jcpamba

IT系の会社の管理職です。アラフォーで子供二人います。 日々の気づきを書いています。

jcpamba

IT系の会社の管理職です。アラフォーで子供二人います。 日々の気づきを書いています。

最近の記事

  • 固定された記事

オプション取引って何だっけ。

皆さん、こんにちは。今日もお読み頂きありがとうございます。今日は、オプション取引について書いてみたいと思います。なぜオプション取引について書いてみようと思ったかというと、ソフトバンクが多額のオプション購入をしたという噂があったからです。このオプションの購入や関連する前後の一連の取引が先日来の米株式市場の急落の呼び水となったという憶測もあります。 オプションとはオプションとは、状況に合わせて使うか使わないか決められる選択権のことです。デリバティブのオプションも同じように、選択

    • バルセロナ日記 9月19日

      今日は1年ぶりくらいにNoteを書いています。こんな時期ですが今は仕事でバルセロナに来ています。来る前にネットで探したのですが、バルセロナの街に関する情報はそれ程多くないので、せっかくなので記事で残しておきたいと思います。 今日は14時過ぎにCitizen Caféという所で食事をしました。↓Trip advisorのURLです。 https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187497-d6681906-Reviews-Ci

      • ソフトバンク 非上場になるとどうなる?

        みなさん、こんにちは。今日もお読み頂きありがとうございます。今日は、ソフトバンクGが非公開化するとかいった噂があるという事で、非上場会社になるとどうなるのか、そもそも上場することのPros/Consは何なのかについて触れていきたいと思います。 1.上場のメリット1-(1)資金調達がしやすくなる上場する主な目的は資金調達です。自社の発行する株式が市場(東証等)で取引されるようになります。業績が良くなれば通常は株価が上がります。株価は需給で決まるので、業績が良くなることで将来を

        • オプション取引でヘッジ?

          こんにちは。今日もお読み頂きありがとうございます。 今日は「オプション取引」の活用について書いてみたいと思います。bloombergの記事↓を見ると「ハイテク株急落前に大量ヘッジ」とあります。イメージは分かるけど実際ヘッジって何だっけ?ソフトバンクのオプション取引はヘッジ?といった視点でみていきます。 その前に、先週オプション取引の概要をまとめた記事↓を書きましたので、良ければ見てみてください。 YouTubeにも動画をアップしています↓ 以下、前回のNoteからの引用

        • 固定された記事

        オプション取引って何だっけ。

          バークシャー・ハザウェイによる5大商社株取得のニュースをみて

          今朝、このニュースを見て驚きました。 「著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイは日本時間の31日、子会社を通じて伊藤忠商事や三菱商事など5大商社株の発行済み株式の5%超を取得したと発表した。バークシャーが日本市場に上場する個別株を大量保有するのは初とみられる。バフェット氏は声明で事業面での協業に期待感を示した。・・・バークシャーは同日、関東財務局に大量保有報告書を提出したことを明らかにした。発行済み株式数の約5%超の保有を公表したのは、伊藤忠や三

          バークシャー・ハザウェイによる5大商社株取得のニュースをみて

          巨大OTTプラットフォーマーに死角はあるのか。Netflixを中心に分析してみた。②動画配信サービスの市場規模

          どちらかというと屋外でストレス発散するのが好きな僕としては、動画配信サービスを自分自身で使う際に純粋に思う事は、「こんなに作品が山のようにあって一生かけても全部は見切れないよな」とか、「途中で見るのをやめた理由って、実は時間がもったいないと思った事なんだよな」という意外とNegativeな感情です。とはいえ、確かに24とかFringeとかWalking deadとか、生活リズム崩してまで見た記憶があるので、CEOのヘースティングス氏が過去に言っていたように、「Netflixの

          巨大OTTプラットフォーマーに死角はあるのか。Netflixを中心に分析してみた。②動画配信サービスの市場規模

          巨大OTTプラットフォーマーに死角はあるのか。Netflixを中心に分析してみた。①財務観点

          今日はOTTプラットフォーム、特にNetflixについて書いていきたいと思います。今回は特にNetflixに注目しますが、AmazonのPrime video等もOTTプラットフォーマーとして盤石な体制を築いてきました。プラットフォームを構築して一度ネットワーク効果が働くとなかなか他の企業には逆転が難しいと思います。では、これらの企業以外はOTTプラットフォーマーを目指すことを諦めたほうが良いのでしょうか。そういった観点から、他の企業がこれらの巨大OTTプラットフォーマーと共

          巨大OTTプラットフォーマーに死角はあるのか。Netflixを中心に分析してみた。①財務観点

          航空業界の業績と今後について(JAL編)

          先日ANA編を書きましたので、今日はJAL編を書いていきます。分析は結構緩めですし、ほぼBS/PL/CFからしか見ていないので、定性情報やその他詳細情報にご興味があればこちらのJALのHPから詳細確認できます。 早速ですが、まずは財務諸表を見ていきたいと思います。 1.JALのPL分析 JALはIFRSを適用しており、原価と販管費の区分がわかりにくいで以下に前連結会計年度の有報を貼り付けました。 これを見ると営業収益が14,872億円から14,112億円に760億円減

          航空業界の業績と今後について(JAL編)

          航空業界の業績と今後について(ANA編)

          今日は趣向を変えて、コロナの影響をモロに受けている航空会社について書いてみたいと思います。 1.Japan Timesの記事早速ですが、Japan Timesで取り上げられていた記事から抜粋です(サマってそれっぽく和訳しています)。 「日本を代表する2つの航空会社は、新型コロナウイルスの第二波の影響により需要が低迷しているため、来月の国内便を大幅に削減します。 JALは9月中、国内線を8,223便、つまり32%削減する予定であり、座席予約数は前年比で約30%にとどまってい

          航空業界の業績と今後について(ANA編)

          変革期を乗り越えるリーンで柔軟な組織を作るために①~コアコンピタンスの再定義と事業ポートフォリオの再設計~

          事業ポートフォリオ再設計の困難さ事業ポートフォリオの設計・見直しは難しい。なぜなら、不確定要素の多い状況下で様々なことを考慮し、検討して最終的に決断をしなければならないからだ。特に現在のような10年に一度の、あるいは50年に一度かもしれないが、非常に大きな変革期においては、特定の産業の魅力度のとらえ方自体を大きく変える必要がある。また、実行フェーズにおいても、結局のところ選択と集中を行うので万人が納得できるようなやり方は無い。別の言い方をすると、組織・グループ内の誰か、あるい

          変革期を乗り越えるリーンで柔軟な組織を作るために①~コアコンピタンスの再定義と事業ポートフォリオの再設計~

          ある組織におけるIT投資全体の妥当性を評価する難しさ

          IT投資、特にソフトウェア開発に投資する金額が妥当かどうか図ることは難しいと思う。つまり、その投資額が高すぎるのか低すぎるのか、という事をIT部門以外の部署が客観的に判断するのは難しい。市場に流通しているパッケージ商品がある場合はもちろん第三者価格が把握できるので評価は可能だ。また、一般的にはROI(Return on investment)やNPV(Net present value)で投資効率、投資成否を判断する。ただ、社内で複数の事業を抱え、また複数の事業で活用できる共

          ある組織におけるIT投資全体の妥当性を評価する難しさ

          カルチャー(組織文化)の重要性について再認識

          今日は、タイトルの通り組織文化の重要性について再認識をしたことを書いていく。 先日、朝倉未来選手がご自身のYouTubeのチャンネルで「日本人は侍だったので戦闘民族。世界の格闘技界でもっと活躍してほしい」というような趣旨のことを言っていた(朝倉選手のチャンネルは昔からの仲間と一緒にコンテンツを作っている。彼らとのやり取りを見て自分が10代、20代に仲間と過ごしたことを思い出し、郷愁的な気持ちになる。企画も面白くて寝る前でもついつい見てしまう)。 これと少し似た話で、よく欧米

          カルチャー(組織文化)の重要性について再認識

          兼務のPros/Consについて

          コロナの影響で採用を絞っている企業が多い。そんな中どうしても業務を回そうとすると一人ひとりが従来よりも幅広い範囲の業務を行う必要がある。結果として、中には他の部署との兼務を行うケースも出てくる。今回は、兼務を行うことのPros/Consを書いてみたいと思う。 まず、良い点としては、従来と同じ工数の業務をより少ない人数で回すことが出来るようになるという、一人当たりの生産性の向上といった会社側の視点からのメリット。一方で、社員本人としてはキャリアの幅を広げる良い機会になるという

          兼務のPros/Consについて

          採用面接の工夫と気付き

          2018年と2019年は組織変更の影響もあり、結構な人数と面接を行った。その中で、個人的により効果的な面接を目指して取り組んだことを書いてみたい。 <効果があったと思うこと ケース問題>コンサルで取り入れているケース問題は、面接をする側にとっては本当に便利だということが分かった。僕の場合は、基本的な財務会計・税務の知識を問う問題、ファイナンス系の問題、システム導入のPJTに関する問題等、30分くらいかけて解く問題を作った。 解いてもらった後に回答を見たうえで、改めて職務経

          採用面接の工夫と気付き