「貼っとけ」といった意味を日々実感してます。こりゃキレイに治るわ。新人時代の私に教えてやりたい(あの頃はこんなのなかった)。

  • 貧血に悩まされなくなった。あんだけ気にしてたヘモグロビン値をガチでスルーできるレベルの血色の良さ。輸血したから献血できないのがまじで悔しい。

  • ゆるやかに更年期。卵巣は残っている・生理だけがなくなる、という実に楽ちんな身体のおかげでソフトランディングしつつある感触がある。これは年単位の観察でわかってくると思う。

  • 声の出し方が難しい。無意識に腹を庇っているようだと指摘されて、なるほどなーと。だからといってどうしたらいいかはわからん。

  • 痛みは皆無。

  • 便秘と下痢とが続く中、下血が2回あったので、別に様子観察中です。

よかったこと

いうて分野違いになるとうっっすーーーい知識しかないのですが、昨年復帰すぐ外科系に異動になったこともあり、勉強しつづけておいてよかったと思っています。
ネットの検索に振り回されず、スタンダードな知識のもとで、自分の観察を続けられたのがよかったです。

ちゃんとした理由までは知らないのだけど、お寺のおかあさんも子宮全摘されていたそうで。
冬は寒さがこたえていた様子を夫からききました。
たしかに、こぶし大の臓器がいっこなくなったんだから、身体寒くて当たり前よね。
筋腫で全摘した人や、がんで付属器ごと全摘した人たちからも、「実は…」と体験談を教えてもらい、心強くもありました。

西洋医学ばんざい

女性は30代がほぼ厄年、40代も厄年、そもそも1950年代くらいまでは60そこそこでだいたい命終わってたことを思うと、医学の進歩ありがてえ、という気持ちになりますね。
70年前なら何が何だかわからないまま死んでたんだろうな。
新しい命をいただいた日だと思っています。

というわけで

ちゃんと1年を迎えられました。
ありがたく生きていこうと思います!


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