「食材が我が家へやって来た!」
昨日の夕飯は、生協の様に食材が送られて来た。
雨が降っているので食べたいものはあったが我慢した。
サイコロステーキは、まずくはないが、肉が硬く脂がのっていない。
冷凍のサイコロステーキを食べているような気がしたが、妻が高圧的に、おいしいでしょう?というので、おいしいね、便利な時代になったね、といった。
生野菜は妻が買ってきた。さすがわ、駅前の大型スーパーは高いだけあり、野菜が新鮮でおいしい。
それとごはんであるが、温まるだけのチャーハンが来た。
電子レンジで温めてお終いである。
サイコロステーキ、野菜サラダ、チャーハンで終わりだ。
たった、三品である。
いくらしたかときくと、三人分で2000円ちょっとだそうだ。
もうけるなあ、とおもった。
すべて冷凍品であった。現代らしい。
食べる分だけを袋から出し電子レンジにいれるのだ、
サイコロステーキは全く脂がのっていない。
噛むとくしゃっとする。これでもステーキかと思った。
そのことを妻に言うと継ぎはお魚にしようかしらという。
わたしは、鯛って大好きなのよ。鯛でいいでしょう?という。
わたしは、鯛は生臭さがあり嫌いだ。そのことを話すとあなただけ、サンマかイワシにしたら、という。皆が高級な鯛でわたしだけが安い魚かと言った。
妻が、あなた、イワシが好きだと言ったでしょう?という。わたしが好きなイワシは缶詰のイワシで、「イワシのトマト煮」で280円するのが好きなんだといった。イワシとトマトが美しくマッチングしフランス料理のような美味だといった。
妻が、だけどね、食材屋さんにはないのよ、それは、だって、それって缶詰でしょう?という。あなたのためにイワシを焼いてあげますからと言う。
わたしは、アユ以外の焼き魚は嫌いだ!というと、そう、だだをこねないでください。2000円なんですから、と、説き伏せるように言う。
野菜はおいしいのですぐに食べ切った。
最後は、肥料のような袋に入ったチャーハンである。
妻から電子レンジに入れてもらったが、不思議と噛むとくちゃくちゃ音がする。
わざとくちゃくちゃ音を立てて食べて食べていると娘が、パパ、気持ち悪い音を立てないでよ、食欲がなくなるわ、という。
それを聴いていた、妻が、あなたは早くオリンピックでも観に言ってくださいと言う。
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