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新生児の育児をしてわかった5つのこと
毎日息子の世話に追われて、それ以外何をしていたのかほとんど記憶にない1ヶ月間。
新生児の育児は、一言で言えばまさに【武者修行】でした。
この記事では人生の中でも最も苛烈だった、新生児を育てる日々の中でわかったことをお伝えします。
* * *
新生児育児でわかったこと①無理をしたら予想以上のダメージがくる
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まず声を大にして言わせてください。
【産後、絶対に無理をしちゃだめ!】。
わたしの場合、出産スピードがものすごく早く、かつ隠部の裂傷などもなかったので、入院中は「あれ?思ったより回復が早いかも?」と拍子抜けしたほどでした。
そのため、少しでも育児に慣れようと、退院後は【頑張って】しまったのです。
里帰り中は年末に向けて、家業が繁忙を極める時期。
そのため、家事をしようとしたり、体力的にも精神的にも頑張り続けていました。
するとどんどん産後の肥立ちが悪くなり、腰痛や下半身の痺れ、子宮伸縮の痛みや情緒不安定などの症状に悩まされることになりました。
これから出産を控えている方、絶対に無理はしないでください!
「わたし、こんなに怠けてていいのかな?」と自分で思うくらい、ゆっくりしてくださいね!
出産という大仕事を終えて、あなたの体も心も、思った以上に深いダメージを負っています。
どうか【頑張らないこと】を頑張ってください。
新生児育児でわかったこと②入院中の母子同室は地獄
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わたしが出産したのは、数年前に妹が出産した病院でした。
総合病院だし、完全個室制だし、助産師さんも看護師さんもみんな優しいすてきな病院でした。
しかし、この時は知らなかったのです。
出産後に【母子同室】という地獄が待ち受けていることを。
いきなり新生児と2人きりの入院生活。
病院のスタッフさんが見廻りに来てくれるものの、人によって言うことが違うので、生真面目HSPのわたしには戸惑うことばかり。
(誤解のないように記しておくと、スタッフさんたちは皆さん、とても良い人たちでした!)
今でこそ、泣く時間や泣き方で息子が何を求めているのかわかるようになってきましたが、入院中はどうして泣いているのかまったくわかりませんでした。
さらに、3時間起きの授乳のためにまとまった睡眠時間は奪われてしまいます。
ここで言いたいのは、3時間ごとの授乳=3時間寝られるではない!ということ。
授乳をしたらそのあとに寝かしつけがあります。
さらにオムツも換えなければいけません。
その合間に自分の食事があったり、沐浴があったり…
結果、ほとんど眠る時間はありませんでした。
息子がなかなか寝ついてくれないので、抱っこであやし続けていたら次の授乳時間が来てしまった…なんてこともあったり。
出産後の疲労困憊の体に、その状況はまさに拷問。
さらに完全個室は予想外に孤独でした。
入院生活はすっかりトラウマになってしまいましたので、次に出産することがあれば、母子同室ではない病院にしようかなと思います。
※あくまでわたしの感想です!
新生児育児でわかったこと③母乳がすべてではない
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母乳についてはまた詳しく書こうと思うのですが、現在、完全ミルクで息子を育てています。
完全ミルクに切り替えてみてわかったのが、
「母乳の方が赤ちゃんの体に良い」
「母乳の方が愛情が伝わる」
というのは真っ赤な嘘だということです。
ありがたいことに息子はどんな哺乳瓶でも、どんなメーカーの粉ミルクでも選り好みなく飲んでくれます。
それに、母乳をあげていなくても「かわいい!」という気持ちは溢れてきます。
むしろ、息子のことは可愛くて仕方ありません。
周囲の人に聞いてみると、完全ミルクでお子さんを育てた方は多いです。
30年間風邪ひとつひいていない夫も、完全ミルクで育ったそうです。
大切なのは母乳で育てるかどうかではなく、ママが自分を追い込まず、余裕を持って育児をできるかどうか、だと思います。
新生児育児でわかったこと④生物上の【母】になる
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この1ヶ月、脳も体も心も、女性ホルモンに支配されていました。
まず大きな変化が「何をおいても、息子を【生かす】ということ」しか考えられなくなること。
産後の体はどこかが良くなると、また別のどこかが悪くなることの繰り返しです。
体がボロボロなのに、「息子がかわいい!大切!」という気持ちに全てを支配されています。
息子が生き延びるために、自分の命を分け与えている感じがすごいんです。
これが【生物上の母になる】ということか……と、自分自身の変化に圧倒されています。
新生児育児でわかったこと⑤ママはえらい!パートナーはママをケアして!
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最後にお伝えしたいのが【ママはえらい!】ということです。
「母親だから育児ができるんだよね」
「女の人には母性本能があるから…」
なんて言われることもありますが、そうじゃないんですよね。
ママだって、すべて投げ出したくなることもあります。
なにをしても泣き止まない子供を抱え、途方に暮れているときもあります。
自分が親になれるのかな?
この子を一人前に育てられるだろうか?
虐待してしまったらどうしよう?
そんな不安に襲われることもしょっちゅうです。
ふとした瞬間、信じられないくらいの孤独感に襲われることも、着られなくなったお気に入りの洋服を思って悲しくなることもあります。
それでも必死で自分を奮い立たせ、今日もなんとか赤ん坊を育てているんですよね。
だから、ママはえらい。
本当にえらい!!!!!
こんなに頑張っているのだから、パートナーにはどんどん甘えていきましょう。
2人の子供なんです。育児の責任は半分ずつあります。
そして、パートナーにはとにかく、ママのケアを全力でしてもらいたいです。
生物としての特性上、妊娠と出産を代わってもらうことはできません。
ですがそれ以外のことで【女性にしかできないこと】なんて、育児をする上では皆無なのですから。
まとめ
この記事では、新生児を育ててわかった5つのことについてお話ししました。
以前、これらの記事でも書きましたが、
赤ちゃんを育てるには、多くの人のサポートが必要だと実感しています。
そして、ママ自身のケアも、赤ちゃんを育てるためにとても大事なこと。
実際わたしも、実家よりも夫のそばにいる方がケアをしてもらえる…と思い、予定よりも帰京を早めることにしました。
最後に、
新生児育児を頑張っている方、
かつて頑張っていらっしゃった方、
これから頑張る方、
すべての方にお伝えしたいです。
本当、わたしたちよくやってます。
いつとお疲れ様です。
これからも自分を大切に、息切れしないように育児と向き合っていきましょうね。
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