北風と太陽はよく出来た話ですよね。
皆さんご存知ですか?
北風と太陽の話。
ここでの説明は割愛させていただきますが
人の心理をうまく捉えた話ですよね。
仕事で考えると
売る側と買う側として置き換えれるなと。
売りたい商品。私達で言うと販促的に行うディナーコースだとします。
どの食材を使おうか、どんな組み合わせにしようか。このキッチンの規模、人数で出来るオペレーションも考えながら構成を組み立てていきます。一生懸命考えたんだ。
ぜひ買ってほしい。ぜひこのコースを食べてほしい!!
と意気込んで売り始めるわけです。
それがだいたい転けます。
すでに知っていただけている方、期待してくださってる方には買っていただけます。今回はどんな驚きが?楽しみだなって。
ただ数回しか通ったことない、食べたことのない買う側のお客様にはなかなか届きにくい。
見えるのは値段、コース内容、押せ押せモードの店員。つまり北風です。
美味しいからぜひー!って感じでしょうか。
観光地とかイベントではいいかもしれませんね!
逆にこのコースを売りたい!店舗を構えて新規で回るようなお店ではない。その場合の太陽はどんな作戦でいくのでしょうか?
もちろん買ってほしい気持ちは一緒です。
いや絶対買って欲しいです。
買って欲しいものを伝える中に結果だけでなく過程や想いを伝えることで人の気持ちは動くのではないでしょうか。時には言語化、可視化も必要です。
買いたいなーといつのまにか思えるような買い手側の心を動かすための方法を考えてみるのが商品を売るための一歩だと思います。
売る側の気持ちばかりで買う側の気持ちを考えてないことはよくあることです。私達も気をつけなければ。