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ジェンダーギャップ指数125位の日本で考えること。

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ジェンダー差別やジェンダー平等などを女性の視点から書いています。
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2021年8月の記事一覧

「つるかめ助産院」を読み終えて

「つるかめ助産院」を読み終えて

私がフォローをしているタナオさんが、先日小川糸さんの「つるかめ助産院」という本をオススメしてくださった。早速図書館で借りてきて読んでみた。まずタナオさんにお礼を言いたい。素敵な本を紹介してくださって本当にありがとうございます。

こんな猛暑の中、今日に限っては多分汗以上に涙と鼻水が出たと思う。250ページ余りを一気に読んでしまった訳だが、その間色々なことを思い出し、ずーっと泣いていた。こんな本は久

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consent for kids

毎月11日は全国各地で性暴力に抗議するフラワーデモが開催されます。子供達に「同意」についてわかりやすく伝える動画を紹介します。日本の性的同意年齢が13歳なのをご存知でしょうか?13歳ってまだ子供じゃないですか?そんなことを思いながら14時にnoteを再度アップします。

映画「おしえて!ドクタールース」から今思うこと

映画「おしえて!ドクタールース」から今思うこと

2年前の夏の終わりに、私はある映画を見に行った。よっぽどの作品でないと東京まで映画を見にいかないのだが、「これは絶対みたい!」と思い映画館へと向かった。

その作品は「おしえて!ドクター・ルース」というドキュメンタリー映画だ。

1981年ニューヨーク。日曜深夜、ラジオから流れるトーク番組「セクシャリー・スピーキング」に人々は夢中になった。誰も教えてくれない性のお悩みをズバリと解決するドクター・ル

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「ほんものになる」ということ

「ほんものになる」ということ

施設に勤めていた時高齢者の方から、

「お子さんおいくつ?」

とよく聞かれていた。まぁ、聞かれてもおかしくない年齢だ。

「あ、私独身なんですよー。子供もいません。」

と答えると、「あ、ごめんなさい…」と何故か謝られる。

質問したことを忘れる方もいらっしゃるので、何度も同じ質問をされてほとほと疲れ果て、「9歳になりました。」と答えたこともある。

他の人はあなたみたいないい人が結婚していない

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生理の貧困問題から、自分の今までとこれから

生理の貧困問題から、自分の今までとこれから

私の住んでいる市の公的機関に行った時、「生理用品を無料で配布します」(※なくなり次第終了)と案内が出ていた。
コロナ禍で生活が一変し、生理用品を買えなくなった人もいるだろう。生理の貧困は以外と近くにあると感じた。

生理用品が買えなくてトイレットペーパーを丸めて使っていたという話を聞くと、番組を見ながら本当に切なくなった。

生理用品てほんと高いよね。
夜用だ、多い日の昼用だ、普通の日用だ、
パン

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