jannu

社会人4年目 | 本と日常

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社会人4年目 | 本と日常

最近の記事

深夜のカップ麺のような

6月19日(水) 24:19 とにかく冷静にならねば、 という気持ちでnoteを立ち上げる。 情緒が乱れている。素敵な出会いや学びを得る一方、公共交通機関の連日の乱れや仕事上での理不尽、好きなアーティストの炎上などを経て、精神的にかなり良くない方向へ進みつつある。飲酒量が明らかに増え、会社で使用する敬語に込める棘が増えた。肌も荒れ始めている。 こういう時はモヤモヤをそのままにしておくことが一番の毒であると、過去の経験が言っている。多少睡眠時間が減ったとしても、書くこと。

    • 表現と批判

      • 同じように闘っている|『自分を生きる入り口』 読書会リポート

        5月26日、日曜日。 奈良県にある『ほんの入り口』さんにて初開催された読書会、『自分を生きる入り口』に参加させて頂きました。 課題図書は西村佳哲氏の 『自分をいかして生きる』。 2011年に発売されて以降、現在も増刷を重ねる人気作で、同氏『自分の仕事をつくる』の続編となります。 著者自身の経験から丁寧に綴られる考察や、インタビューを通じて語られる仕事の捉え方、働く人としての在り方に、すっと心が励まされる素敵な書籍。 読書会の発起人は、お店の常連でもあるユウキさん、あ

        • ○○○の教科書

          浪人時代を除いて真面目な人間ではなかったけれども、教科書・参考書だけは何故か好きでした。手段としてではなく、目的として、物体として。 今回は「教科書」をキーワードにして、本にまつわる色んなことを散文的に書いていき、最後に何か上手いことまとめられたら良いなと思っています。成功する保証はないのですが…。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○○○の教科書・教科書との出会い(小) 私が小学生だった頃の教科書は、新学期が始まって最初の授業で、

        深夜のカップ麺のような

          12月、1月、2月、3月、4月

          たいへんご無沙汰しております。 jannuです。 最終更新が23年の11月なので、約半年空いてしまいました。。明けましておめでとうございます、今年も宜しくお願い致します(?) ▪️毎月更新の停止 23年の1月以降、1ヶ月に1回のペースで更新することを目標に細々書いていたのですが、「なんか義務になっちゃってるな」「更新を途切れさせないためだけの、延命活動になっちゃってるな」というのは3ヶ月目くらいから延々思っておりました。 「中身はともかく12ヶ月続けました」と自分に言

          12月、1月、2月、3月、4月

          11月 意気消沈の季節。読んだ本の話。

          11月4日(土)21:10 宮台真司 氏の『増補 サブカルチャー神話解体』を読み終えた。戦後〜93年頃までの音楽・漫画・性の変遷を「コミュニケーション」と「社会的文脈によって生まれるコード」の視点から分析した本。 「社会/裏社会」「強者/弱者」「大人/若者」といった対立コードをバックボーンとし、同志間で分かりあうために享受されてきた当該コンテンツたちは、共同体の解体や他者の「理解出来なさ」をきっかけとして不安定化・島宇宙化していくという内容だった(ざっくり) ‥‥‥‥‥

          11月 意気消沈の季節。読んだ本の話。

          10月 出張,聖地巡礼。読んだ本の話。

          今月もnoteからの自動通知「月々の連続投稿記録を伸ばしましょう」に尻叩かれて書いてます。あと2ヶ月頑張ってみるか〜。みなさんお元気でしょうか。 私の10月は横浜出張、好きな映画の聖地巡礼、インテリアコーディネーターの1次試験、決起会の名の下で開かれる数々の飲み会、といった感じでした。まだあと数日あるけど、まあこんなもんだろ。ハロウィンも多分、何もしないです。 したくない、まであるな。 これまでのnoteで再三書いておるのですが、文体はその人を表すと常々思っておりまして

          10月 出張,聖地巡礼。読んだ本の話。

          9月 前も後ろも道ばかり。読んだ本の話。

          今月もお疲れ様です。 資格試験の追い込み真っ只中のため、まとまったnote執筆の時間が取れていないのですが、月一更新だけは死守したいという気持ちで書いてます。 肌が受け取る風の心地が変わりましたね。 もう秋ですね。 9月頭ごろ、ついにコロナに罹ってしまいました。どれだけ陽性四面楚歌になってもびくともしなかったのに、なんでや。 ワクチンでもきちんと発熱するタイプだったこともあり、40℃近い熱が三日三晩しっかり続きました。手洗いうがいをちゃんとしよう。 *** ◾️前も

          9月 前も後ろも道ばかり。読んだ本の話。

          8月 挑戦、ラジオとインテリア。読んだ本の話。

          お盆の恒例、里帰り。 前半はもっぱら雨、雨、雨だったので、中学・高校の頃によく聴いた音楽を小音で流しつつ、犬猫たちと戯れながら家で大人しくしておりました。 今も昔も変わらない、雨の日のコンクリの匂いと、いつの間にか遠ざけてしまっていた、あの頃の思い出。そろそろ「あれも青春だったな」と認めてあげてもよいな〜とか、ぐにゃぐにゃ考えたりしてました。大人になったもんだ。 記憶と嗅覚が交錯する、土砂降り続きの昼下がり。 大阪へ。 デパートに立ち寄ると、金木犀にちなんだ製品がずらら

          8月 挑戦、ラジオとインテリア。読んだ本の話。

          7月 朝活はじめました。烏龍茶男、川エッセイ。

          先日誕生日を迎えました。26歳、今後も邁進。 ◾️迷子くんの朝活人生の目標を一通り見失ったので、せめてもの抗いとして朝活を始めました。勤務先付近のスタバで本を読んだり、日記を書いたり。習慣化するにはどの程度の継続が必要なんだっけ? 外は毎日蒸し暑いけれど、6時半ごろに家を出発すれば汗がギリギリ滲まない状態で移動できる。電車がそこまで混んでいないのも良い。 特別な何かがあったわけではないが、「このまま朽ちていくのか…」という予感と並走している感覚で居る。仕事、出世、上司と

          7月 朝活はじめました。烏龍茶男、川エッセイ。

          6月 難しいことを、難しいままで。 | カント、異動、花一匁など。

          部署を異動して3ヶ月。 入社して2年間取り組んできた仕事から離れ、今は当時と全く異なる業務をしている。同じ会社でもここまで違うのかと、新鮮な驚きで日々過ごしている。 当たり前だが、部署の数だけ仕事があり、上司の数だけやり方が異なる。基礎的な部分を除き、分かったつもりになっていたことの殆どは、限定的な環境下でしか意味をなさない。 仕事を取り巻く変数は、少し考えただけで相当多いことが分かる。 経済・会社・取引先・繁忙期・閑散期のような大きなものから、部署・職種・チームの相性

          6月 難しいことを、難しいままで。 | カント、異動、花一匁など。

          5月 車窓、読書、文章、自意識

          あっという間に5月も終わる。前回投稿から1ヶ月。「5月31日までに投稿すると、12ヶ月連続投稿ですよ」という通知が頭の隅に居座り続けており、モヤモヤを払拭したい一心でキーボードを打っている。 記事のタイトルに○月と入れるようにした。今のモチベーションでは1ヶ月1投稿が限度だろうという諦念と、流石に1つくらいは何かしら書いておきたいという焦りから、試運転的にやっている。デメリットとしては、その1ヶ月を象徴するようなタイトルがそう浮かばないということ。結局単語の羅列に甘んじてい

          5月 車窓、読書、文章、自意識

          4月 青

          前回更新から1ヶ月空いてしまいました。 皆様お元気でしょうか。 このあいだ大阪の舞洲にネモフィラを見にいったのですが、その際フェリーに乗りました。ユニバーサルシティーポートを出発し、安治川から大阪湾に出て、舞洲まで向かいます。 船窓から広がる景色がとにかく素晴らしい。 港ならではの人工物が、左から右へどんどん流れていく。恐ろしい程の海の青さ。すごい速さで移り変わる景色を眺めながら、脳内ではずっとヨルシカの『藍二乗』が流れておりました。 部署異動の話 社会人生活も3年目

          4月 青

          3月のスランプ 読んだ本

          最近なんだか色々とダメで、体力と脳みそを持て余している。理由は単純で、仕事が少し落ち着き、資格試験がひと段落したから。 暇になったんだ、つまるところ。 悶々と考えて袋小路に陥るのは、たいがい暇な時と相場が決まっている。かといって仕事に打ち込める訳でもなく、飲み会の参加を増やしてみたりしたけれど、何か虚しさが拭えない。 本を読んで気を紛らわせては、目標ってどうやって作っていたのだろうと、不毛なことばかり考える。 これ以上書くこともないので、最近読んだ本をちょびっとご紹介

          3月のスランプ 読んだ本

          2月(下) 理想の自分探訪

          理想の自分ってなんだろうか。 未だ思春期を引きずっているのか、立場や役割を度外視した抽象的な意味での「理想の自分」について、最近よく考えます。 職場での自分、家族にとっての自分ではない自分。平たく言えば、本当の自分でしょうか。書いてみて思わず笑ってしまいましたが、確かにそういうものを知りたがっている。 むしろ、知ることで安心したがっている。自分に対する無駄な期待をしたくないと思っている。見当違いの努力をして、時間を無駄に過ごしてしまうことを恐れている。無駄が意味するところ

          2月(下) 理想の自分探訪

          2月(上) 日常を尊いと思える大人に

          電車通勤が嫌だという理由だけで仕事をやめたい。諸々ある、自らの至らなさによる後ろめたさとか、そういう都合の悪いものを全部含み隠して、電車通勤が嫌だという理由で会社をやめたい。端的に言えば、逃げなのだろう。 佐藤優さんの著書『先生と私』の一節。今この状況が「逃げなくてはならないかどうか」が、分からない。そのときに比べているのは、誰でもない誰か。この程度で逃げたらこの先やっていけないかもしれない。 やっていくって、何を指しているのか。分からずに使っている。言葉に対して真摯でな

          2月(上) 日常を尊いと思える大人に