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正面から向き合う【アドバイザー紹介-大谷由佳-(前編)】

今回ご紹介するのは、ジェイック就職カレッジ-動画学習コース-で、アドバイザー(国家資格キャリアコンサルタント保有)として活躍する大谷由佳。
エージェントの立場を取り払った、求職者目線の柔軟な情報提供が好評で、「自分自身が選んだ道を正解にする」をモットーに日々求職者に向き合っています。
前編では、そんな大谷の幼少期や印象的だった過去の出来事について語ってもらいました。




引っ込み思案な幼少期

とても内気な性格で、幼少期はいつも母の影に隠れていました。親戚の集まりに連れて行かれても誰とも話せず、じっと親の側にいるタイプの子供です。
ただ中学に進学してからは、部活動のバスケットボールや地元の陸上大会を通して、他校の女子生徒からサインを求められたり、年賀状と称したファンレターをもらうなど、少し変わった人との関わりが増えていきました。


徐々に人前に立てるように

高校生になってからは、委員会や生徒会に所属することで、人との関わりや、人前に立つ機会が増えていきました。そのお陰もあってか、経験を積むごとに、引っ込み思案な性格は徐々に改善されていったように思います。
しかし、人前に立って何かを行うことは平気でも、一対一のコミュニケーションはいまだ苦手意識を持っていました。



上京して、大学進学へ

高校卒業後は地元から上京し、都内の大学へ進学しました。
地元は全校生徒が二桁しかいない田舎でしたが、大学では一学年に一万人も生徒がいる環境で圧倒されました。
当時はまだSNSが普及しておらず、入学前に友達を作る文化がなかったこともあり、新生活にドキドキしながら友人を作っていきました。


休学して、オーストラリアへ

ところが徐々に友人ができ、大学生活に馴染み、そろそろ就活を見据え始める3年生になってから、ふと漠然とした不安を抱きました。

このままだとつまらない人生になるかもしれない

今思い返すと就活への逃げの気持ちもありましたが、なによりも「可もなく不可もないつまらない人生を送りたくない!」という気持ちから、ワーキングホリデーを利用して一年間オーストラリアに滞在しました。

出国後はオーストラリアの海を堪能しつつ、文化の違いを肌で感じる経験を何度もしました。海外の生活は「こんな世界も存在するのか」と自分の価値観が広がる日々で、とても刺激的でした。



ゼミ仲間との距離感

一年間の休学を終えて復学してからは、ゼミがスタートしました。
ところが、海外に行ってレベルアップしたはずが、帰国してから年下の同級生とのコミュニケーションに、苦戦する場面がありました。
そんな状況だったので、ゼミでは周囲から一歩引き、斜に構えてクラスを静観するようになりました。今思えば、迷走期だったと思います。


就職エージェントからの苦言

そしてゼミの活動を行うかたわら、就職活動も始めました。バタバタと就職活動に向けて準備を始めていたので、大学の先輩の勧めでとある就職エージェントに就職相談をすることになりました。

ところが、このエージェントとの面談後、私は泣いて帰ってきたのを今でも覚えています。
初対面にもかかわらず、私の「周囲から一歩引いて接する態度」に対して、歯に衣着せぬストレートな言葉の数々でお𠮟りを受けたのです。
人との関わりや、斜に構えたスタンスを真正面から怒られたので、とても衝撃を受けました。



旧友からの苦言

エージェントに𠮟られた同時期に、もうひとつ衝撃を受けたエピソードがあります。地元の友達と食事に行った帰り道、駅のホームで終電が来るまで説教をされたのです。

昔はもっと感情的でピュアだったのに、ずいぶん変わってしまったね。
もっと自分の気持ちを表現して、周囲と関わろうとしなよ。

その友人は幼稚園から高校まで一緒に過ごした大切な幼馴染です。「もっと自分の気持ちを伝えてほしい」、「もっと人と向き合うべき」と、1時間以上かけて真正面から指摘されたことにより、ようやく「このままではいけない」と気付きました。

今のような薄っぺらい人付き合いをし続けるよりも、こうして自分に真正面から向き合って𠮟ってくれる友達やエージェントのような相手に、もう一歩踏み込んでいかなくては。

そうして、友人やエージェントとの関わりをきっかけに、「人」との関係や自分の態度を見つめ直すようになりました。



人との関わりが密な人材業界へ

その結果、多大に影響を受けたエージェントの仕事に興味を持つようになりました。
当時からゲームが好きだったので、エージェントの中でも、制作スタッフやイラストレーターなどのクリエイター職に特化した派遣会社へ就職を決め、コーディネーターとして入社しました。


【後編に続く】

就職エージェントや友人から受けた苦言をきっかけに自分を変えることを決意した大谷。一社目から現職に至るまで人材業界に勤める中で、エージェントの介在価値を確信します。
後編では、ひとりでの転職に課題を抱えている方こそ支援したい想いに迫ります!



後編はこちら!


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