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ヨーロッパで緊急事態!どこに電話すればいい?病院/窃盗/交通事故/災害/旅先


まず、結論から


ヨーロッパ内の旅行先 or ヨーロッパ在住で、、、

「緊急事態で病院に行きたい」
「スマホを盗まれた!!」
「交通事故にあってしまった!」

112

112

112 に電話をしてください!!!!!!!!!!

本当に必要な時は忘れちゃうので、
今すぐスマホの電話帳に登録しておきましょう

112!

さっそく、具体的に説明していきます↓

この番号って何なの?


ヨーロッパの112番は、EU加盟国全域で共通の緊急通報番号です。
これは、火災、医療緊急事態、犯罪など、あらゆる種類の緊急事態に対応するために利用されています。112番は24時間体制で運用されており、通話は無料です。加えて、多言語で対応が可能(調べた感じだと、さすがに日本語はなさそうで、英語、フランス語、スペイン語、などなどで)なため、国外からの訪問者も安心して利用できます。

どの通信事業者のネットワークからでもアクセス可能らしく、これも非常に助かるポイントです。

112番はヨーロッパ全域で広く認識されており、事故や急病、その他の緊急事態が発生した場合には、この番号を利用することで迅速に救助や支援を求めることができます。また、多くの国では112番以外にも、国内特有の緊急通報番号が存在することがありますが、112番は加盟国(※最後に全て紹介しています)ならどこでも共通です。

旅行先などの国ごとに警察は〇〇、火事は〇〇など全ての番号を覚えるのはかなり難しいので、すべての種類の緊急事態に対応するための番号があるのは本当にありがたいですね。

こんな状況でもOK


112番にかける緊急事態には、以下のような具体的な状況が含まれます。

  1. 医療緊急事態

    • 急な心臓発作や脳卒中

    • 重大な事故による負傷

    • 急激な重病や意識不明の状態

  2. 火災

    • 家屋、ビル、車両などの火事

    • 大規模な野火

  3. 犯罪

    • 強盗や窃盗の発生

    • 暴力行為や身体的攻撃

    • 誘拐や人質状況

  4. 事故

    • 交通事故での怪我人

    • 公共の場所や家庭内での重大な事故

  5. 自然災害

    • 地震、洪水、嵐などの大規模な自然災害

これらの事態では、迅速な対応が必要とされるため、112番への通報が推奨されます。通報する際には、何が起こっているか、どこで起こっているか(可能な限り具体的な場所を提供)、怪我人がいるかどうか、その他必要な情報をオペレーターに伝えることが重要です。これにより、緊急対応サービスが適切に対処し、迅速に現場に到着できるようになります。

網羅されている国一覧


112番が緊急通報番号として利用できる国々の完全なリストは以下の通りです。このリストにはヨーロッパ連合(EU)加盟国、その他ヨーロッパ国、そしていくつかの非EU国が含まれます。

ヨーロッパ連合(EU)加盟国

  1. オーストリア

  2. ベルギー

  3. ブルガリア

  4. クロアチア

  5. キプロス

  6. チェコ共和国

  7. デンマーク

  8. エストニア

  9. フィンランド

  10. フランス

  11. ドイツ

  12. ギリシャ

  13. ハンガリー

  14. アイルランド

  15. イタリア

  16. ラトビア

  17. リトアニア

  18. ルクセンブルグ

  19. マルタ

  20. オランダ

  21. ポーランド

  22. ポルトガル

  23. ルーマニア

  24. スロバキア

  25. スロベニア

  26. スペイン

  27. スウェーデン

EU加盟国以外のヨーロッパの国

  1. アイスランド

  2. ノルウェー

  3. スイス

  4. イギリス(BrexitによりEU加盟国ではなくなったが、112は利用可能)

  5. モンテネグロ

  6. ノースマケドニア

  7. セルビア

その他

  1. トルコ

  2. アルバニア

  3. ボスニア・ヘルツェゴビナ

  4. コソボ

とまあ、ヨーロッパ内ほぼほぼの国で対応可能ですね。
ヨーロッパ在住の方ですと、ヨーロッパ内の旅行も多いでしょうし、
日本からヨーロッパ内への旅行でもいざという時が心配ですよね。

最後に


最後までご覧頂き、ありがとうございました。

とにかく、備えあれば患いなしということで
スマホの電話帳に112を登録し、頭の片隅にこの番号を覚えておくとよいと思います。

参考になると嬉しいです( ˘ω˘)

今後もベルギー生活で得た知識を忘れないうちに備忘録として残していきたいと思うので、よかったら励みになるのでスキorフォローお願いします^^


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