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2020年ネット通販の知りたい10の情報

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記事一覧

『電子商』(eコマース)って何?

eコマースを日本語では、電子商取引と言いますが、この電子商取引とはどういう意味なのでしょうか?まず、これを考えてみます。

商品が、生産者から消費者にわたる過程を流通といいますが、その流通するにあたり金銭が発生するものを商取引といいます。

商品を主に個人向けに販売するお店を小売業と言いますが、小売業の商取引は、元々は、実店舗を通して行われてきました。しかし、実店舗の販売には限界があり、目先を変え

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BtoB・BtoC・・・

元々は、電子商取引の用語でしたが、最近は、他の商取引でも最近使う場合がありますが、BtoB・BtoC・CtoC・GtoB・GtoC・GtoGという言葉があります。さらに最近ではD2Cという言葉も使われております。聞きおぼえがあるけど、これってどういう意味なの?と思われている皆さんに、この用語について説明したいと思います。

○to○の、左側がサービスを提供する人で、右側がサービスを得る為に金銭を支

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2020年日本のBtoB(企業間取引)電子商の規模

コロナ前の2019年度において、日本のBtoB電子商の規模は、約350兆円でした。日本の、全取引に対しての電子商の割合を意味するEC化率は31.7%となります。ただし、BtoBのeコマースについては、それがインターネットを介したものかというと否定せざるを得ない。電子商取引なのだから

コロナ禍に見舞われた2020年度において、日本のBtoB電子商の規模は、330兆円でした。EC化率は33.5%とな

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2020年日本のBtoB電子商規模が大きい業界

BtoB電子商規模が大きい業種に共通していることは、受発注にEDIを用いて取引をしているところです。EDIとは専用回線やインターネットを用いて取引を行うシステムです。大量かつ多種類の商品を取り扱う際に便利なシステムです。

BtoB電子商規模が大きい業種の一つとして食品業界があります。2019年度はEC化率59.3%でした。食の安全に対する意識が高く、トレーサビリティーと言われる、生産段階から最終

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2020年日本のBtoC電子商の規模

2020年の日本のBtoC電子商の規模は19兆円です。なお、コロナ禍の影響で前年より市場規模が微減されました。

ただし、物品に関する取引に限ると12兆円となり、前年より2兆円市場規模が大きくなり、むしろコロナ禍が需要を後押ししました。2020年物品販売におけるEC化率は8.1%となります。

逆に、インターネットを使ったサービスに対しての取引は主力である旅行商品販売が足を引っ張り、2020年に4

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2020年物販BtoC電子商取引を牽引する業界

ネット通販の2020年物販BtoC電子商取引を引っ張るのは、家電・PC業界です。

家電・PC業界は2020年の電子商取引は、2.3兆円で、EC化率は37.5%です。家電やPCは家電量販店が元々強い販売力を持っていました。しかし、通販業界がそれに対抗する形で市場を食い合う状態でしたが、徐々に通販業界の規模も大きくなりました。更にコロナ禍の影響で、巣ごもり需要も増えて、2020年度は前年比129%の

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ECモールに関して

事実、ヨドバシカメラの様な、誰もが知っている会社ではない限り、ネームバリューだけではページは開いてもらえませんので、まずネットショップを始めようとする会社さんはECモールに頼るのは、当然の流れであると思われます。しかし、これだけ多いとネットモール全体の売上をあがったとしても、お店単体として売上が上がるかといえば、そうは言い切れません。今後はネットモールの中の沢山のお店と勝負しなければならないからで

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ネット販売もスマホ化の時代

さて皆様は、スマホユーザー向けの対策はされておりますか?ひと昔前までは、ネットショッピングサイト利用者の多くはPCでじっくり見て、そのまま購入するというのが当たり前でしたが、最近はスマホでの取引額が市場の半分を占めています。

2020年スマホを使っての電子商取引額は6.2兆円でした。BtoCのeコマースが12.2兆円ですので、半分以上がスマホの取引ということになります。これからもスマホの売上の割

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2020年に2兆円市場へ進化したリユースeコマ―ス市場

推定でございますが、2020年度のリユース市場において、BtoC電子商とCtoC電子商を合わせまして、約2.5兆円と大きな市場になっております。

従来であればいらないものがあって、古物商を頼るときに、リサイクルショップや質屋を頼ることが多かったはずですが、最近ではシステムの向上により、個人間取引がし易くなった事が要因と思われます。それを牽引するのは、ヤフオク!とメルカリです。この2つのサイトでリ

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2020年日本のインターネット物販GMV(流通総額)上位10社

楽天(2019年1位 2020年2位)【ECモール】
2019年3.8兆円→2020年4.5兆円

amazon(2019年2位 2020年1位)
【ECモール】【自社BtoC】
2019年3.4兆円→2020年4.7兆円上の2社が日本のBtoCを支えていると言っても過言ではありません。

3位 Zホールディングス(Yahoo!・PayPay・ZOZO・LINE等)
【ECモール】【CtoC】
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