jiw

ドイツ語の辞書をアルファベット順に片っ端から覚えようとして何回挫折したかわからないアカ…

jiw

ドイツ語の辞書をアルファベット順に片っ端から覚えようとして何回挫折したかわからないアカウント。

最近の記事

  • 固定された記事

本に嫉妬

ドイツ留学中の引きこもり日記 こういう留学生活も存在するんです。 2017.6.15 なんとなく人と話したくなくて、一日中読書をして過ごした。静かで明るい部屋の中、コーヒーを飲みながらする読書ほど幸せなものはない。やっぱりこれが私の生活だと再認識した。  『ノルウェイの森』にて、ミドリが主人公の手相占いまがいのことをした時に言った、「105歳まで生きて、3回再婚するでしょう」のようなセリフで、ふと、再婚って別に悪いことではないんじゃないかって思った。一年は長い。例えば

    • ペルシャ語について

      最近ペルシャ語に興味を持った。前々からアラビア文字に興味があってあれ読めたらかっこいいよな、と思っていた。そんなこんなでアラビア語に興味を持って調べていったところ、日本人にとってはペルシャ語の方が簡単でとっつきやすいということが分かった。アラビア語とペルシャ語は同じアラビア文字を使っている(ペルシャ語の方が文字の種類が多い)が、ペルシャ語はアラビア語がセム語族(我がトラウマの言語、ヘブライ語なども属すらしい)に属するのに対して、ペルシャ語はインド・ヨーロッパ語族に属する。ドイ

      • 二回目の禁酒

        タイ語に続いて禁酒も再開することにした。病院で先生に宣言して、薬も処方してもらった。先生は私の禁酒宣言に対して少し不信感があるみたいで、今まで飲んでいた薬よりも強い液体の嫌酒薬(抗酒薬)を処方することを勧めてきた。が、流石に液体の薬を毎日飲むのはしんどいしもっと追い込まれてからがいいと感じたので、一度今まで飲んでいた薬を処方してもらってもしダメだったら嫌酒薬にする、ということにしてもらった。 今回禁酒する理由は二つある。一つは前回同様酒によって人間関係が壊れるのを避けるため

        • タイ語再開

          今年の1月の下旬から約一年ぶりにタイ語を再開した。きっかけは何だったのか覚えてないけど、もう一度タイ文字と文法を少し勉強し直した。 2年前に初めてタイ語の勉強を始めて、3回ほど挫折した経験がある。どれも1,2か月で挫折した。挫折した原因は割と明確だ。タイ語の単語のスペルを覚えるのが絶望的に苦手だったからだ。あと、ドイツ語をやっていた時ほどやりこめてないというか、時間をかけてない故に上達を感じられなくて楽しくなかったからなのもある。 それで今回は目標を変えることにした。もと

        • 固定された記事

        本に嫉妬

          禁酒解禁と再び禁酒

          せっかく3か月も禁酒をしていたのに、12月19日に禁酒を解禁してしまった。理由はシンプルに禁酒をする目的を失ったから。 禁酒するモチベーションだった人を失って、禁酒する意味が分からなくなってしまってもういいや、ってなってしまった。 19日に飲んだのはチューハイ2缶、ビール3缶、ウイスキー一杯。普通に二日酔いになった。幸い一緒に飲んでた人がかなり優しくて二日酔いにならないように飲み物を買ってきてくれて重症にはならなかったけど。飲んだ次の日は激しく後悔をした。禁酒を解禁した罪

          禁酒解禁と再び禁酒

          禁酒記録 3か月目

          禁酒を始めて3か月が経った。恋人で言えば一番最初の別れやすい時期だとかそんなんだった気がする。最近ではお酒を味見することもなくなり、お医者さんにも3か月も禁酒できてるのはすごいと褒められたが、3か月目からがまた禁酒を続けられるか否かの関門だと思う。正直初心を忘れつつあるけど、飲みたいな、と思うたびに初心にかえって理性を保ち飲まないようにすることが大事だと思う。 ちなみにもう一度ここで書いておくと、私が禁酒を始めたきっかけはお酒を飲むとひどいことを言ったり、いつも以上にヒステ

          禁酒記録 3か月目

          『タタール人の砂漠』

          久しぶり、なんなら一年ぶりくらいにまともに読んだ新しい一冊。 正直、めちゃくちゃ読みづらかった。軍の用語もよくわからないし、砦だとかその周辺の構造も全然想像できない。そのうえ文章が私とは合わない。文章の上を目が滑って滑って仕方なかった。 どうしてこんなにも自分とは合わない作品をよんだのかというと、ある友達が私の生活を見て薦めてくれたからだ。私はいま会社で窓際族をやっていて、仕事が二日に一回くらいしかこない。転職しようかとも迷ったり資格とろうかだとかいろいろ迷っている自分を

          『タタール人の砂漠』

          禁酒記録 2か月目

          ほぼ禁酒をはじめて2か月がたった。ペロッと味見程度なら今でもしている。これはやっぱり禁酒じゃなくて減酒というのかな。 2か月禁酒をして素直に思ったことを書いていく。禁酒のターニングポイントなるものは3か月らしいのでまだたかが2か月で何が変わるんだという話ではあるが、一応記録しておく。 2か月禁酒して思ったこと ・酒のない人生はつまらない                      これは私の個人的過ぎる意見だけど、酒がないと人生やっぱりつまらない。酒がないとなにもかもが

          禁酒記録 2か月目

          エヴァンゲリオン最終話

          現実を悪く嫌だと捉えているのは君の心だ。現実を真実に置き換えている君の心さ。現実を見る角度、置き換える場所、これらが少し違うだけで心の中は大きく変わる。 真実は人の数だけ存在する。だが、君の真実は一つだ。狭量な世界観で作られ、自分を守るために変更された情報。ゆがめられた真実。人一人が持てる世界観なんてちっぽけなものだ。だけど、人はその自分の小さな物差しでしか物事を測れない。与えられた他人の真実でしか物事を見ようとしない、晴れの日は気分よく、雨の日は憂鬱、と教えられたらそう思

          エヴァンゲリオン最終話

          禁酒記録 1ヵ月目

          禁酒を始めて一か月がたった。厳密にいうと、禁酒というより、限りなく禁酒に近い減酒だけど、気持ち的には禁酒なので禁酒と言っておく。  厳密にいうと減酒である理由は、この一か月間一滴も飲んでないわけじゃないからだ。この一か月間でお酒を口にしたのは三回。一回目はもともと予定してたクラフトビール飲み放題BBQでビールを味見した。二回目は日本酒がおいしい居酒屋に連れて行ってもらったので、日本酒はもともと苦手だけど味が気になったので、なめる程度で味見をさせてもらった。三回目は大事な食事

          禁酒記録 1ヵ月目

          禁酒記録 2週間目

          齢23にして本格的な禁酒。毎日お酒を飲んでいたわけじゃないけれど、一回お酒を飲むと記憶をなくしたり吐くまでのむのをやめられず、挙句の果てには毎度のこと暴言を吐いたり人に迷惑をかけたりして大切な人を失いかねない悲惨な状態だったから。9月14日を最後に禁酒を決意し、禁酒外来を急いで探し一番早く予約できた病院へ駆けつける。先生はニコニコしていて真剣に話を聞いてくれる人だった。事務作業感がなかったのがいい。 重度のアルコール依存症というわけではないが、レグテクトという薬を処方された

          禁酒記録 2週間目

          大学2年生の頃 思うこと

          5.1.16 「美しき誤算のひとつわれのみが昂りて逢い重ねしことも」岸上大作 逢うことに精神的興奮をしているのは私だけだということは、私の恋愛における美しい誤算だ 学校が始まると目の前の課題とか精いっぱいであまり考えることをしなくなってしまう。 8.5.16 私はドイツ語を勉強するにあたっていい姿勢を持っていなかったから気を病んだんだと思う。新しいことを知ったときは以前より多くのことを学べたと喜ぶべきなのに自分が知らないことが多いのを嘆いていた。まだ一年しかならてないんだか

          大学2年生の頃 思うこと

          ザクロ

          私の寮の部屋の窓から見える風景は本当に絵画みたいだ。雲がないときは青色一色の絵の具で塗りたくられたキャンバスみたい。21時の今はラピスラズリみたいな色。  『ノルウェイの森』を読んでいて思ったのは、私も「○○なの、本当よ」とか言えるような女の子になりたいということ。「本当よ。」はどうしてこんなにも魅力的なのか。誰かが、良いと思った文章は書き写すのがいいとか言ったけど、私にはそれがうまくできない。どんなに好きな分も書き写した瞬間に腐ってゆく。ガラクタになっていく。だから本の中

          ザクロ

          『夜と霧』

          「生きるための哲学」を読んだとき、この作品について述べられていて興味を持ったのと、ドイツ文学科なら一回くらいは読むべきだと思ったのがきっかけ。借りたのはいいけど、実際に読み始めるまでに時間がかかってしまった。この本に対するイメージとどんなにつらい状況にいても人は希望を捨てない、というようなメッセージが込められているというようなことを聞いていたので感情に訴えてくるような物語だと思ってたからだ。実際は違った。 一人の精神科医である囚人が冷静で客観的な視点から、しかも実体験を含め

          『夜と霧』

          板橋冷麺

          ネットで調べて、ずっと気になっていた大久保の冷麺専門店に行った。板橋(パンギョ)冷麺というお店。 サムギョプサルと冷麺ハーフ&ハーフを頼む。サムギョプサルはコロナの影響だからか、厨房で焼いてからこちらに持っていくスタイルらしい。 待っていると、キムチやらサンチュやら、ニンニクやトウガラシといった薬味などが運ばれてきた。この唐辛子は相当辛いと確信。 さらにしばらく待つと、サムギョプサルが運ばれてきた。サムギョプサルの肉は小さめにカットされていて、下には玉ねぎが敷き詰められてい

          板橋冷麺

          中本 冷やし味噌ラーメン

          中本で一番辛いのは、実は北極ラーメンではなく冷やし味噌ラーメンだということをどこかで読み、冷やし味噌ラーメンを頼んでみた。 見た目は北極ラーメンを汁と麺に分けただけのように見える。北極ラーメン同様つけ汁には油がたっぷりと浮いていて、食べるのに思わず躊躇するくらいだ。ちなみにこの油は少なめにできるみたいだ。(隣の人が中本では珍しくコールのようなものを唱えていてそれに油少な目があったような気がする) 麺をまず汁に浸さずに一口食す。コシがしっかりとしていて、噛み応えがある麺だ。

          中本 冷やし味噌ラーメン