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DC映画のロッテン・トマトを並べてみた

21世紀に入ってから制作されたDC映画を公開順に並べていきます。

タイトルサムネにした「批評家79%;一般78%」がどの作品か予想しながら読んでいただけると楽しいかと思います。

https://www.rottentomatoes.com/m/catwoman
https://www.rottentomatoes.com/m/constantine
https://www.rottentomatoes.com/m/batman_begins
https://www.rottentomatoes.com/m/superman_returns
https://www.rottentomatoes.com/m/the_dark_knight
https://www.rottentomatoes.com/m/watchmen
https://www.rottentomatoes.com/m/jonah_hex
https://www.rottentomatoes.com/m/green_lantern
https://www.rottentomatoes.com/m/the_dark_knight_rises
https://www.rottentomatoes.com/m/lego_batman_the_movie_dc_super_heroes_unite
https://www.rottentomatoes.com/m/superman_man_of_steel
https://www.rottentomatoes.com/m/batman_v_superman_dawn_of_justice
https://www.rottentomatoes.com/m/suicide_squad_2016
https://www.rottentomatoes.com/m/the_lego_batman_movie
https://www.rottentomatoes.com/m/wonder_woman_2017
https://www.rottentomatoes.com/m/justice_league_2017
https://www.rottentomatoes.com/m/aquaman_2018
https://www.rottentomatoes.com/m/shazam
https://www.rottentomatoes.com/m/joker_2019
https://www.rottentomatoes.com/m/birds_of_prey_2020
https://www.rottentomatoes.com/m/wonder_woman_1984
https://www.rottentomatoes.com/m/zack_snyders_justice_league
https://www.rottentomatoes.com/m/the_suicide_squad
https://www.rottentomatoes.com/tv/peacemaker_2022
https://www.rottentomatoes.com/m/the_batman
https://www.rottentomatoes.com/m/dc_league_of_super_pets

以上25作品。ピースメイカーとレゴバットマンは参考のために加えました。

タイトルサムネにしたのはBOPでした。意外じゃなかったですか?私がフォローしてるSNSではかなり叩かれていますし、お気に入りで挙げる人も少ない印象なので、その割には驚きの高得点だと思います。特に一般スコアの高さが意外でした。批評家79一般客78という点数は歴代No. 1ヒット作アクアマンの批評家65一般客73を上回っています。

俯瞰しやすいように一覧にまとめました。

一般投票で90%の大台に乗ったのはTDKダークナイト3部作とZSJLスナイダーカットのみです。

一般投票数の25万はアッパーリミットかもしれません。2018年頃から投票数がガクッと落ちていますが、2019年の『キャプテン・マーベル』での組織票による”低評価嫌がらせ事件”などに鑑みて映画チケット認証制を導入した影響もあると思われます。

世界売上を見るとMCUが2012年にアベンジャーズ1でヒーロー映画ブームを起こす前にTDKが規格外の超モンスター級映画だったことが分かります。2011年までのTDKを除くDC映画7本の平均売上は2億1300万ドルなので、実に5倍近い売上を叩き出している計算になります。

DC映画で売上が一番大きいのはアクアマンです。ただし実はアメリカ国内に限定すればアクアマン(3億3500万ドル)は5位にも入りません。あれだけ不評だったBVSを1.4%しか上回っておらず、1位のTDKに2億ドルの差をつけられています。つまりそれだけ他国での売り上げ、もっとはっきり言えばチャイナ市場での売上が大きかった作品ということです。アクアマンは実に2億9200万ドルをチャイナで獲得しました。ジェームズ・ワン監督がアジア系だから地元の応援票がガッツリ入ったという所でしょう。

1) The Dark Knight … $533,345,358
2) The Dark Knight Rises … $448,139,099
3) Wonder Woman … $412,563,408
4) The Batman … $369,345,583
5) Joker … $335,451,311
6) Aquaman … $335,061,807
7) Batman v Superman … $330,360,194
8) Suicide Squad … $325,100,054

https://www.boxofficemojo.comより転載。

ちなみにアクアマンと同じく国外売上が伸びたジョーカーですが、こちらはチャイナで非公開(市民革命を扇動する内容だったため)なので、全ての国と地域で満遍なく売上を伸ばした出色の作品となりました。ベネチア国際映画祭グランプリ(金獅子賞)は伊達じゃないですね。

こうして評価と売上を並べると、やっぱりBVSやSSでの低評価は異常値に見えてきます。逆に言えば、最近よく炎上している某少年革命家ユーチューバーは「金を払ったヤツだけが文句を言って良い」と主張しているようですが、BVSやSSではまさにそういうこと(めっちゃ観に行くけど文句も言う)が起きていたのかもしれませんね。

了。

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