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ルフィ名言特別編(Vol.40)「私、正しくなんて生きたくない!!!(ナミ)」

名言だらけのアーロン編の回想。前回では終わりませんでした(笑)改めて、回想の延長戦をお送りいたします!

命を賭して、ナミとノジコを守ったベルメール。
ベルメールとの思い出を思い出しながら、ベルメールの言葉が蘇る。

「ノジコ!!ナミ!!誰にも負けるな!!」
「女の子だって強くなくちゃいけない!!」
「何があっても、生まれて来たこの時代を憎まないで・・・!!」
「人に褒められなくたって構わない!いつでも笑ってられる強さを忘れないで・・・」
「生き抜けば、必ず楽しいことが・・・たくさん起こるから・・・!!!」
                  出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社
「ベルメールさあああん!!!!」

ナミの悲しい悲鳴が響き、村人とたちは殺されない程度に痛めつけられ、家から出て来た海図を見たアーロンは、海図をかいたナミを連れて行ってしまう。ゲンさん立ち向かうもさらに深い傷をつけられ、村人達も立ち上がるが、意味はなかった。

村の船は全て沈められおり、逃げることもできなかった。ベルメールはそれを知ってかしらずか、ナミとノジコを逃すのではなく、自らの死を選んだのです。

ベルメールが殺され、波が連れていかれたことで、村人たちは決起する。

「今戦い”意地”に死ぬか。いつ殺されるやもしれん支配を受け、政府の助けに望みをかけるか!!」

海軍が助けに来る可能性は限りなく低い。ゲンさん決意する。

「私はナミを放っておけん!!戦うぞ!!!」

反対するもには誰もいなかった。そこに、ナミがやってくる。

「私・・・アーロンの一味に入る・・・!!!測量士になって海図をかくの」

ゲンさんはその言葉を認めないが、ナミは左肩にはアーロンの入れ墨が入っており、札束を持って、

「見てよ・・・こんなにお金もらっちゃった。好きなものなんだって買ってくれるって・・・!!!」

その言葉にノジコは激怒し、許さないと押さえつけると、ナミの今回の名セリフ。

「何よ!正しく生きてベルメールさんみたいに殺されるんなら!!私、正しくなんて生きたくない!!!」                  出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社

ノジコもゲンさんも、ナミの言葉に呆れてしまい、ゲンさんは

「出ていけナミ!!!!もう2度とこの村に足を踏み入れるな!!」

と言い放ち、ナミは走り去っていく。


今回も名言のオンパレードでしたが、ベルメールの教えは、漫画だけの話ではなく、リアルに重要なメッセージだと思っています。

「何があっても生まれた時代を憎まないで」というセリフは、誰にも刺さる言葉なのではないでしょうか。時代のせい、社会のせい、人のせいにして生きたって、何の意味もありません。どんな時代でも、自分の足で歩いていけ、という思いを感じます。

「いつでも笑ってられる強さを忘れないで・・・」本当の強さとは、こういうことなのかもしれませんね。

そして、ナミの名セリフは、とても重要な意味があります。人によっては雷が落ちるくらいの衝撃かもしれません。「正しく生きる」ということが、幸せになれない生き方なら、正しく生きたくない。ベルメールも、正しく生きろなんて一言も言ってません。「正義」というものは必要なものかもしれませんが、「正しさ」は人を幸せにするものではありません。あくまで争いや犯罪を防ぐ為の抑止力です。正しいさの追求なんて、人を幸せにはしません。「正義」とは、己が掲げるものであって、人に強制するものではありません。それはもはや「悪」と何ら変わりません。
ちょっと話がずれましたが、「正しさ」を求めて生きるより、ベルメールが言うように「いつでも笑っていられる強さ」こそ、生きる為に必要なものなのではないでしょうか。

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