この話は【僕の大好きだった人】第14話になります! 目次ページはこちらから↑ 君とさよならした日、 マンションの前のイチョウの木が満開に黄色く染まってて 僕はそれを見ながら何も考えられなくて、煙草吸ってた。 僕の大好きだった人~僕が大好きになった人~ 言わなきゃ良かった… で頭の中がいっぱいで、どのくらい時間が経ったかもわからなった。 どうしたらいいのかわかんなくて ただ、呆然としてた。 ガチャ と部屋の扉が開いたから びっくりしてそっちを見たら コンビニ
この話は【僕の大好きだった人】第13話になります! 目次ページはこちらから↑ どう考えても僕はおかしい。 そもそも好きってなんやっけ? マモルへのそれは明らかに他の人に対しての好きと違うものだって この頃には自分でもわかってた。 僕の大好きだった人~告白~ 伝えてしまうと全部終わっちゃうのかな… そもそも何の為に伝えるのか、わからないよな。 マモル君も困るやろうし 今の関係が壊れるのは僕も困る。 誰にも知られちゃいけないから 誰にも相談出来ないし けど、
最初に嘘をついたのは僕だったか君だったかなんて もう随分と昔の事だから覚えてないけど 最後病室のベッドの上で「僕がいるから大丈夫」 これが最後に僕が君についた嘘だった。 【嘘つきあって抱きしめあって】 まだ10代だった僕達は 良い事も悪い事もわけわかんなくて 倫理観の成長過程を一緒に過ごす中で 多分、今だったら 人からえらく非難されるような事も沢山あった。 「これ出来たら楽しいよね!」 そんな事は出来るわけがないって周りの人が言えば言う程、 君がキラキラしていくのを
この話は【僕の大好きだった人】第12話になります! 目次ページはこちらから↑ 街はキラキラと光っていて 恋人達は手をつないで、笑ってた。 コートを脱いだ僕を見て 君は初めて… 僕の大好きだった人 ~ピッカッチュウ~ クリスマスも近い!!って事で バイト先で仮装パーティに近い催し事が。 スタッフ全員にオーナーが買ってきてくれた(多分ド〇キ) 寝巻みたいな着ぐるみを着て接客してた。 オーナー「これクリスマスまでは使うけど 終わったら各自持って帰ってええからね!それまで
この話は【僕の大好きだった人】第11話になります! 目次ページはこちらから↑ 僕の大好きだった人~パレードに魅せられて~ 初めての関東ツアー初日の事も、とても鮮明に覚えている。 地元からわざわざ関東まで足を運んでくれた、お客さん達の笑顔も。 初日が終わって、ライブハウスの店長さんに挨拶をしに行ったら 「君達、このままじゃ多分売れないよw」って言われた事も。 関東弁でいきなりむっちゃ言うてくるやん! と思った僕に 「ボーカルの子?君、モテるでしょ?」 と言われて、
この話は【僕の大好きだった人】第10話になります! 目次ページはこちらから↑ 僕の大好きだった人~夜が怖い理由~ 俺…なんか… おかしいよな…? なんで、こんなにマモル君に触れたいんやろ… なんで何でも最初に、マモル君に伝えたくなるんやろ… てかこないだの事もあるし… もしかして,俺…バイなの? イヤ!!!違う! マモル君以外の男に興味無いもんな。 そんなはずないやろ。 そんなはず ないよな? 僕は子供の頃、 父親の仕事の関係で何度か引っ越しをしていて
この話は【僕の大好きだった人】第9話になります! 目次ページはこちらから↑ 僕の大好きだった人~初めての2人旅~ マモル君と、どっか行けるの楽しみや。 よくよく考えたら、一緒に居る時間は多いのに 2人だけ!ってあんまり無いねんよな。 この頃の僕はまだマモル君の事を 自分にとって特別な人…ぐらいに思ってた。 マモル君「同級生がよく遊ぼ!って言ってくるねんけどさ」 「うん」 マモル君「なんか毎回、2人で銭湯行こ!って言ってくるねん」 「えー?」 マモル君「ちょっ
この話は【僕の大好きだった人】第8話になります! 目次ページはこちらから↑ 僕の大好きだった人~マモル君の涙~ 【うちの事務所から音源出してみないか?】 小さなインディーズ事務所と契約をした。 ライブ、スタジオ、作曲、レコーディング、アルバイト、 目まぐるしく過ぎていく日々。 レコーディングに徹夜で向かって 全く声が出なくて、歌えなくてすごく怒られて なんで俺が怒られなあかんねん! 無茶苦茶なスケジュール組んでるの、そっちやんけ!と逆切れしてた。 活動を続けてる
この話は【僕の大好きだった人】第7話になります! 目次ページはこちらから↑ 僕の大好きだった人~夢に向かって走り出せ!~ 「マモル…俺…お前の事…愛してる‼」 マモル「星屑君……俺に先に言わせてよ!俺も愛してる!!」 「抱っこして!」 マモル「ほら!おいで!!」 まだあんまりにも幼かった僕達は 愛も恋もなんもわからなくて ただマモル君が大好きだった。 時間を少しだけ巻き戻して Mちゃんとマモル君が付き合いだして、間もない頃。 マモル君「ちょっと地元の子が、星
この話は【僕の大好きだった人】第6話になります! 目次ページはこちらから↑ 【僕の大好きだった人】~夢と現実~ マモル君「ちょっと最近、星屑君元気なくない?」 「いやそんな事無いよ!」 まだマモル君への返事もしてないまま数日経ってた。 僕の周りは歌が上手い人が多い。 幼馴染も同級生も親戚も。 ちょっと思い出しただけでも何人か居る。 高校の同級生達とのカラオケで マイ「ねぇ星!あれ歌ってよ!ほらあの、こないだ歌ってたやつ」 「あー、うん次入れるわ」 ケン「え
少しだけ脱線して 僕が今これを書いている理由を少しだけ話したいと思う。 この記事を読んでくださってる人の中には 星屑NFTとしての僕じゃなくて 別名義での別の活動を応援、支援してくださってる方もいるから なんで今そっちに力入れてるの?意味わからんねんけど!! 待ってるねんけど!と思ってる人達への言い訳と 逆に星屑NFTを先に知ってくださってた方は え?なんか突然むっちゃ書き出すやん! と思われてる方もいると思う。 結論から言うと 僕は音楽の世界では成功しなかった。
この話は【僕の大好きだった人】第5話になります! 目次ページはこちらから↑ 【僕の大好きだった人】Mちゃんとマモル君の初デート Mちゃんが僕の家に泊まった数日後 猛アタックの末、Mちゃんとマモル君は付き合いだした。 僕は僕で 好きな人と好きな人が付き合いだしたんだから それはそれでハッピーな事なんじゃね? みたいな気持ちに落ち着いた。 マモル君「ねね!星屑君…今週末って空いてる?」 「ん?空いてるよ?どした?」 マモル君「ちょっと一緒に買い物行かない?」 「全
『星君!元気ですか?』 『おうよ』 着信康介 すぐに鳴る電話。 「どした?」 康介「いや星君の返信が、変やったので!何かありましたか?」 「いや大丈夫よ!心配させたならごめん」 康介「何もないなら良かったです!今日晩御飯行けますか?!」 「わかった、夜電話して」 康介「はい!20時頃電話します!」 相変わらずに優しくて可愛い康介に なんか後ろめたい気分がずっともやもやしてた。 康介「これ見ました?凄い笑ったんですけど」 居酒屋でいつもみたいに呑んでて 携帯
こちらの記事は虹を越えたその先で~康介の事~の続きです 【短編】虹を越えたその先で~病院にて~ 夜中の病院はとても静かで 薄暗い廊下で康介が出てくるのを待ってた。 時間も結構経って外が少し明るくなった頃 「やっぱりインフルでした…」と康介 「そっか、どうする?家送る?」 康介「どうせ今日休みで実家帰るつもりやったので一旦実家で寝ます」 「わかった道案内だけしてね送るわ」 康介の実家に着いたら 康介の母親が迎えに出てきてくれた。 康介の母「ほっくん!お久しぶり
僕は地元に可愛い後輩達が数名いるのだけど 今日は少し康介(仮名)について書こうと思う。 結構昔から顔は知ってて いわゆる好青年!みたいなタイプで。 サッカーやってそうな爽やかな見た目と 誰かに少しいじられて顔を赤くしてるのを見た事があるぐらいで 喋る機会も特になかったのだけど たまたま僕の車で康介を家まで送ってあげる機会があって 康介「星屑さん、良かったら今度ご飯行きましょうよ!連れてって下さい!」 「うん、また行こうね」 なんて軽い社交辞令のやりとりが数回あった
皆様どうも、星屑です。 数年前、友人との電話。 星屑「いや俺も最近,色々悩んでるのよ?」 マモル「まぁあれやなぁ… 星屑は…バクやからなぁ。」 「ん?バク??…」 マモル 「いや,夢を食べて生きてるからバクやろ?」 「ぁぁ・・なるほどね」 マモル「この頃おいしい夢ばっかり食べ過ぎて,お腹壊してるだけやろ? そのうち治るから大丈夫!」 うん。 確かにそうだ。 最近はおいしい夢ばかり,食べ過ぎたのかもしれない。 この話のタイトル【僕の大好きだった人】 多分