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Thanatos タナトス


さて、もう一週間経ってしまいましたが・・・皆様は変わらずお過ごしでしょうか?


北海道では雪が積ったり、地元の千葉はがくんと冷え込んだり、一歩一歩冬に向かって時間が進んでいますね。


タナトス・・・ニュクスが産んだ「死」の神。

いやはや、ギリシャ神話って古事記なんかとなんとなーく、本当になんとなーーーくですが似ていますよね。

自然の各々の事象にそれぞれ神様がいたりなんなり。アミニズムっていうんでしたっけ。その辺ももっと勉強せねばですが・・・汗



さてさて、本題です。

本日もタイ王国で撮影した作品の数々です。



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ヒシムネカレハカマキリ Deroplatys lobata

ですかね。

いろんな図鑑の「擬態」のコーナーでは顔馴染みですね。

この写真は個展「やんばるの生 知られざる美」に、"autumn leaves"というタイトルで出展した作品です。


もう形容するのがアホらしくなるくらい、見事な枯れ葉・・・。




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こっちが最初見つけた時の写真。上のはそのまま低木に登ってった時に撮影したものです。

擬態するだけあって(?)、動きも非常に緩慢で、非常に撮影しやすかったです。


敵の目も、獲物の目もくらますんでしょうが、実際どれほどなんですかね〜。

採餌してるとこや襲われてる所は見なかったのでなんとも言えませんが。



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いや〜、進化の歴史はうん十億年だし、突然変異やら中立説やら、学んできてはいますが

奇跡の連続ってそんなに起きるか????とも思ってしまいます(笑)


彼女の可愛らしい仕草に頬を緩めながら、少しだけ翅や胸部を触って見たのですが、なんかこう・・・しっとりして、柔らかかったです。


枯れ葉なイメージで触ると、そのギャップにびっくりするというか。


撮影させてくれた彼女に「触ったくせに!!失礼しちゃうわね!!」と怒られそうですが。笑


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多分、沖縄や本州の草原なんかで見かけるシオヤアブやムシヒキアブと言った肉食系のアブの仲間・・・だと思います。


何がやばいってその大きさですね。コガタスズメバチくらいあった気がする・・・。

刺さないとは思うんですが何をしでかすかこっちは全く予想がつかないのでそそくさ退散💦



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ナナフシ・・・の仲間です。

この写真では全部写せて無いのですが、非常に明るいライトグリーンが実に美しかったなぁ。

これもまた見事な擬態でしたが一発で見破りました(どやさぁ〜)。


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体長1.5cmくらいあった大きなアリ。

結構数を見かけました。

別日にちょっとした事件があって(後述します)、アリは観察だけ。



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やたらあちこちのシダの上に変な枯れ葉があるなぁ、と思って山を歩き始めて3枚目の枯れ葉でこれがバッタの仲間なのに気づきました(笑)


カレハカマキリやナナフシを発見してドヤ顔してた自分が恥ずかしくなりますね(笑)


大して昆虫は知りもしない身の上ではあるのですが、直翅目は擬態してる子たちが多いな〜、という印象でしたね。


この時のタイ王国での撮影でも、見かけた昆虫は恐らく直翅目が数も種類もダントツ一位だった気がします。


まぁ時期的なものもあるのでしょうがね〜。




おっといけない、長くなりましたが今日はこの辺で。


皆様が充実した週末を過ごせますよう心からお祈りしております。


季節折、冷え込みも激しいので、どうかお体ご自愛くださいね。



それではご機嫌よう〜。また来週お会いできたら嬉しいです⭐️





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