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米農家戸邊秀治さんへの交渉
2021年8月9日
19時半過ぎに、緊張しながら戸邊秀治さんへ電話をかけた。
数回のコール。
「はい、戸邊です」
初めて聴く戸邊さんの声だ。
直感的に、外面やよそゆきの声を持たない人だな、という気がした。
「突然のお電話で申し訳ありません、柴と申します。誠さんからお話ししていただいたかと思うんですが、世界一希少なお酒をつくりたいと考えていまして、戸邊さんのお米をぜひ使わせていただきたくて
将棋棋士戸辺誠七段とのご縁
15年ほど前、テレビを観ていたら「日本一高額の米はどこが違うのか?!」と、新潟県の戸邊米なるものが紹介されていた。
その時は、何か別の作業をしながら映像を観ていたこともあり、内容をしっかりと把握できなかったのだけれど、それからしばらくたってから「戸邊米って、戸辺誠さんのお父さんが作ってるんだよ!」と友人から聞いて驚いたのを覚えている。
私自身は全く将棋を指さないしルールもロクに知らないので恐縮
「これ、面白いです」
※パソコン故障のため、時系列で入れたかった小野酒造店小野社長さんとの出会いについての原稿が取り出せていません。
その原稿には一番率直な思いが書かれていたため、書き直しではなく、あとから編集機能でこちらに入れ込むために、空けてあります。
ご了承ください。
Bonus Clips ~戸邊家宿泊~
クルーが撤収作業にあたっている間、私が持参した浮世絵を自分の車に積むのを、戸邊さんも手伝ってくれた。
当初の予定では夕方早めに収録を終えて長野に帰るつもりだったけれど、すでに時刻は20時を回っていた。
「今日、どうするの?もしあれだったら、うちに泊まっていったら?」と戸邊さん。
戸邊さんのお宅にはこれまで4回訪ねているけれど、一度も泊まらせていただいたことはなかった。
「うちに泊まればいいのに」