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書籍レビュー「バビロン 大富豪の教え」
本日はマネーリテラシー、資産運用系の書籍を読んだので感想でもまとめてみる。
本日紹介する書籍はこちら。
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「バビロン 大富豪の教え」です。
わりと資産運用の世界にいると書名は聞く本で、元々は漫画だったようです。
総評・感想
資産運用の世界では結構有名な書籍なので、典型的なインデックス投資優位説を唱える本だと思っていたが、いざ読んでみたら全然違った。
メソポタミア時代のバビロニア王朝を舞台に資産運用について説明をしている。
時代や出てくる産業や用語も昔であり、それを現代に合わせてイメージするのはややとっつきにくいかもしれない。
自分は学生時代世界史が好きだったので歴史的背景などは対象知識もあるが、そのへんはまぁわかってた方が面白いかも程度で知識はなくても読める。
ただ資産運用については初心者の方だと、言い回し・言葉遣いが個人的にはわかりにくく理解しづらいのではないかと感じた。
バビロニアに置き換えることでわかりやすく、説明もシンプルになっていることもあるのだが、それを現代社会に置き換えられるかどうかで好みが変わってきそうだと感じました。
そこについては直接的な表現・説明がないので、自分で想像性を働かせること、調べることが必要になると思います。
以下、印象的だった箇所と気になったことについてピックアップします。
複利の説明について
複利の効果については、青銅職人に融資をして利子を返してもらい、雪だるま式に増やしていくという説明をしている。
知識のある人からすれば市場のやり取り、お金の流れに置き換えておりわかりやすいと感じるかもしれないけど、これを始めて読んだ人が現代社会でいうと、例えば投資信託や配当の再投資がこれに当たると置き換えることができるかというと難しいのではないかと感じる。
住まいをわがものとせよ
要は賃貸料を長年払い続けるより、持ち家を買った方がいいという話。
購入時の借入金も資産運用をして返済していけばいずれ完済できる、その後は家賃に追われることもなくまた土地などは場所さえ間違えなければ恒久的な価値となる という話。
最近このへんについては色々考えるところがあるし、色々な意見はあるだろうけど自分は都会に住むなら持ち家派だ。
長期的に見ればその方がキャッシュフロー的にもプラスであるからだ。
コミック版は読んでないけど.…
最初でも述べた通りいい回しが難しいところがあり、あとページあたりの文字数も並の書籍より多いのでコミック版の方が絵もあって読みやすそうに感じた。
興味ある方はそちらから手に取る方がオススメかもしれません。
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