今年の振り返りと来年の生き方
もうすぐ2021年も終わる。
今年はnoteをたくさん書いた一年だった。今まで布団の中で頭の中でぐるぐるぐると反芻してきた思いを文章に構成してアウトプットするという作業は頭脳作業が苦手な体調ではかなりハードだったが、一度世に出すとあまりとらわれなくなったので、頑張ってよかった。
去年といえば、数年もの間生きるか死ぬかの状態で生きてきたところからようやく複数人での会話について行けるようになり、投資に積極的になれるようになったりnoteで長文を書くようになったりして、自分の回復力を信じで新しいことにたくさん挑戦した。前しか見ずに突き進んで自信を取り戻せた一年だったと思う。
対して今年は少し停滞してnoteでは自分を振り返る年であり、また、noteでもnote外でも人とコミュニケーションがまともに取れるようになった喜びが大きくて「もっとたくさんの人と繋がりたい」「今まで世界が狭かった分たくさんの人と話したい」という気持ちで他人の動きをよく見てきた年だった。
有名になりたい!とまでは思わなくても「あれ、今日さりな見ないけど大丈夫かな」くらいには認知されるようになりたいし、そういう居場所が欲しいとうろうろしていたし、「かわいい!」「好き」「すごい」と言われたいみたいな、他人を意識する、シンプルに言えばかまってちゃん的な思考で過ごしていたように思う。それで愛されたい症候群が爆発していた。
でもそれは馬鹿馬鹿しかった。
雑多な匿名のネットコミュニティに関しては下品でガラが悪い者たちの集まりで感覚がずれている。
病友は若くして病気になったと言っても、仕事、恋愛結婚、子育てを経て病気になっているのだから順番通りで、一応ライフステージはクリアしてから病気になっている。家族を生き甲斐に闘病を頑張っている人たちの中で私は家族がいない。恋人もペットもいない。何も語れない。元気だった時代がないので過去話もない。
投資家はみんな健康に長生きすることを前提に資産運用している。それにSNSを積極的にやるタイプは稼ぐ力や経済を語れる自分、家族を大切にしている自分アピールが強い。私のいる次元など彼らからしたら意味がわからないだろう。
どこにいても自分だけ違う。
幼少期からあまり多くの人がしないような経験をしてきて人との共通点が少ない。人生必死で趣味を楽しむ余裕はなく、遊びを知らない。
同じ可哀想で異質なタイプでも依存体質で子供っぽい未熟さがあったらまだ保護欲求に訴えられたのだろうが、警戒心が強く批判的でニヒルな思考になってしまった。おかげで誤解されやすく、損ばかりの人生だ。
とても仲良くなりたいと思うタイプではない。自分でもわかる。
30代突入をきっかけに居場所探しは諦めよう。
来年は二次元にたくさん推しを見つける。
推し活が忙しくて嫌な過去を思い出す暇もなく独りでも寂しさを感じる暇もないくらいに夢中になれる推しを見つける。
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難病で体が弱いなか無収入で活動しています。サポートは大切に使います(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”