#映画感想
映画「ムーンライト・シャドウ」
ひとつのキャラバンが終わり、また次がはじまる。
原作の最後、立ち止まるしかなかったさつきが自分に言い聞かせるように訥々と綴られる言葉。そう、この物語ははじまりとおわりの物語、誰もがその中に取り込まれている止めることのできない時間の流れの物語だ。
これまで決して多くないページに記された文字をなぞり頭の中で想像を広げてきたものが、原作の発表から30年以上の時間を経て目に見える映像と音で形作られる。
2020年11月23日 私も、仙台の佐藤
昨晩のアイネクライネナハトムジーク、じんわり心に響いている。登場人物の笑顔で終わると嬉しくなる。優しい温度の笑顔で終わる映画、久しぶりかもしれない。
仙台といえば、のあの仙台駅の西口の風景。S−PALにLOFTにPARCO、今は東口の開発も進んだけど、当時の(今も、かな)仙台の一番外向きの顔の風景。夜のペデストリアンデッキ、あんなに人の往来あったかぁ?と懐かしく眺めた。
いろんな人の人生を聞い
2020年11月27日 佐々木!佐々木!佐々木!
今週の頑張りは、今日映画館に行く時間を作るためだった。
「佐々木、イン、マイマイン」
3月の初め、なんとなく世の中がコロナに支配され始めていた頃、なにやら雲行きが怪しいけど、この映画が無事完成し公開されることが希望となるようにと願かけするような思いで、このプロジェクトが募っていたクラウドファンディングに参加した。
それ以降、どこかでいつも、あぁ佐々木はどうなったかな、と気にかけていた。
創る側
2020月10月15日 木曜日の映画館
木曜の映画館。
金曜から封切りになる映画を控え、ひっそりと上映最終日となる作品達の寂しさを感じる日。
「ミッドナイトスワン」
苦しくなってしまうかなと、気になっていながらチケットを買う勇気が持てなかった。場所と時間の縁もありやっと腹を括り(?)映画館に向かう。
やりたいこと
やりたくないこと
抗えないこと
諦めること
仲間
異質の他人
連帯
嫉妬
挫折
欠落
ちいさいものを守らねばという本能
2020年8月3日 好きなことを好きなようにさせてもらえるありがたさ
「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ」が上映されている。
昨日どこかで見つけた情報。期間と時間と場所と、どこでなら行けるか考えて、「待てば確実」と「急げばなんとかなる」で迷って「急げばなんとかなる」を選択した。上映されていると分かっているのに、急げばなんとかなるのに、待つなんて出来なかった。
春馬くん演じる心九郎は、キラーンという効果音の似合う笑顔の下に、悲しさというのか諦めというのか、低