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ギャップのない転職を【アドバイザー紹介-木村安寿-(後編)】

今回ご紹介するのは、ジェイック就職カレッジ-動画学習コース-のアドバイザー兼企業担当として活躍する木村安寿。
アドバイザーと営業の二軸で転職支援を行う木村は、入社後のギャップを少しでも無くすべく、求職者が求める企業情報を事細かに共有する紹介スタイルが強みです。
後編では、細かな情報共有が結んだ紹介エピソードや、ひとりで抱え込まずに相談していただきたい想いを語ってもらいました。



一歩踏み出せず悩んでいる人の力になりたい」というモットーが生まれたエピソードは前編をご覧ください!





人とダイレクトに関われる人材業界へ

社会人になってからは、主に企業の採用支援と、地方に住む求職者の就職支援に携わりました。
今はジェイックの「個別指導コース(転職支援サービス)」にて、企業・求職者を二軸でサポートしています。どちらにも関わることで、企業の考えをタイムリーに求職者へ伝えられますし、求職者の要望を企業にもしっかり伝えられるので、スピーディーな紹介が可能です。


ギャップをそぎ落とす関わり

転職支援をするにあたって、「求職者が求めている情報を事前に提供し、入社後のギャップを無くすこと」を特に意識しています。
一般的に、求人票だけで企業の細かい実情まで把握することは難しいです。せっかく転職活動をして実際に入社しても、「思っていたのと違った」という理由だけで退職を生んでしまうことは、紹介するエージェントとしては避けなければなりません。
だから求職者には、転職にあたって懸念しているポイントを入念にヒアリングし、企業からいただく回答を丁寧に共有するようにしています。



踏み込んだ内容でも疑問点を解消する

こうした関わりが実を結んだ、印象に残っているエピソードがあります。
当時29歳だったとある求職者は、複数のエージェントを利用しながら、ジェイックの転職支援サービスも活用していました。並行していくつもの企業と選考を進めていらっしゃったのは、恐らく「入社の決め手」が欠けていたのだと思います。

だから良い転職をしていただくために、選考先の企業に関する疑問点を事細かにヒアリングしました。そして、選考先の企業には、いただいた質問すべてに回答いただくよう働きかけました。
それこそ面接のマナーとして一般的にご法度とされる「休みの取りやすさ」や「給与の詳細」など、かなり踏み込んだ内容まで回答を依頼しました。


「他社を全部断ってここに決めます」

また、企業からは「業界未経験でも覚悟を持った人を採用したい」という意向を事前に聞いていたので、求職者にお伝えした上で紹介し、面接に参加していただきました。だからこそ、企業・求職者がお互いに採用・入社の覚悟を持った上で面接に臨むことができたと聞いています。
結果として無事に内定が出ただけでなく、求職者からはこんなお言葉をいただき、忘れられない支援となりました。

選考中の他社を全部断ってこの会社に決めます!
こんなに細かく情報共有をしてくれて、企業に聞きにくいことまで事前に教えてくれる”求職者目線のエージェント”は他にないです。



お世話になっている企業に恩返しをしたい

そして入社先の企業からも、「どんな仕事も覚悟がないとできないと思う。入社時にやる気がないとその先は続かないと思っているので、しっかりと覚悟の気持ちを伝えてくれる方でよかった」と、安心したお言葉をいただきました。
私は求職者にも企業にも、「お世話になった方に恩を返したい」という気持ちが強いです。この企業からは初商談時にこんなお言葉をいただきました。

win-win(企業-求職者)ではなく、win-win-win(企業-求職者-エージェント)がいいよね

このように優しい素敵な言葉をかけてくださる大好きな企業だったので、「いただいた恩をお返しをしたい」という想いで関わりました。結果として無事に採用に繋がったので、とても嬉しかったです。


義理堅い性格

ちなみに、この義理堅さは学生時代から変わりません。私が勤めていたアルバイト先は、新人が初日に辞めてしまうほど厳しい職場でした。毎回退勤する度に「今日できなかったこと」を店長に報告しては𠮟られる日々で、怒られ慣れた性格の自分でも「辞めたい」と本気で考えるほどでした。

ただどんなに厳しくとも、店長が自分のために叱ってくれていることは、言葉の節々で理解していました。店長の求めるレベルに自分が達すれば、確実にレベルアップできますし、なによりも「お世話になっている店長や、いつも可愛がってくださる常連のお客様を裏切るようなことはできない」と、毎回自分を鼓舞し続けました。

その結果、厳しい職場でも卒業までの4年間を勤め上げることができました。「良くしてくださる方の想いに応えたい」という気持ちは、ずっと私の中に軸としてあり続けているので、社会人として数年経った今でも、お客様へ筋を通せるように関わり続けています。



相手を想って伝えるべきことは伝えたい

なるべくギャップを無くすべく、企業へ踏み込んだ質問をするように、求職者に対しても、時には耳が痛い現実的なことをお伝えすることがあるかもしれません。
ただ、過去に私が家族の気持ちをわかってあげられず、傷つけてしまった二の舞にならないように、お気持ちに最大限寄り添わせていただいた上で伝えるよう心がけています。
だから、一歩踏み出せず悩んでいる方に踏み出していただけるような「良い転職をするための関わり」を今後も心がけていきます。


求職者の方へ

悩んだらひとりで抱え込まず、家族でも友人でも、相談できる環境をひとつでも持っておいていただきたいです。ひとりでどうにかしようとすると、どうしても視野が狭くなりがちですし、自分が知っている範囲内の解決策に限定されてしまうからです。
転職について誰かに相談するのはハードルが高いかもしれませんが、話して楽になれるのであれば、エージェントを頼るのもひとつの手です。エージェントに相談することで転職の可能性が広がることもあるでしょうし、今まで知らなかったご自身の強みに気付けることもあるでしょう。
ご自身の選択肢を広げ、可能性を探るためにも、ぜひお話を聞かせてください。




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