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マタニティブルーの対策になった3つの方法

多くの妊婦さんが陥るという”マタニティブルー”。

多分に漏れず、私にもその時はやってきました。
しかし、ここ数日でそんな気持ちにも変化が。

出産を目前に控えた今の気持ちを綴ります。

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マタニティブルーになりました

妊婦 マタニティブルー 対策

2~3週間くらい前でしょうか。
私は漠然と気分が落ち込むのを感じていました。

毎日どんどん大きくなるお腹、そして、赤ん坊を迎えるための膨大な準備。
妊娠後期に入っても仕事は続けていたので、妊婦生活は気忙しく過ぎていきました。

さらに、疲れやすくなり、何をするにも億劫に。
「こんなにしんどいなら、早く産まれてきて……」
そんなことを思っていました。

ですが、そんな私の耳に入って来るのは
「赤ちゃんが産まれると眠れなくなるよ」
「あっという間に大きくなって、目が離せなくなるよ」
「母乳を出すために……」
「生後半年からは離乳食を手作りして……」
という言葉たち。

一人の人間を育てるのは並大抵のことではないし、その覚悟を持った上で、それでも子供が欲しいと思ったのは、わたしたち夫婦。

それなのに、
「わたしは人一倍疲れやすいのに、眠らないでやっていけるのかな…」
「赤ちゃんを育てるのって、こんなに大変なのか…」
「わたし、本当に母親になれるのかな?」

と憂鬱な気持ちに襲われました。

わたしはHSPということもあり、先々の不安や問題を予見してしまい、人よりも心配性なところがあります。
ですが、幸か不幸か(?)根が楽観的で、基本的には希望を持ち続けられるタイプの人間なんです。

しかし、この時ばかりは憂鬱な気分から抜け出せず、不安になって涙することも……。

すっかりマタニティブルーに陥っていた私ですが、時間が経つとともにいくつかの変化を感じたので、紹介したいと思います。


変化①入院準備をすると気持ちが落ち着いた

妊婦 マタニティブルー 対策

わたしは里帰り出産を選んだので、妊娠9ヶ月に突入したと同時に地元の総合病院に転院しました。

その際に入院に必要なものを教えてもらい、細々と準備を始めると同時に、赤ちゃんの肌着やロンパース、おくるみなどを着々買い揃えました。

小さくてかわいい赤ちゃんの洋服や肌着を眺めたり、買ったものを水通ししたりしていると……

「ああ、この手に赤ちゃんを抱くのが楽しみだな」
「こんな洋服とスタイの組み合わせはどうだろう?」

そんなふうに、気持ちが晴れてくるのを感じました。


気持ちが落ち込んでいる時にこそ、粛々とやらなければならないことをこなしていくのはオススメです。

また、赤ちゃんの肌着やお洋服はコットン100%なので(そうでないものもあります。わたしは赤ちゃんのお肌のことを考えてコットンにしています)、手触りが優しく、洗うといい匂いがします。

そんな手触りも、気分の落ち込みを軽減してくれるのに役立ちます。

変化②「出産」そのものに好奇心が湧いた

妊婦 マタニティブルー 対策

出産に挑むのは初めてのこと。
わたしの場合、妹が先に出産したので、彼女が自分のお産はどんなだったのかを教えてくれました。

ですが、お産にも個人差があるので、想像が追い付かないのが正直なところ……。

それに彼女の話や、他の方の体験談から「お産は怖い」「痛い」というイメージを強く感じ、未知の恐怖に包まれてしまいました。


出産の痛みに耐えられるのかが不安で泣いてしまったりしたこともあったのですが、最近では「お産」そのものに興味が湧いてきました。

出産の時、自分の身体はどんなふうになるのだろうか?
血が出るのか、呼吸はどう変化するのか、子供が出てくるときはどんな感じなのか?自分はどんな気持ちになるのだろうか……などなど。

出産の際の自分を冷静に観察できれば、体験としてとても面白いのではないか?と思ったのです。

今ももちろんお産への恐怖はありますが、それを体験することに楽しみを見出せています。

変化③もうすぐ赤ちゃんに会えると思うと神聖な気持ちになった

妊婦 マタニティブルー 対策

2021年4月に妊娠が発覚し、そこからはや7ヶ月。

慣れる、という言い方は変かもしれませんが……「妊娠している」という状態に慣れてきた気がします。

今ではお腹が大きい状態も、子供の胎動も、自分の日常にすっかり組み込まれています。

だから普段は忘れそうになるのですが、ひとつのいのちがこの体に宿っているって、実は本当にすごいことですよね。

誰でも経験できることではないですし、一生のうちに何回経験できることかもわかりません。
何より、今お腹の中にいる子は、世界に一人だけの存在なんですよね。
(当たり前ですが)

そんな存在が、自分の身体を介して育ってくれているということ。
そしてその子が、この世に発生したところから頑張って、間もなく自分の力でこの世に生まれ出ようとしているということ。

改めて考えてみると、これは本当にすごいことだと思うのです。

生きるということはなんだかすごいことだな、と神聖な気持ちになっています。

まとめ

妊婦 マタニティブルー 対策

マタニティブルーは、妊娠中・出産後の女性には誰にでも訪れる現象だそうです。

その症状のほとんどは時間とともに改善していくので、心配はいらないそうですよ。

出産はいのちをかけた大仕事ですから、不安になっても当たり前ですよね。
そんな時には自分の気持ちに正直に、自分自身を労わってあげてください。


お腹にいのちを宿しているママたちも、お腹の中で頑張っている赤ちゃんも、みんな本当にえらいです!
一緒にマタニティライフを楽しみましょうね。


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