【わかるよ、大変だね】の言葉|相手の立場で考えると、見えないものが見えてくる|話を聞き、目を見て相づちを打つことは大切
先日、お仕事を頼んでいる女性の方から相談を受けた。
(以後、同僚女性A)
ぼくのお願いしている案件を上司に通すのが
一苦労なので時間がかかって大変というものであった。
そう訴えかけてきたとき、何も助けにならなかったのだけど、
結果的には、助けになったようなのだ。
無理にアドバイスを出したり、話をまとめたりすのは良くない
以前の自分は、自分も頑張って、
困ったね、どうしようね。
〇〇ならどう?というアドバイスをどうだそう、話をどうまとめようかを考えていた。
たとえば、同僚女性Aに対し
「つまり〇〇だから、△△でいいじゃない」
といったアドバイスだ。話を受けてスパッとアドバイスをだす。
なんか、かっこよくて良さそうに見える。
しかし、表面上丸く収まるようにみえて
丸く収まることは少ないのだ。相手からすると内心不満に終わる。
話を聞くだけの方が良いこともある
最近本を読んで自分は学んだ。
これらアドバイスを無理やり出すのは対応は良くないことを。
今回の対応はこうだ!
同僚女性A:
「この案件通すのすごく難しそう、
時間かかるかもしれない」
自分:
「ありがとうね。無理言ってごめんね」
同僚女性A:
「上司が変わって、指摘が細かくて困るの」
(自分もよく知る上司)
自分:
「そうかぁ、わかるよ。大変だね」
同僚女性A:
「もしかしたら、無理かもしれない」
自分:
「困ったことがあれば力になるよ。
だから、がんばってね。応援する!」
同僚女性A:
「ありがとう、がんばってみるね」
である。情けないことに、アドバイス類は全くないのだ。
しかし、これが意外と好評だったようだ。
状況を分かってほしいだけということもある
困ったことは解決してあげたいが、
いきなりアドバイスをすることは
しない方がよいようだ。
今の状況、困った状況を理解してほしい。
それだけのこともあるのです。
アドバイスが欲しい時もあるけれど、相手の立場をなるべく臨場感を持って共感しないと次(アドバイス)もないのだ。
アドバイスという名の、考えの押し付けになってしまうから。
共感が大事と、少なからず腑に落ちた
マネージメントの世界では、
コーチングのアプローチで部下と接しよう
そんな言葉を聞く。
分かってはいたけど、実践してみて
初めてわかることもある。
今回は、上司・部下の関係ではないけどね。
アドバイスをするにしろ、
話を整理するにしろ、
まずは共感が大事だよなぁと感じた。
先ほどの同僚女性Aからどうしたらいいと
聞かれたとき、初めて答えようと思った。
同僚女性Aにもプライドがあるのだ。
仕事にはノウハウがあり、
彼女なりの仕事の進め方を心得ている。
状況を共感することが大事なんだ。
「わかるよ。大変だね。」という言葉が大事
この2つの言葉、円滑に話を進めるため秘訣。
(心を込めて使うことが大前提、
そうしないとちょっと嫌味になっちゃうから
気を付けよう!)
よく書籍では、特に女性に対しては共感が大事
と書かれていることが多い。
ぼくは、女性に限らず必要なことだと思った。
(男女で、傾聴する頻度や重きはあるとは思う)
まずは、共感、そして事に当たるを心掛けていく
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