【未来のためにできること】人事労務関連業務は、過去と現在と未来をつなぐ役割【私の仕事】
私の本業である人事労務分野では、毎年のように大きな法改正があります。
もちろん全てが無条件で良い施策という訳ではありませんが、多くが、将来的に良い影響を残しそうな施策が多いと言えます。
例えば、
「働き方改革」として大きくまとめたうちの、「性別に関わらない育休・有給休暇の取得拡大」はとても良い流れですし、
地球環境に配慮する考えである「SDGs関連」についても、その実現に向けた道筋などについてはさらなる改善が必要ですが、基本的な考え方はとても重要で必要なことだと思います。
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と、このように記述すると、今までの会社運営に「新しいことを取り入れる」ということが人事労務関連業務と思われがちです。
もちろん、各企業を取り巻く背景が、昔と今では全く違く変化しているのですから、新しいことを取り入れることは必要ですが、当たり前のことですが、今までの日本企業の運営でも良い施策は沢山あります。
ですので、新しいことを取り入れる方法としては、新しいことをそのまま取り入れるという訳では無く、今までの良い所と新しいことをハイブリッドさせた施策として残すことが、会社として良い事だと私は思います。
しかも、いくら良い施策といっても、過去からの会社の基本的な流れをぶった切って運用した場合にはあまり良い結果になりませんので、それを避ける意味合いにもなります。
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このことについては、先日の記事にまとめました二社の進め方、
未来工業株式会社さんは、日本企業の昔ながらの良さを継続しながら発展させていますし、
株式会社あつまるさんは、今の若い人たちの特徴でもある「やりがい」について様々な施策を行っている。
というように、様々なアプローチで従業員の満足度をアップさせている、ということが、多くの会社さんにとって学ぶべきところです。
私としても出来る限り、過去の良い所とこれからについての良い所取りをした人事労務運営のお手伝いをしていきたいと思います。
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