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身も心も落ち着けることができる『居場所』
子どもにとっても、大人にとっても大切ですよね。

何といっても代表格は『家庭』だと思います。
他にも、ぼくは、子どもが生まれる前は居酒屋に入り浸ったりして(笑)これも立派な居場所ですね(笑)

我が家は、4人の子育て奮闘中で、
家以外の子ども達の居場所がいくつかあることに、とてもとても感謝しています。

昨日もちょっとした出来事があったので、改めて書き起こしてみたいと思います。


冒頭の素敵な絵は、まるいみさきさんが描かれたものを使用させていただいています。ありがとうございます!!
身近な公園には、立派な大木があり、その足元のベンチ。そこが子どもたちの居場所になっている。そんな雰囲気ですね、ステキです。約束してなくても、そこに集まってくるようなそんな居場所ですね。



①昨日のできごと

夕方、仕事中に、登録のない電話番号から電話がかかってきました。

「あ、あの件で頼んでいた業者さんかな??」と思いつつ、電話に出てみると、、、
よく聞き覚えのある声(笑)

『お父さ~ん・・・』
ウチの中学生の息子です(笑)

「(笑)どうしたんか?(笑)」
『家のカギ忘れた~・・』
「(笑)それ、誰の電話からかけてきたん?」
『K君のお母さんの電話』

遠隔操作で、妹がカギを持っていたので、家族ぐるみで仲良しのK君の家まで妹に行ってもらって対応しました。
(ちなみに兄から妹へ、300円でお願いしていました(笑))

妹はK君の家は、少し距離が離れているので、なんとなく分かるぐらいで自信がありませんでした。
ぼくから、「たぶんナンバーが〇〇〇の車がとまってるから!」とヒントを言っていると分かったようです(笑)

ウチの子ども達には、ぼくの電話番号を覚えさせていて、
困ったときには、近くの人に電話をかけてもらいなさい
と言っています。

こんなときに役に立ちましたね(笑)


②実は常習犯

このカギ忘れによる、他のご家庭の厄介になるのは、コイツらは実は常習犯です。

小学生組なんてしょっちゅうです(笑)

ぼくたち夫婦が、家に帰ってきて、
「あれ?まだ帰ってきてない?ランドセルもないな・・・」
というときは、隣りの家に、ピンポーン「ウチの子、来てないですか~?」
『いますよ~(笑)』

カギ忘れたので、隣りの家にかくまってもらっています。
家に入れなかったら、図々しくも、隣りの家を訪ねるという居場所(逃げ場所?(笑))があるんですね。
ぼくなら出来ませんが、子どもなら良いか?(笑)
羨ましくもあります。



③学童保育クラブ

小学校低学年の頃、保育園から小学校にあがって、
家でお留守番は心細いと、小学校の授業後、学童保育クラブに通います。

ウチの学童保育クラブは、かなりの人数が利用しています。
新1年生だと、6割?7割?ぐらいの人が利用しているんじゃないかなぁ。

放課後の、『子ども達の居場所』です。

友達と一緒に過ごせるし、親子ともに安心できる居場所です。

共働きの親からすると、とてもとても感謝でいっぱいの居場所です。



④公園に集合!

ぼくが子どもの頃は、『子どもが外で遊ばない』が社会課題だったように記憶しています。
今では、
このまちは、公園がいくつも充実・整備されていることもあってか、
どの公園にも子ども達がいっぱいいます。

ウチの子ども達も、家にいるより、すぐ外に遊びにいきます。
カツオ君のように、家に帰ってきたらランドセルを放り投げて、公園に一目散。

『公園に行けば誰かいる』
そんな気持ちで公園に向かっています。

子ども達の集合場所ですね。
そんな場所があるっていうのは、とてもとてもありがたいことです。


⑤親どうしの関係性

ウチに遊びにくる子ども達の友達には、必ずぼくに挨拶をさせます。

「ほら、ウチのお父さんに挨拶して!」
ってウチの子どもが友達に促しているのが聞こえます(笑)

挨拶しない子は帰させます(笑)

何度か顔を合わせていくと、ぼくもその子の名前を覚えます。
(妻は1回で覚えますが(笑))

子ども達の関係性が見えてくると、親どうしも仲良くなっておくと良いなと思います。

なので、ウチの子がそっちに遊びに行ったときなどは、ぼくの電話番号なりを渡してこいと言います。
新手のナンパみたいですね(笑)

でも、お互いに連絡先を知っておきたいというのは、どの保護者も同じような気持ちではないでしょうか?

子どもを通じて親どうしが知り合うと、それはそれは便利だし、安心です。

さっきの逆パターンで、急遽ウチでかくまったことも何度もありますし、ウチでお昼ごはん食べさせたりとか、一緒に遊びに連れていったりとか。

親が繋がることで、子どもの居場所が増えます。
とても大切なことだと思いますし、ぼくも子ども達に関連する繋がりに感謝しています。


⑥地域コミュニティ

こうした友達やその親どうしの関係性も、このまちのなかでの地域コミュニティのひとつです。

このまちに知り合いがいっぱいいる。
このまちに居場所がいっぱいある。

これが地域コミュニティだと思います。

また、子ども達には、家の前を通る人にはみんなに挨拶をしなさいと口酸っぱく言っています。
ご近所の人たちはみんな顔見知りです。

自分のこのまち、その居場所を一緒に温めてくれる、そんなご近所さんネットワークです。


⑦『地域教育』

北九州市では子どもたちの育みにあたり、3つの柱があるとされています。
『学校教育』、『家庭教育』、『地域教育』です。

学校と家庭の教育は言わずもがなですが、
『地域教育』って何だろう?

ご近所のカミナリ親父が何かにつけて子どもを叱りつけるなんて、イマドキありません。
地域住民が子ども達に何かを教えるっていう方向性はなかなか難しいです。

ぼくは、『このまちのなかで、育まれる』っていう風に捉えています。

つまり、このまちというフィールドのなかで、勝手に育っていくということです。

このまちの居場所のなかで、
このまちの人たちに囲まれ、
その文化や風習、雰囲気のなかで育っていく。

我が家の家庭教育はイマイチかもしれませんが、
このまちの地域教育には感謝するばかりです。



様々な繋がりのなかで、

それぞれの想いを重ねた場所で、

子ども達が自分の『居場所』に、愛着や安心をもちながら育っていってもらえると良いなと思います。


自分の居場所への愛着は、
『自己愛』に繋がると思います。

このまちを大切に、自分を大切に。
このまちを好きに、自分を好きに
なって成長してほしいなと思います。


長くなってしまいましたね、
今日もご覧いただきありがとうございました。
関連する記事についていくつか貼っておきます。

地域教育に関してはこちらのムービーがわかりやすいので、ぜひご覧ください。(6分30秒あたりからです)





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