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Nikon Z6Ⅱ発表と同時に購入したNikon Z6!

こんばんはこんにちは、カメラマンをやっています、isasakaです。
カメラの基本的な使い方の本の販売や関西を中心に撮影依頼を承っております、isasakaです。そしてこの度!Z6を購入しました!isasakaです!!

はじめに

実はZ6、Zシリーズは前々から気になってはいたのですが、この記事(万能カメラ「Nikon D750」)のように私はNikon D750を溺愛しています。1ヶ所ほど目立たない欠点はあれど、このD750で仕事をさせて頂いています。会社にも二台あるのですが、個人的にももう一台欲しい。と思っていました。
二台持ちをするなら同じ操作感の方が便利じゃないですか。しかし!しかしですね。ズームレンズ、重たいんですよ。
恥ずかしながらCANONの1DXに24-70や70-200を付けて一日スナップを撮れば、後半はかなり気合いを振り絞らないと手振れが増える有り様です。
そんな訳で、スナップであろうとできるだけ単焦点レンズで撮影していました。ズームレンズ、難しいんですよ。重いし。
そんな中、驚くべき性能のZ 50mm f/1.2 Sという単焦点レンズが発表されました。
50mm好き、F1.2好きの私は買わざるをえません!(重さ?知ったこっちゃないです!)
まずはレンズを予約し、ボディは新機種の噂もあったので、それまでは様子見しようと決めました。

では何故今(結果的にZ7Ⅱ、Z6Ⅱの発表の半日前)Nikon Z6 24-70+FTZアダプターキットを買ったのか

先に書いたように、レンズを使いたいのでボディを買うという方針だったのですが、下記の問題が出てきました。

・なんと4万円のキャッシュバック
・Z6Ⅱが発表される(Z6が2か月で4万円値下がるのか?)
・多機能で使い慣れるのに時間を要しそう
・Z5との価格差(キャッシュバック併用)
・主力のD750がたまに調子が悪い

最後の部分がとても大きいです。そしてこれはネットでの噂ですが、Z6Ⅱになって変更されるであろう部分は、自分にとって重要ポイントが少なかった。という理由もあり、以上の理由から購入を決行しました。
2020/9/30現在。比較サイトの安いもので、ボディのみで約22万円。FTZアダプター付きで約23万円。そして購入したZ6と24-70+FTZアダプターキットで約26万円。

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・このNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sというレンズですが、単品だと約10万円します。(新品同様の中古品が4~5万で売ってはいますが…)
・FTZアダプターも単品だと高価です
・前記したように、わたくしは単焦点がメイン。私物のズームレンズはなんとAi Zoom-NIKKOR 43~86mm F3.5しか持っていないのです。
・こちらも前記したのですが、ズームレンズ重い!が解消。さらにコンパクトで写りも良さそう。

以上の理由から、全部入りのZ6 24-70+FTZアダプターキットを購入しました。
アダプターはもしもの時用で、基本的にはD750とFマウント単焦点レンズで撮影(Z6とは撮影可能枚数が全然違います)、サブ機としてZ6とZ 24-70mm f/4 Sでカバーという形にしようかと思っています。といっても、慣れるために出来るだけZ6を使う事になりそうですが。
また、初ミラーレスでレンズ交換時のゴミの混入に慎重になっているというのも理由のひとつですね。(よく怒られるのですが、私はマウントを上に向けてレンズ交換する癖が直せません)

Nikon Z6に+αで買った必要な物

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・NIKON MC-XQ64G (XQDメモリーカード 64GB)
・SONY QDA-SB1 J (XQDカードリーダー)
・EXUS レンズプロテクト(保護フィルター)
・NIKON NH-ZFL6SET(液晶保護フィルム)
・ピークデザイン リーシュ L-BL-3(ストラップ)

まず必須なのがメモリーカードとカードリーダーです。SDカードは使えません!いつものようにサンディスクにするかと思っていたのですが、せっかくなので、試しにNikonのXQDメモリーカードを購入しました。
しかしNikonからカードリーダーは発売されていないので、SONYのXQDカードリーダーを購入。リーダーが無くても、USBでPCに直接。。。という方法もありますが、恐らくこちらの方が高速でしょう。

あとは保護系のもの、こちらは特記事項は無いので置いておきます。

最後のストラップは、わたしは普段、ピークデザインのアンカーリンクスアルティザン・アンド・アーティストのイージースライダー 幅広タイプを付けているのですが(過去に使っていたスライド・スライドライトにしていないのはまた置いておきます)同じセットを購入すると結構なお値段になること。二台持ちの時に太いストラップ二本だとちょっと邪魔という二点で、このリーシュにしてみました。少し細すぎる気もしますがコンパクトになります。
また、もし使い勝手が悪ければいつものセットに戻すか。といった次第です。

実際に使ってみたら…

◆Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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さて、用事ついでに(いつもですが)カメラを持って出かけてきました。
まずはZ6にNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sを付けて撮影した写真を。

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こんな感じです。いつもF1.2で撮っている私が言うのもなんですが、なんて綺麗に像を結ぶのか。これ、開放ですよ。といってもF4ですが。普段、等倍で見る事もそんなにしないのですがまじまじとピント面を見て驚きました。こんなに写るものなのかと…!

そしてNikon D750発売から6年余りの進化を目の当たりにしたAF。なんだこれは。ピントを合わす事すらカメラが行ってくれるのなら、私はボタンを押すだけです。これはカメラというよりもう別の機械では?と思います。
いいタイミングでオートフォーカスエリアを全面にして適当にボタンを押せば、それなりのストリートスナップ写真の出来上がりです。

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また、Z6発売の時(2年前?)に驚いたのですが、ファインダーが見やすいんです。チラつきがあんまり気にならない。これはミラーレスカメラ購入を見送った原因の一つなのですが、このファインダーはかなり見やすい!光学ファインダーほどなのか?と言われると、はい!とは言い切れませんが、気にならない。そしてEVFの恩恵(ファインダー上で完成画像が見えるなど)を受ける事が出来ます。
Nikon D750の記事にも書いたのですが、個人的にファインダーの見やすさはカメラ購入に当たっての重要事項です。

同列に持ちやすさ。がありますが、こちらも現時点では十分満たしてくれています。しっかり出っ張ってかつ少しスマートなので、わたしの手にとても馴染み、余裕をもってFnボタンを押すことが出来ました。(今まで感じなかった所ですが、比べるとD750は少し押しづらいです)ただ、本命のZ 50mm f/1.2 Sは重量も長さもあるレンズなので、その時どう感じるかはわかりません。もしかしたらZ用エクステンショングリップ Z-GR1を検討するかもしれません。

またこのズームレンズについては、最初に書いたマイナス面。「重い、大きい」を完全に取り払ってくれました!(写りは言わずもがな)
軽量コンパクトで驚きました。これがミラーレス。Zマウントクオリティ…
ただ注意なのは、実際撮影時にはめちゃくちゃコンパクトという訳でもない事でしょうか。フードをつけて、ちょっと繰り出して撮影状態です。まぁこの性能でこのサイズは十分コンパクトではあると思いますが…

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Nikon D750+AF-S 24mm f/1.8Gと比べるとだいたいこんな感じです。

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◆Nikon Z6+FTZアダプター+Fマウントレンズ

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このアダプターを付けて、Fマウントレンズを使用できます。なんと瞳AFまで対応だとか(まだポートレートはちゃんと撮影していません)
ここで注意なのはAiレンズ等。電子接点の無いレンズ。こちらもマウント出来、レンズの登録も出来ますが、絞りの情報は記録されません。多分。今調べてます。でもこの引っかかる所のない構造。無理だろう。
さて、マウントアダプターとレンズを付けるとこんな感じです。

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レンズは上記のAF-S 24mm f/1.8G。レンズが軽いのでこれで意外とバランスは良いと思いました。上記のレンズと、キットレンズの24mmで撮り比べてみました。絞りはF4。上がZ 24-70mm f/4 S、下がAF-S 24mm f/1.8Gです。ご参考までに。

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はい両方めっちゃ写る~。キットレンズは開放になるので、少々周辺が暗く落ちるくらいでしょうか。まぁ細かい事は良く見比べて判断してください。私はレンズの評価を言葉にするのが下手です。

あとはご存じの方も多いかと思いますが愛用のAi 50mm f/1.2Sも使用しました。ボタン一つでファインダー上で拡大出来るのでMFはしやすいですね。

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◆ピークデザイン リーシュ L-BL-3

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同社のスライド・スライドライトと違い、かなり薄くコンパクトに畳める事。また、これは賛否が分かれそうですが、滑り止めがないのもポイントです。私はスライドの滑り止めに苦い思いをしているので、このシンプルさが良いです。
長さの調整も簡単、かつピークデザインは、長さの調整箇所が2か所ついているので、自分好みにしやすいですね。金具が出張ってないのも良い。
愛用しているイージースライダーは調整箇所1個でそこが結構出張ってます。
もしこのリーシュの機構で太めのストラップが出たら買うんじゃないかな。と思います。
というのも、最後になりましたがこのストラップ、細いです。見た目はいいですし、今の重量だと問題ないですが、何度も言っている本命のZ 50mm f/1.2 Sを付けた重量で使用すると、肩に食い込みそうだとも思います。
そこでもう少し太いといいなぁと思った次第です。
また、今回はD750にイージースライダー・Z6にリーシュを付けて二台持ちして歩いていましたが、やはり片方細いだけで絡まりにくい気がしますね。見た目もちょっとすっきりです。

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最後に

長々と所感を書きました。お付き合いいただきありがとうございます。
これはD750を使いつつも、相談を受けた場合よく言っている事なのですが、やっぱりデジタル機器は新しいものの方が良い!(新型のZ6Ⅱが出ますが…)ですね。
もちろん慣れている人はちょっとくらい型落ちした機種でもちゃんと写真を撮れます、仕事で使っているのも慣れた数年前に出た機種。なんて方も多いと思います。またその機種で撮ってるの?という写真家さんもいたりします。ですが(使いこなす機能が多すぎて大変な面もありそうですが)確実にカメラは進化し、誰でも、初心者でもオートで綺麗に撮れるようになっています。

そして数年ぶりにデジカメを新調しましたが、使うカメラが変わるだけで、個人差はあれどやる気が上がったり、楽しくなるのではないかと思います。モチベーションが上がっていると感じます。

また、ズームレンズが驚く性能(コンパクトさも含め)だったので、Zのズームレンズなら欲しいかな…と思ったりします。お値段は今考えに入っていませんが。これだけ軽ければ、私でも楽に一日仕事でつかえそうではあります。

とそんな所でお開きにしようかと思います。
2年前の機種でこんなに衝撃を受けているのですから、Z6Ⅱ・Z7Ⅱの発表・発売も楽しみですね!

それでは改めまして最後までお付き合いいただきありがとうございました!

また何か書きますのでその時はよろしくお願いいたします~!

2020/10/01 isasaka
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