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ルフィ名言Vol.71「よしきた」

本日5月5日は、『ONE PIECE』の主人公ルフィの誕生日です!”ゴムゴムの実”なので5月6日かと思われそうですが、子供心を持つ永遠の少年ルフィは、「こどもの日」が誕生日なんですよ!
ルフィ名言と銘打ってお送りしていますので、ルフィの誕生日にお送りしないのは、名言をお送りする者として失格なので、きっちりとルフィの誕生日をお祝いすると共に、ルフィの名言をお届けいたします!

物語と名言

Mr.3の”ドルドルの実”の能力によって、”キャンドルサービスセット”に捕らえられて、ろう人形になるのを待つしかない、ゾロ、ナミ、ビビ、ブロギー。
ゾロは、どうせ死を待つだけなら、脚をぶった切って、見苦しくあがいてやろうと、ブロギーに呼びかけ、その心意気に乗る。

ナミは、「うそでしょ!?両脚を失ってどうやっ戦うのよ!!!」と聞くと、

「さァな。勝つつもりだ」

と、微塵も疑わない姿に、Mr.3達は後ずさりし、女王のビビも「私も戦うわ!!」と、イガラムに言われた「死なない覚悟」を示す。

ブロギーは、手足から血を吹き出しながら、ゾロは日本の刀で両の脚に向け振り下ろした瞬間、ルフィとウソップ、カルーの3人が、

「おりゃあああああああ」

と飛んで現れ、「お前らァ!!!ブッ飛ばしてやるからな〜〜〜・・・」とそのまま通り過ぎてしまうが、

「やるぞウソップ!!!鳥ィ!!!!」
「オォ!!!」
「クエーーーッ!!!」

と、体勢を整える。

涙を流して喜ぶナミは、「そいつらをブッ飛ばしちゃって!」とお願いすると、

「ああ、そうするさ!!こいつら、巨人のおっさん達の決闘を汚したんだ!!!」                  出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社

と答える。ろう人形になってしまうまで時間がなく、ナミが現状を説明すると、ルフィはゾロに聞く。

「なんだ、やばかったのか?」
「いや問題なかった」

と、さも冷静に答えるゾロだが、その脚からは大量の血が流れていた。笑う余裕のあるゾロだが、

「とりあえずルフィ・・・この柱ブッ壊してくれるか?あとは任せる」

ゾロからの頼みに答えるルフィの今回の名セリフ。

「よしきた」                  出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社

Mr.3達との戦いが始まった。

名言の本質

今回の名セリフは、とてもルフィらしいものであり、たった一言でもう解決したかのような説得力があります。

絶体絶命な状況で「よしきた」と、勝つことが当たり前のように答えるルフィ。それは、勝つことはもちろん、仲間を助けることを微塵も疑うことなく、絶対の自信と覚悟を持っているから言える言葉です。そんな保証はどこにもありませんが、ルフィは自分のことを何一つ疑いません。

よく「根拠のない自信」と言ったりしますが、ルフィだって「根拠のない自信」なのかもしれません。ただ、その根拠を作る為に、体を鍛え、技を磨き、心を整えて来たのです。そして、色んな敵を倒して来た実績があります。

物語とは、さも都合のよく作られているところがあり、物語が進んでいくのにちょうどいい敵が現れたりするものです。実際の人生とは違うように感じたりもしますが、意外とそうでもありません。人生だって、絶対に解決できないことは起こらないものです。そう見えるものが起こるように見えるかもしれませんが、向き合いさえすれば、時間がかかってでも解決できるはずです。

努力は根拠になり得ます。逆に、努力も覚悟もなく、根拠は生まれませんし、それは偽物の自信です。
絶体絶命の状態でも笑っていられるくらいの、「根拠のある自信」を身につけていきたいですね!

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