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自分をポジティブにしたり、奮い立たせるための自分への声のかけ方

自分自身への声掛けって大切ですよね。

憂うつでしんどいなぁ
不安で不安でしかがない
もう嫌だ!

そんなネガティブなときは、

自分に

だいじょうぶ、がんばろう!
心配しても仕方ない
もっと前向きに考えよう!


なんて、できるだけポジティブになろうと、心の中で自身に声掛けをしませんか?


ポジティブシンキングが大切だから、

僕はできる!!
私はよくやった、エライ!!

なんて声掛けしているかもしれませんね。


そんな自分自身への声掛けに、僕は“コツ”があると思うんです。

それは、
かならず

『自分の名前』を言ってから声掛けをする

です。


あなたの名前が『〇〇〇』さんだったとします。

たとえば、

「だいじょうぶ、がんばろう!」

から⇩

〇〇〇、だいじょうぶだよ、がんばろう!」

って、
自分の名前を入れるのです。
そうすると、名前を言わないときより、素直に受け入れらと感じます。
より効果的な自分への声掛けになると思うんです。

というより、
むしろ、名前を入れないといけないとまで思います。


なぜだと思いますか?


だって、
自分はネガティブな気持ちなのに、たとえ声掛けの相手が自身だったとしても、
ポジティブになれって、なんか矛盾していませんか?

もし、ネガティブ感満載の人に、ポジティブになれって言われても、

お前に言われてもなぁ、、、

ってなりませんか?


例えとして適切かわかりませんが、
仕事ができない人に仕事のアドバイスをされても信頼できませんし、
貧乏な人に、お金持ちになる方法を聞いても納得できませんよね。

そう、
それは自分自身にだってそうだと思うんです。


自分はネガティブなのに、

ポジティブになれ!!

って言われても素直に受け入れられない。


だからと言って、
前向きになることばや考えは必要。
できれば、いや、ぜったいにポジティブになりたい。


そこでひと工夫をするのです。

自分へのメッセージに、『自分の名前』を足してあげるのです。


ふつう、自身への声掛けは、
自分から“自分”へのメッセージです。

そのメッセージの前に
『自分の名前』をいれることで、
第3者からの“自分”へのメッセージに変えることができます。


「がんばろう」
    ⇩
〇〇〇、がんばろうね」

「つらいな、楽になりたい」
      ⇩
〇〇〇さん、つらいね。楽になれたらいいね」

そうすることで、素直に受け入れやすくなりますし、
より客観的に自分をコントロールできると思うんです。


自分を叱咤激励する厳しいことばも、
僕、(じゅん)だったら

じゅん、逃げるな、立ち向かえ」

って自分の名前を入れるだけで、自分をただムチ打つ感じではなくなります。


あんまり自分を責めるのはよくないですが、

「自分はダメだ」

より

じゅん、お前はまだダメだ」

のほうが1000倍もマシだと感じています。


自分を褒めるときも、

「自分はすごい、よくやった」

は甘やかしやナルシズム的ですが、

〇〇〇、すごいよ、よくやったね」

は、自分へのねぎらいであり、素直に受け入れやすいです。


だから、
“ポジティブシンキングがなかなかうまくいかない”
なんて人がいたら、一度試してみてはどうでしょうか?


自分への声掛けをするとき、
『自分の名前』を入れて言ってみて欲しいです。


読んでいただきありがとうございます。

皆様がポジティブにすごせるように願っています。



参考文献(第7章:ポジティブな独り言の効力)


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読まなくてもいい追記(ジブンゴト)


僕の過去を振り返ってみると、

自分の中でネガティブな反芻思考していたころ、
つまり、自分だけで考えて、ネガティブから脱出しようとしていたころ、
それは、それはつらかった。
まったく前向きな未来が見えなかった。

学校から逃げ、
家庭から逃げ、
友達からも逃げ、

そんな自分を責め続けた。


それじゃ、ダメだと思い、
自分で自分を奮い立たせようとした。
自分で自分を慰めようとした。

そのときは声掛けの主体も、対象も自分自身だった。

それではだめだったんだね。

そんな、
どうしようもなくなったとき、
ある人を知った。
その人のおかげで、今の自分は生きていられる。
僕を救ったのは、
自分自身ではなく、第3者の言葉や振る舞いだった。

ネガティブな自分をネガティブな自分が救おうとしても限界がある。

でも、僕を救った人の言葉は辛辣だったけど、
第3者の言葉だからこそ、素直に受け入れられたんだと思う。

そこで学んだのは、
いかに自分を客観視するかだ。






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