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深夜のカップ麺のような

6月19日(水) 24:19
とにかく冷静にならねば、
という気持ちでnoteを立ち上げる。

情緒が乱れている。素敵な出会いや学びを得る一方、公共交通機関の連日の乱れや仕事上での理不尽、好きなアーティストの炎上などを経て、精神的にかなり良くない方向へ進みつつある。飲酒量が明らかに増え、会社で使用する敬語に込める棘が増えた。肌も荒れ始めている。

先週末の大阪での一枚。
悪いことばかりでは決してない。


こういう時はモヤモヤをそのままにしておくことが一番の毒であると、過去の経験が言っている。多少睡眠時間が減ったとしても、書くこと。ひたすら書くこと。それが心を落ち着かせる一番の薬になる。

早起きして書こうとしてもどうせ起きれないし、自分のことがもっと嫌いになるだけだ。ついでに社会のことも殊更嫌いになる。生粋の夜型は、大人しく夜更かしをすればよい。

タイトルはノリと勢いだけの、ジャンキーで翌日に残る、けど意外と後悔のない文章を〜と思ってつけたまでです。カップ麺出てきません。すんません。


6月20日(木) 24:56

そんなこんなで書き始めたものの、結論は分かりきっている。結局どんな時にモヤモヤするかというと、「自分の思い通りにならないことに振り回されている時」だ。電車も仕事も炎上も押し並べてそう。ただただ平穏に、けども虎視眈々、粛々とやりたいだけなのに。

乱される。関係ないことで歯止めがかかる。なんでやねん。なんでこっちくるねん。何か悪いことしたのかよ、といった具合に。

しいたけ占いによると「かに座は敵と味方を明確に区別する傾向にある」らしい。まさにその通りで、申し訳なさそうな素振りもなく、敵がこちらに頬擦りしに迫ってきているような感覚がある。タチの悪い童話でも読んでいる気分だ。

正直、社会で生きていて「すべて思い通り」に進むことはまずない。むしろ想定外の方が多いぐらいであり、社会なんておそらくそんなもんだからである。なので必然、想定外を許容できる心の余裕と度量が求められる。それは社会生活を営む中で、おそらく自然に身についていくものなのだろう。

そして私はその辺りの筋肉というか、許容範囲が非常に小さい。ニコニコしてやり過ごす術は覚えても、自身の腹の虫は治っていないのだ。鈴虫ならば大演奏会である。

6月20日(木) 25:19
「社会なんてそんなもん」だという気持ちは、おそらく今後も消えることはない。ただでさえ斜に構えるタイプである。転職したり、ライフステージが変わったりしたとしても、それで思考フレームが一新されることはあり得ないだろう。

それはいい。それでいい。
嫌なのは、「社会なんてそんなもん」だと結論付けて、それで終わってしまうこと。クソみたいな日々に全身で敗北してしまって、そのままスネて腐ったり、「諦める以外ないだろうが」と放り投げてしまうこと。一時的にそうなってしまうことはあっても、それがデフォルトになることは避けたい。理屈ではなく、本能として避けたい。

「そうなった原因はどこにあったんだろう」
「考えようによっては色々対応できるよね」
「工夫次第で案外悪くないんじゃないか」

そう考えられるような、
心の余裕と度量を持ちたい。

問題は、理不尽に耐えられる程の心の余裕と度量で社会に向き合うには、「そこそこ元気が要る」ということである。

そして、そこそこ元気で居るためには、「理不尽」にすり減らされていない必要があり、そのためには「心の余裕と度量」が必要になる。こうして話は堂々巡りになる。

6月20日(木) 25:35
元気を永続的に吸い取っている元凶ってなんだろう。最大HPが100だとして、「こいつのせいでMAX80までしか回復しなくなっているぜ」というような原因ってなんだろう。

これについて自問することは何度も何度も何度もあり、その度に「都会」「人の多さ」「電車移動」というキーワードが出てくる。ここを解決しない、限り私のHPは80が上限だろう。論理的に考えても直感で判断しても、これはおそらく正しい。


「分かってんのかよ。じゃあ動けよ」となるのだが、動く元気がない。元気の素となるきっかけもない。結局は現状に甘んじている部分もあるだろう。

また、ネガティブへの感度は高くてもポジティブへの感度はゆるいので、「これがしたい」「あれがほしい」という感覚が乏しい。こと仕事においてはなおさら。

結局たべる。うまかった。

内面にもっと耳を傾ける必要がある。
今は雑音が多すぎる。

咲く場所を選ぶ必要がある。そのためには元気がいる。余裕がいる。気力がいる。回復しなければいけない。まだ終われない。終わってたまるか。


6月20日(木) 26:09
ある程度書いて満足したので、風呂に入って眠る。目覚めてから改めて文章を見た際、何を思うのか。

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