人の夢を笑うということは
今回は、ルフィ名言シリーズが新シリーズに突入すると言うことで、「作者取材のため休載します」的な感じで、代わりのコラムを配信いたします(笑)
『ONE PIECE』では、夢を語るシーンがあり、その夢を笑う人たちがいます。
人の夢を笑うとき、笑う人はどう思っているのでしょうか?
大抵は、
「そんなの実現できるわけがない」
「何バカなこと言っちゃってんの!?」
というようなものでしょうか。
「人の夢は笑っちゃいけない」
そんな理性的なことはわかります。というよりも、「なぜ笑ってしまうのか」「なぜ不可能だと思ったのか」ということに焦点を当てるべきだと思うのです。
夢を語る人は至って真面目です。実現できようができまいが、そうなりたいんだから仕方ありません。実現させるかは本人次第です。
人の夢を笑う人がどういう人なのか。
それは、
「語れる夢がない人」
です。
厳しい現実に負け、夢を語ることなんて馬鹿馬鹿しい。
夢を目指したものの、挫折し、諦め夢を見るのが怖い。どうせ叶わない。
そんな風に思ってしまった人達だと思うのです。
たとえ叶わない夢だとしても、それを本気で思っているなら、叶うか叶わないかが重要なのではないのです。夢を語る者が、本気でその夢を追うかの覚悟があるかが大事なのです。本気で思っているのなら、どんなに大層な夢であっても、笑うことは失礼です。もっと言えば、笑われても気にならないほどのものなら、本気だと思います。
『コードギアス』のルルーシュの名言「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ!」に倣って、夢を笑う人にこの言葉を送りたいと思います。
「笑っていいのは、笑われる覚悟のある奴だけだ!!」
もし、人が夢を語っているのを笑ってしまったり、否定してしまう自分がいたら、自分の人生を諦めているということなのかもしれません。そういう人生を望むなら、それは仕方ありませんが、人の夢を否定する理由にはなりません。
夢は持たなければいけないものではないですが、夢を持って生きることは、人生を有意義にします。できないと諦めるのではなく、夢破れたから人の夢を笑ったり否定するのも違います。
夢を叶えた人は、夢が叶うまで挑戦し続けた人です。夢を諦めてしまったとしても、方法にこだわらなければ夢を叶えることはできます。笑われるような夢を語るのも、才能かもしれません。人の夢を笑うくらいなら、笑われる方がマシですね。
あれ、確かセカオワでこんな歌があったような(笑)
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