ペルシャ語について

最近ペルシャ語に興味を持った。前々からアラビア文字に興味があってあれ読めたらかっこいいよな、と思っていた。そんなこんなでアラビア語に興味を持って調べていったところ、日本人にとってはペルシャ語の方が簡単でとっつきやすいということが分かった。アラビア語とペルシャ語は同じアラビア文字を使っている(ペルシャ語の方が文字の種類が多い)が、ペルシャ語はアラビア語がセム語族(我がトラウマの言語、ヘブライ語なども属すらしい)に属するのに対して、ペルシャ語はインド・ヨーロッパ語族に属する。ドイツ語をやっていた私にはこちらの方が馴染みがあるのではないだろうか。さらに日本語と語順が同じなことに加えて、私がドイツ語で散々苦労した男性名詞・女性名詞がない(アラビア語にはある)。こんな理由で安易な考えだが、ペルシャ語をやってようという考えになったのだ。

早速ペルシャ語の参考書を図書館で手に入れて、ページをぺらぺらとめくってみた。文字はまあタイ語と互角くらいかな。一か月くらい集中して覚えれば覚えられないこともないだろう。文法はどうだろう、日本語と語順が似てるから簡単ときいたけど・・・と思って少し覗いてみたら、動詞の活用があるということが書いてあり、一瞬で諦めることを決めた。

言語っていうものは一に覚える二に覚える、だがタイ語に慣れた私には動詞の活用を覚えるのは少し荷が重すぎる。ドイツ語でも動詞の活用には苦しまされたし同じ苦しみはもう味わいたくない・・なんていってると結構な数の言語が学べなくなってしまうが今の私には独学で動詞の活用を覚えられる自信はない。たったの2,3日で語学学習を諦めたのはベトナム語以来だ(ベトナム語は発音が難しすぎた)。まだ参考書を買っていなくてよかった。

結局どの言語も難しいポイントがあるので気軽に始めることはできても生半可な気持ちで勉強を続けることはできない。さようならペルシャ語。また10年後くらいに会いましょう。


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