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#ホラー映画
【映画雑記】『エミリー・ローズ』観ました。
2005年のアメリカ映画、『エミリー・ローズ』を観ました。
もう20年近く前の映画ですが、オカルト好きなら知ってる人も多い1976年に西ドイツを震撼させたアンネリーゼ・ミシェルの悪魔憑き事件に材を取った秀作でした。あらすじとビジュアルの雰囲気からつい『エクソシスト』の二番煎じかと懸念してしまいましたが、共通点はあるにしろ全く異なる仕上がり。モデルとなったアンネリーゼがその死をもって存在が広く知ら
【映画雑記】「妖精たちの森」/見所が子どもではない前日譚
俺の好きな1961年の古典ホラー映画「回転」の前日譚として作られた1971年のイギリス映画「妖精たちの森」を鑑賞。
自分も読んだ町山智浩さんの本「トラウマ映画館」でも取り上げられていたらしいんだけど、覚えてない…。イギリスの片田舎の瀟洒な屋敷が舞台で、倒錯的な愛に耽る男女二人と、その二人の仲を「永遠に」とりもとうとする両親を亡くした兄妹の物語。「回転」で語られた過去を基に、想像力逞しくして作
【映画雑記】「ヒルコ/妖怪ハンター」/私は14歳の夏を思い出した。
塚本晋也監督による1991年の映画「ヒルコ/妖怪ハンター」を鑑賞。初見は中学生の時で、最後に観たのも相当前だと記憶する。
原作は諸星大二郎の漫画「妖怪ハンター」シリーズ。他に映画化されたものでは2005年公開の「奇談」があります。
異端の考古学者、稗田礼二郎が様々な怪異と遭遇するスキモノにはたまらない傑作です。その原作では喪服のような黒服に長髪、物怖じしない姿勢など、手塚治虫のブラックジャ
【映画雑記】「アングスト/不安」。体調を整えてから観ましょうね。
ぼんやりと日常を過ごしている俺を、なかなかに鬱々としたダウナーの渦に沈めてくれる素敵な映画を観た。
「アングスト/不安」
1983年公開のオーストリア映画。
実在の殺人鬼、ヴェルナー・クニーシェックが仮釈中に起こしたアルトレイター一家惨殺事件をベースにしたサスペンス/ホラー。殺人鬼の内面に肉迫するとても危うい映画。
全編、どうやって撮ったんだろう?という目をみはるカメラワークが続出。