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2021年は10年に1度レベルの【特別な1年】だった

2021年は、皆さんにとってどんな1年でしたか?
わたしにとって2021年は、10年に1度レベルの【特別な1年】でした。

それほど1年を通して充実した日々を送ることができた、ということなのですが、今回は今年がどんな1年だったかを振り返ります。

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【2月】短編小説集の出版

2021年今年の振り返り


2月、念願の短編小説集を出版しました。

ここ数年で、幾度となく人生の岐路と呼べるものに直面し、濃厚な時間を過ごしました。
20代前半頃までは本当に狭い世界に生きていたわたしは、それまで「こうでなければいけない」という価値観に苦しめられてきた気がします。

ですが長い時間をかけて、「この世界には色々な考えの人がいる」「それぞれが違う立場に立ち、その立場から見える世界があるんだ」ということに気付き始めてから、【この世界で生きていくこと】とは一体なんだろう、と考えるようになったのです。

それらをひとつひとつの短い物語にしたい、と思ったのが、短編小説集を出版することになったきっかけでした。

そして少しずつ物語を書き溜め、宝石箱のような短編集が完成しました。

物語の登場人物が、それぞれの日常の中でひたむきに生きている姿を感じていただければ幸いです。

▼ご興味のある方はこちらをご覧ください▼


【4月】妊娠発覚!

2021年今年の振り返り

わたしたちの生活が大きく変化することになった2020年。

今まで、いつでも逢える人に逢えなくなったこと。
そして最悪の場合、命を落としてしまう人さえいるということ。

そんな現実を目の当たりにして、
「人生には何が起こるかわからない。それなら、後悔のないように生きていきたい」
と思いました。

そこで夫婦の話し合いを持ち、2020年の5月頃から妊活を始めることにしたのです。

しかし2人とも多忙だったためか、なかなか子供を授かることができませんでした。


そこから約1年が経った2021年4月。
桜が満開の美しい季節でした。

ものすごい吐き気が数日間続き、子宮のあたりが石のようにカチカチになってしまいました。
「これはいつもの生理前の症状とは違う…!」と違和感を持ち、妊娠検査薬の結果が出るという時期を待って、検査薬を使ってみることに。

陽性か陰性か……。
もしも陽性だったらどれほど嬉しいだろう、
そして、そこからは人生がガラッと変わってしまうだろう。
そんな気持ちが交錯して、検査結果を待つ時間は永遠のように長く感じたのを覚えています。

そして、結果はなんと陽性!!
検査に立ち会ってくれた夫と、言葉もなく見つめ合いました。

この身体の中に、自分とは別の命がある。
わたしと夫の子どもがこの世界に発生している。


そう思うと、すでに自分の心のなかにあたたかな気持ちが広がってゆくのを感じました。


【6月】歳を重ね、30歳に

2021年今年の振り返り

6月22日に30歳の誕生日を迎えました。


19歳から20歳になるときにはどんな気持ちだったかな?と思い出してみると、その頃のわたしは一世一代の恋をしていて、にも関わらず手ひどく失恋してしまいました。

その彼が吸っていたタバコと同じ銘柄のものを買って、こっそり喫煙したり、浴びるほどお酒を飲んで酩酊したり…(笑)

思い返すと恥ずかしくなるのですが、そんな激しい失恋をしたことは、人間として大きく成長するきっかけになったと思います。

20歳の頃は、明日のことなんて全然考えていなかったし、その日その日を生きることにしか興味がなかったなと思います。

ですが30歳になった自分には、守りたいもの・育てていきたいものがしっかりと存在していました。
そのために、ひとつひとつの目標や夢が、具体的なものに変化していることを感じています。

30歳になったということは、40歳までの10年間が始まったということです。

この10年で自分はどんな人間になりたいのか、どんなものが欲しいのか何をしたいのか、リストアップもしてみました。

▼30代で叶えたい【wishリスト】についての記事はこちら▼


【8月】Webライティング能力検定を取得

2021年今年の振り返り


独学でWebライターの仕事を初めてから、2年弱。

長くお付き合いしてくださるクライアント様に恵まれ、なんとか安定した仕事をすることができていました。

しかし、独学では限界が来ていることを感じ、きちんと勉強をしたいという気持ちがどんどん強くなりました。

そこで、いくつかのWebライティング系の検定を取得しようと検討してみたところ、発見したのが【Webライティング能力検定】。

基本的な文章術やSEO対策について、さらにコピーライティングからWebコンテンツに関わる法律・炎上対策まで、幅広い知識を取得できる検定です。

安定期に入った7月から勉強を始め、8月末の試験を受験しました。

妊娠中、仕事と勉強と家事の両立はかなりハードなものがありましたが、猛勉強の結果、無事に【Webライティング能力検定1級】に合格することができました!

難易度の高い【1級】に合格できたこと、合格までの道のりは、自分の中でも大きな自信となりました。

きっと自分ひとりの身体だった頃は、なにかと言い訳をつけて先延ばしにしてしまっていたことも多かったと思います。

ですが妊娠したことで、
「この子にひもじい思いをさせてはいけない!」
「この子が何かやりたいことが出来た時、それを自由にさせてあげたい」
と強く思ったことが、行動力を増やすきっかけになりました。

少しずつ、親としての自覚が出てきたのもこの頃です。

▼自信をつけられるようになった出来事について書いた記事はこちら▼


【9月〜10月】noteで発信活動を始める

2021年今年の振り返り

それまでは、日々の仕事に向き合うのに精一杯で、アウトプットの場を作ることができない現状が続いていました。

ですが無事にライティングの資格を取得できたあと、「アウトプットをしたい…!」という気持ちが強く生まれたのです。

ブログではなくnoteを始めようと思ったのは、

●noteのデザイン性がシンプルで好き
●様々なクリエイターさんが生活している
●ノウハウ系の記事を気軽に読める

ということが決め手でした。

アウトプットできる上に、自分の感性に合うクリエイターさんたちの記事を読めるのは一石二鳥。

さらに、12月の出産後には、精神的に孤立しないためにも【居場所】を持っていることが大切だと思ったのです。

その点でも、noteは

●クリエイターさんたちの民度が高い
●サークル活動に参加できる


といったメリットがあったのです。


実際、noteを更新するようになったことで、アウトプットへのハードルがずいぶん下がりました。


出産後はできていませんが、11月は【毎日投稿】をすることによって、
「今日はこんなことを書こうかな!」
「どのように書けば、読者の方に楽しんでいただけるだろうか?」
と、生活の中でのセンサーが敏感になったことを感じています。

また、それは1番の趣味である【読書】にも活かされています。
文章の勉強をしたり、日々文章を書くことで、読解力も上がったように感じています。

同じ文章を読んでいても、より深く理解できるようになったというか……。
物語に入り込む深度が変化した、そんな感覚です。

noteを始めて数ヶ月が経ちますが、

●サークルに入って文章を書く勉強+実践ができる
●他のクリエイターさんとの交流が楽しい
●自分のページに記事が増えるのが楽しい

など、わたしにとってはいいことづくめでした。

来年も楽しみながらnoteを続けていきたい!
そう思っています。

▼個人的にnoteの楽しみ方を綴った記事はこちら▼


【12月】出産、母になる

2021年今年の振り返り

そして2021年最後の1ヶ月、わたしの生活と人生そのものは大きく変化することになります!

12月4日の早朝に陣痛が起こり、12月5日の午前1時に無事に出産が終了。
産後のメンタルや体の不調に悩まされながらも、かわいいかわいい息子を育てています。

【出産】という体験をしたのは、自分の人生にとってかなり衝撃的なことでした。

眠る息子の顔を見る時や、泣く息子をあやしている時、家族の誰かが息子を抱いているとき。

「わたし、本当にこの子を産んだのか…。わたしはこの世に1人の人間を産み出した人間になったのか…」
と、なんとも言えない、不思議な気持ちになることがあります。

出産の時、ものすごい痛みとともに目の前がブラックアウトして、分娩台の上で暴れました。
助産師さんとお医者さんに3人がかりで押さえつけられ、もがき苦しんでいると、気付いたら脚の間から息子が登場していたのです。

自分の力でいきんで、息子がこの世界に登場する手助けをしたのに、なんだか夢の中の出来事のようで…。

あんなに苦しかったのに、痛い思いをしたのに、
「本当にあれはわたしに起こったことなの?」と、今でも信じられない気持ちなんです。

でも、お産のことを思い出すと、体が勝手に、ものすごーく緊張します。

きっと、人間は強烈すぎる体験をすると、どこか信じられないような気持ちになるんでしょうね。

でも、ご時世柄、立ち会いもなくたったひとりで子供を産んだということは、自分に対しての大きな信頼に繋がったのは事実です。

「あれだけ苦しかった、痛かった。いっそ殺してくれと思った。だけどわたしは息子をこの世に送り出した。役目を果たした」

この気持ちを持てたことは、自分の誇りです。
そしてこの経験をさせてくれた息子には、頑張ってこの世界に産まれてきてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

▼簡単な出産レポと、母になった気持ちを綴った記事はこちら▼

2022年はどんな年にしたい?

2021年今年の振り返り

初めから終わりまで、充実しどおしだった2021年。

辛いことや悲しいこともたくさんありましたが、それぞれを乗り越えて、無事に年末を迎えることができました。

今は新生児の育児に奮闘中で、慌ただしく過ぎていく毎日。
そのため、正直に言ってしまうと「2022年がどんな1年になるのか」想像もつかない状態です。

ですが、2022年はこの2つの柱を大切にしたい!と思っています。

それは、

●子育て・家族を作り上げることを全力で楽しむ
●仕事では収入を今年の2倍にする


ということです。

特に仕事に関しては
「本当に子育てと両立ができるだろうか?」
「本当に収入が2倍になるだろうか?」
と不安も大きいのは事実です……。

だけど、子育てや家族を作り上げていくことを全力で楽しむのと同じように、仕事に対しても全力で楽しんでいこうと思います。

現に、2021年は仕事の収入を、前年の2倍にすることができましたから。

勉強したり、挑戦しながら「本物」として仕事をしていき、自分に自信を持って仕事に取り組んでいきます。

2022年は寅年ですし、強くて美しい虎のように、どんどん責めていきたいです。


皆様におかれましては、どうぞよいお年を。
そして2022年も、糸崎 舞をよろしくお願いいたします。


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