自分らしく生きる｜HSP気質な私の休息方法。
わたしはHSS型HSPですが、日々「休むのが下手だなぁ」と感じています。
HSP気質の友人たちに聞いてみても、内向型・HSS型に限らずみんな休むのが苦手だそうです。
今回はその原因と、おすすめの休息方法についてお話します。
*******************
はじめに：「休むこと」に罪悪感を持たないでほしい
真面目なHSPさんは、
「みんな自分より頑張ってる」
「私はもっと頑張らないと…」と
知らない間に疲労を溜めてしまいがちです。
ただでさえ他の人よりも刺激を受けやすく、疲れやすいHSPさんたち。
それなのに「他の人は出来てるのだから…」と
自分を追い詰めてしまう方が多いように思えます。
実際、HSP気質の友人たちと話していても「もっと休んでいいんだよ！」と思うこともしばしば。
そうして無理を続けた結果、突然電池が切れてしまったように寝込んでしまったりしませんか？
私にも、そんなことがよくあります。
電池が切れて動けなくなってしまった時、
「今日は●●をやらないとダメなのに…」
「寝込んでる場合じゃないのに…」と自分を責めてしまうんですよね。
そんなHSPさんたちに、まず言いたいのは、
「休むのに罪悪感は持たないで」
「休むのも仕事のうち」ということです。
HSPさんに限らず、どんなにエネルギッシュな人でも、必要なのは“休むこと”。
休むからこそ活動が出来る。
どちらかを欠かすことはできない、と私は思います。
罪悪感を持つどころか、「休むこと=必須」だと思ってほしいんです。
「休みにくい」今の世の中
とは言っても、正直、今の世の中は非常に「休みにくい」環境にあると思います。
誰でも簡単に“情報発信”することが出来るようになった現代。
SNSを見ればそこら中に「すごい人」が溢れています。
「今日はこんなことをしました！」
「私はこんな結果を出しました！」
と、必ずそんな情報が入ってきますよね。
共感性が高いHSPさん達は、そんな投稿を見ると、
「私も頑張らなきゃ」
「もっとやらないとダメなのかな？」と思ってしまうかもしれません。
でも、それはあくまでその人の人生。
その人がどんな結果を出したからと言って、あなたの人生には関係ないんです。
もちろん、元気な時にはそれらの人々から刺激をもらい、普段以上に頑張れるところがHSPさんの良いところです。
ですが、疲れている時には悪い意味で引っ張られてしまいます。
ですので、しんどい時にはSNSを遮断したり、そんな情報を目にしても「私には関係ない」と一線を引く意識をしていただければと思います。
ここからは、私が実践している休息方法について紹介します。
休息方法①際限なく眠る
まず必須なのが「眠る」ということです。
リビングや床の上で寝てしまうのではなく、どんな時間でも寝室で休むことをおすすめします。
開始時間は何時でもいいです。
夜寝て朝寝坊してもいいですし、ぐっすり昼寝してもいいです。
「何時間経ったら起きなきゃ…」と思ってしまうかもしれませんが、目覚ましはかけないでください。
この時に気を付けておきたいのが
■遮光カーテンを閉めておく
■風通しの良い状態にしておく
■自分にとって快適な温度にしておく
■必ず寝間着を着る
ということです。
五感の中で、少しでも不快な部分があると、ぐっすりと質の良い睡眠をとることはできません。
肌ざわりや気温、静けさなどを感じながら
「気持ちいいな…」と思って休んでいただけると効果的です。
ポイントは、起床した後に
「こんな時間まで寝てしまった…」と思わないこと。
寝るという行動そのものが、普段の生活の質を上げるための努力です。
「こんなに眠れて、体力を充電できた！」と思ってほしいのです。
たくさん眠れた自分を褒めてください。
休息方法②いつもより高級なカフェに行く
HSPさんの中には、ホッと一息つけるカフェが好き、という方も多いのではないでしょうか。
ですがこのご時世、なかなかカフェにも行きづらいですよね。
私も感染のリスクを考えると、なかなかカフェに足を運ぶことができませんでした。
しかし、自宅でも職場でもない「第三の場所」があるということは、周囲に気を使ったり、周囲の環境に敏感なHSPさんには特に重要なことです。
そこで提案したいのが「カフェタイムを3度に1度」に減らすこと。
そして、ファストコーヒーショップに行く代わりに、高級な喫茶店に行ってみてほしいのです。
値段の目安は、コーヒー一杯で700円～1,000円の価格帯。
そういう店は静かですし、何よりコーヒーの味がとても良いです。
座席の間隔が狭いファストコーヒーショップとは違い、席と席の間も余裕があるのが特徴的。
ある種の非日常体験をすることで、徹底的に心のスイッチをオフにすることができます。
休息方法③気のおけない人と話す
相手の考えていることや、求めていることがよくわかってしまうHSPさん。
普段の会話の中でも、つい聞き役に回ってしまうことが多いのではないでしょうか。
ですが、自分の話をするというのは、休息のために最も必要なことのひとつです。
私にも、心のうちを整理するために話ができる友人がいて、彼ら彼女らと話すことで、気持ちをリセットすることが出来ます。
そんな存在がいてくれることはとても心強いですし、感じることがたくさんあるHSPさん達には、アウトプットの時間はとても大切です。
友人全員に心のうちをさらけ出す必要はありません。
1人か２人、「この人になら自分の気持ちを言えるな」という人がいれば充分です。
その人の存在は、何にも代えがたい財産になると思います。
おわりに：休むことは立派な仕事
だらけてしまったり、予定していたことが出来なかったりすると、つい自分のことを責めてしまいます。
ですが、冒頭でお話した通り、休むからこそ活動が出来るんです。
だから、「休むことは立派な仕事」のひとつなんです。
私もつい、
「休んでる時間が勿体ない」
「今日はここまでやっておきたかったのに、出来なかった…」
と自分のことを責めてしまうことがあります。
だけど、休むことと活動することをセットとして考えて、上手に休息を取りながら、普段のパフォーマンスを高めていきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしければこちらもご覧ください。
いつもありがとうございます。 いただいたサポートは より上質な記事をお届けできるよう 大切に使わせていただきます♪ 新米母ちゃんを ぜひとも応援してください📣