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【面接で結果が出ない新卒の就活生に捧ぐ】マーケティングの基本”顧客視点”で面接対策をすべし

もう面接で後悔したくないと思った、あの日。

 15年前のあの日、僕は人材系Ⅰ社の面接にいました。

 いい雰囲気の面接の中で、ふと聞かれた『うちに入って、具体的にどんなことをやりたいの?5年後は?』・・この問いに即答できず、面接はそのまま終わりました。当然ながらその後、連絡はありませんでした。(そりゃそうですよね。今だったら、質問された理由も分かります。今だったら・・)

 その時、もう面接で後悔したくない、自分の言葉で話せるようになりたいと思ったのです。その後、友人たちと必死に事前の準備をしている僕がいました。

・・・どうも、iyusukeです。今でこそ、キャリアコンサルタントとして就職や面接についてお話しますが、大学生の当時は面接で不採用を連発されていましたし、苦しい方の気持ちもよくわかります。(そんな方の力になりたいのも私の原動力の一つです。)

 本来、キャリアコンサルタントの職務は面接対策だけじゃないのですが、面接が不安であったり、うまくいっていない方、なぜ不採用になるか分からない方のために、絶対に持っておいてもらいたい”視点”について書きたいと思い、ポイントを整理してみました。

※人間が千差万別なように、企業もそれぞれ考え方が違います。100%どの会社にも、誰にでもあてはまる成功メソッドはありません。ただ、間違いなく共通するポイントはあります。

 ここからは、面接(就職活動)に臨むにあたり、意識しておくべき”顧客視点”という切り口で書いて行きます。

目次

 第0章 もう面接で後悔したくないと思った、あの日。
 第1章 ”就職活動”を企業側から見ると
 第2章 企業が採用したいのはこんなキャラ  
 第3章 彼を知り己を知れば、百戦殆うからず
 第4章 面接前日~面接会場に着くまで
 第5章 面接会場で
 第6章 おわりに~相手の視点に立つことの重要性~

●”就職活動”を企業側から見ると

 皆さんは、なぜ就職活動をするのでしょうか?応募する側としては、就職先を決める、将来を決めていく大事な期間ですよね。

一方で、企業側からしても、”採用活動”は大事な期間です。
 企業が事業を継続・成長させていくために、より優秀な人間を必要なだけ確保したい。企業側の担当からすると、限られた時間で人が集められるかどうか、また多数の応募者の中からトラブルにならないような人間を選んでいくという、プレッシャーのかかる部分でもあります。

 こうした企業側の状況を想像しつつ、面接に臨むことで、採用にぐっと近づくのではないでしょうか。これが、私がお伝えしたい視点、”顧客視点”――マーケティングでは基本とされる考え方――です。一言でいうと『相手の目線に立って考える』ことであり、次項からはこの視点を持ちつつ面接の対策を考えていきましょう。

―ここから核の部分になりますので、有料記事とさせていただきます―

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